放送局概略
系列 | JFN |
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略称 | FMA |
愛称 | @FM |
コールサイン | JOCU-FM |
親局 | 名古屋80.7MHz/10kw(東山タワー) |
親局送信所が中京テレビの本社内にあるためか、中京テレビおよび読売新聞の主催するイベントなどのCMが流れることがある。
開局から現在に至るまで
日本最初のFMラジオ局はNHKによるものであるが、FM東海は学校法人東海大学が設立した実験局であくまでも非営利放送局だった。なので営利目的のラジオ局としてはこのFM愛知が最古となる。ただしコールサインの割当はアルファベット順だと3番目である。(1番目はFM東京、2番目はFM大阪)
1969年12月24日開局時の社名は「愛知音楽エフエム放送」で最初にかかった曲はドヴォルザークの「交響曲第9番『新世界より』」の第4楽章だった。
開局から1980年末頃までは、歌謡曲・演歌以外にもクラシックや民族音楽など多彩な音楽を放送しており、現在のNHK-FMに近い性格を持っていた。しかしZIP-FMの開局などで2000年代半ばまでにクラシック音楽番組の枠は消滅してしまった。
1996年にスタートさせた文字多重放送(見えるラジオ)をJOCU-FCMのコールサインで継続していたが開局45周年を迎えた2014年に終了させた。
若者のラジオ離れや他のラジオ局の台頭により、存在感が薄れてしまった事もあり、2015年4月から愛称を「@FM」(アットエフエム)に変更してリニューアルを図った。
放送形態と番組
5時を起点とする24時間放送が基本だが、日曜日のみ深夜1:55で放送を終了し放送機などのメンテナンスなどを行う。
FMラジオ局としては珍しいアニラジ番組を1枠放送している。その番組とは神田朱未のわたしのすきなこと。で地元出身の声優でメインパーソナリティの神田朱未が「FM局でアニソンを流したい」という熱い思いから生まれた番組である。
2009年11月1日から2013年3月31日まで放送されていた。
2013年4月7日からはメインパーソナリティが斉藤佑圭に交代。合わせてタイトルをわたしのすきなこと。2ndに変更。この形態で2015年3月29日まで継続され、同年4月5日からはメインパーソナリティーが三上枝織に再度交代し番組名ももっと!わたしのすきなこと。に変わる。しかし番組の基本的な構成であるトークとアニソンを流すは構成は変わっておらず、FM山口のウキウキ放送局と並んでFMラジオ局の中では珍しい番組といえる。