概要
バブウ総合研究所の巨大グラスのバイオ液の中で活動停止中のネオマルハーゲ三大王の1人。IXEXの白幻死装徒の上司でもある。
バブウによってカプセルで育てられていたものの、邪ティとブーメランパンツ丸に研究所を襲撃しれた際に逃走、東京マルハーゲ23区の中枢部(様子はどう見ても平和な幼稚園なネオ新宿区)に突入したボーボボ一行にさりげなくもぎれ込んでいたが、ボーボボが2人いるというとんでもない状況になったことで彼と対立する。
その姿は真っ黒になった、ボーボボというべきであり瓜二つ、ブラック鼻毛真拳の使い手であり、さらにボーボボよりもおバカな姿も。
ボーボボを倒し自身が本物のボーボボになるという野望を抱いている。また、ボーボボ以外にもビュティに対し、赤っ恥体験を話さないから許してと発言できるぐらいに彼女を知っていたりと不可解な一面も。
ボーボボの技と全く同じ技を繰り出すブラック鼻毛真拳の使い手であり、鼻毛を操ることはもちろん、三大極意クラスの技まで使用することまで出来る。
彼曰く、裕福な生活していたボーボボの奥義など、雪降る人混みの街頭の中で1本5万の国産高級マツタケを売っていた「マツタケ売りの少女」として極貧だった過去を経験した自分に使えぬはずはないとのこと。
ブラック・ボーボボを探しに来た柊、邪ティらと共にネオ新宿区の「決死の爆笑ハジケ塔(タワー)」でボーボボたちと対峙する。戦いの中でボーボボを一方的に融合し、右手側は白色・左手側は黒色に左右で色の違う戦士「ジェミニ・ボーボボ」と化す。この姿ではボーボボ、B・B両方の外見的特徴が現れているものの、仲間のはずの天の助や首領パッチを一方的に攻撃したりとB・Bの精神に染まっている。
だが悪に染まったボーボボを前にして首領パッチは怒んパッチに変身、一対一の激しい戦いとなり、彼が自分と対等と認めた男に対する想いをのせた必殺技「怒雷蜂」で融合が解除、反撃の聖鼻毛融合で融合した真説ボボパッチの助によって3人まとめて倒された。
ブラック鼻毛真拳
ボーボボ同様ぶっ飛んでいたりパロやったりとハジけた鼻毛真拳を使う。
主な技・奥義
- やわらかアフロ戦車
ゆるい外見の戦車になって突撃する。元ネタは連載当時のモロ流行キャラ。
- 熱炎漢浪漫
作者も忘れかけていたぐらい前(無印12巻奥義124でのギガ戦)でボーボボが使用した三大極意と同じ技。彼と同じく両手両足で放つことで4倍にした漢拳を放つ。
- おはぎ
B・Bにあってボーボボにない奥義。地面に皿を置いてその上に自身のアフロを乗せることでおはぎを表現する。一見するとただのモノボケだが、つられて食べついたボーボボをアフロで吸収・強制融合しジェミニ・ボーボボへと変貌する。
ジェミニ・ボーボボ時
この状態の奥義は究極鼻毛真拳超奥義となる。
- 毛進
ガンジーと読む。
ボーボボが強制融合され戸惑う首領パッチと天の助を容赦なく攻撃した。
- 天と地とぉぉぉー
サングラスをかけた馬(?)のような生物にまたがる鎧武者となって相手を切り裂く。
- 死の「男2人合コン」
柊との超協力奥義。「飲み屋号魚八」と書かれた居酒屋のテーブル席に車輪をつけたような車で相手を轢く。
席の上に置かれたコンパグッズから女性陣にスッポカされたことが察せられ、恐ろしいほどの負のオーラを発する悲しい技となっている。
- 豆腐の角に頭ぶつけて死ねー
怒んパッチとの1対1での戦いで使用、豆腐に思いっきり叩きつける。すかさず超奥義「玉子豆腐の角にも頭ぶつけて死ねー」につなげて連続攻撃した。
- よくある最終ステージの不条理な攻撃
ボーボボの行動を読んで彼の気をそらそうと罠を設置した怒んパッチに対し、それをスルーして8-1と書かれた土管に入り込んでゲームさながらの不条理な攻撃を仕掛ける。
- 安らぎの一時
布団をひいて、相手と添い寝する。
ただ休んでるように見えたが、実際は布団の中で激しい戦いが展開されており、タケノコソードと超奥義「孫の手かゆいとこ無しぃ」で剣戟が繰り広げられていた。
正体
雑誌連載部分では正体が明らかにはされず、読者からの要望に応える形で単行本7巻短編で正体が明かされた。
真説開始1年前にツルリーナ3世によってカゲの世界で邪ティと共に発見された「影のボーボボ」であった。
なお3世はボーボボ組全員の影を見つけるつもりだったが、カゲの世界は場所も組織も関係も無くただ個人のみが存在する場所であり、特定の人物のカゲを見つけるのが困難ゆえに2人しか見つからなかったとのこと。