概要
大阪府の2局目の民放FM局として1989年6月に大阪市北区南森町に開局。関西圏のラジオ界で他の追随を許さない存在感を示す。
東京のJ-WAVEなどとJAPAN FM LEAGUE(JFL)に加盟している。
局が選んだ曲を一定期間集中的にオンエアする、ヘビーローテーションシステムを最初に取り入れた放送局であり、ここからブレイクしたアーティスト、曲も複数ある。この辺りはニコニコ大百科の同記事が詳しいのでそっちに譲るが、代表的な歌手として山崎まさよしが挙げられ、ヒットシングル『One more time,One more chance』は初週における販売実績の過半数を大阪府の聴取エリアで占めた。FM802伝説の始まりとなった事件である。なお、ライバル局にFM OSAKAがあり、こっちも対抗意識としてヘビーローテーションのようなことを始め、それでブレイクした歌手がJUDY AND MARY(『OVER DRIVE』をプッシュした)だったりする。
また、ヘビーローテーションではなかったが、植村花菜の「トイレの神様」を最初にフルコーラスでオンエアした放送局であり、同曲の大ブレイクのきっかけを作ったことでも知られる。
特徴
開局当初から既存のFM大阪やAMラジオ局との差別化を図るべく、ファンキーな選曲をメインとし(開局当初のキャッチフレーズは「FUNKY MUSIC STATION」」)、どんなにリクエストが多数来ても絶対にオンエアしないアーティスト・曲があることで有名。(具体的にはジャニーズ、ハロプロ(ただし、モーニング娘。はデビュー当初はオンエアしていた)、AKB48などのアイドル系が多く、他に小室ファミリー(TMNetworkは除外)、織田哲郎作曲のBeing系(B'zは除外)、演歌や歌謡曲も対象外。ただし他のアーティストがカバーした場合は別、例えばTOKIOの宙船は作詞作曲者である中島みゆきがカバーしたものは何回かオンエアされている)
春の聴取率調査期間(いわゆるスペシャルウィーク)でのメイン賞品である野外音楽ライブMEET_THE_WORLD_BEATには大物が多数出演することもあり、毎年200万通近い応募がある。
なお、2010年から同じく大阪府の民放FM局で、大阪市・堺市・京都市・神戸市・尼崎市・奈良市・関西国際空港を対象エリアとするMegaNet系列のFM_COCOLO(76.5MHz)の番組編成・制作全般を受託するようになり、2012年からは名実ともに1局2波体制となっている。
番組
2023年1月現在。
- on-air with TACTY IN THE MORNING
- UPBEAT!
- THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS
- EVENING TAP
- ROCK KIDS 802
- SATURDAY AMUSIC ISLANDS
- OSAKAN HOT 100
過去の番組