G11(ドールズフロントライン)
じーじゅういち
ドールズフロントライン(旧名:少女前線)に登場するH&K社によるG11をモチーフにした戦術人形。
キャラクターデザイナー:音符
CV:福原綾香
レアリティ: 5(LEGENDARY)
種別: AR(アサルトライフル)
青みがかった白髪に眠たげな表情が特徴的。
全体的に服を着崩しておりヤンキーが被ってそうな黒緑色帽子の中にワインレッドの布地、黒の模様入りスカーフ、帽子と同じ色の上着と白地のシャツ、ズボンは黒のホットパンツで靴は赤白だが靴紐を結んでおらずぶかぶかな状態で履いており全体的にだらしない立ち絵となっている。
性格もその立ち絵の通り「ものぐさな性格」をしており、スキあらばサボったり寝ようとするが、反面戦闘となると少し勇ましくなる。
さっさと終わらせて寝たいのか、もしくは睡眠の邪魔をされて怒っている様にも捉えられる。
抱きまくらの様に抱えて持っているモチーフとなった銃はG11の最終モデル「G11K2」で有りアタッチメントを装着出来る部位は無く付属のスコープのみで有る。
戦闘時のSDキャラは排莢モーションが無い、これはモチーフとなったG11が排莢を行わない「ケースレス弾薬」を使用している事を反映したもの。
スキン
5種類存在する。
引きこもりゾンビ
ハロウィンスキンガチャで登場。
いつもの服装をボロボロに仕立て、包帯でぐるぐる巻きにし頭にナイフが刺さったいかにもゾンビっぽい立ち絵。
SDキャラも特徴的でダミー人形がやられた際「404」と書かれた墓石が降ってきたり、勝利時にもジャック・オ・ランタンが降ってきて頭に当たったり、宿舎ではジャック・オ・ランタンを抱えていたりとユニークでハロウィンらしくなっている。
Dragon Jr.
服装も名称の通り怪獣の様だ(それにしてはケースに某恐竜映画のロゴそっくりのロゴがあるが)。
一番素敵な贈り物
クリスマススキン。
クリスマスツリー風のソファーに座っている。人をダメにするソファーなんだろうか。
ショートアニメ「癒し篇」に登場している。
福ねずみの寝正月
新年の晴れ着スキン。
ものぐさな彼女の晴れ着は、一体誰が着付けをしたのだろうか。
勇気を求めるレッキスラビット
大陸版の配信4周年で行われる予定だった、リアルイベントのキービジュアルのスキン。
イベントそのものは行われなかったが、スキンは実装された(有料販売)。
一応統一テーマなのだが、彼女はうさ耳が衣装に無い(代わりにウサギのぬいぐるみを持っている)。
混迷のシンフォニー
ゲーム内では
謎の多い404小隊のマスコットキャラクター、小隊内ではアタッカー兼狙撃手。
こちらでもものぐさキャラであり、よく寝ている描写が多くその度に叩き起こされるか引きずり回されたり、もはや起きなかったらケリを入れられたりと中々雑な扱いをされている。
そんなグータラな彼女を叱りながら世話を焼く416のコンビは404小隊の名物であり日常である。
ただ隊長であるUMP45の事は恐怖対象であり、命令を聞くだけでしゃっくりを起こすレベル。
戦闘に成ればやはり404小隊の1人、戦闘能力は高く残酷でえげつないと評されるレベルである事が示唆されている。
損傷絵で確認出来るが実は目が据わっており、もしかするとこっちが本性なのかも知れない。
実は怠けている様に見えるのは搭載された射撃管制コアがエネルギーを占有しているせいで他の機能、特にメンタルモジュールが抑圧されてしまっていたからである。
パニックを起こすと記憶がフラッシュバックするらしく、メイドか家政婦の様な発言をする事から前職は「メイド人形だったのでは?」と言われている。
ちなみに404小隊の整備を担当するデールは彼女と同じ姿のメイド人形を仕えている。
一時期Wikiに「ぶっ壊れ」と書かれていたレベルの射速型アサルトライフル。
真面目に説明しても「アサルトライフルの革を被ったマシンガン的なナニカ」と称されている、これについて説明していこう。
先ずアサルトライフル内での射速値は堂々の「1位」、時点との差も大きく離れており随一。
次にぶっ壊れと言わしめたスキル:「ストームアイ」、開幕6秒で発動しスキルレベル最大で「4.5秒間、攻撃時にターゲットへ3回ダメージを与える」というもの、つまり「実質DPSが3倍」になる。
何より利点は火力3倍ではなく「ヒット数3倍」であるため他のバフにも競合せず火力系バフを乗せた時の効果が高くなる強みを持つ。
上記の性能も相まって陣形範囲は前方1マスと狭いが火力上昇30%、回避上昇10%とサブタンク役のサブマシンガンと相性が良く回避上昇バフで被弾自体も少しではあるが軽減されるという、こちらも416並に殺意の高いキャラ性能をしている。
射速型アサルトライフル全般に言える事だが長期戦向き、その中で随一の射速とスキルで持続的に火力の上昇するスキルを持つ「MG5」すらも置いてけぼりにするDPSを叩き出すキャラクター、それが「G11」である。
反面デメリットも存在する。
先ず自身の火力自体はAR全体で下位でありスキルが火力上昇系のバフでは無い為に1ヒット毎にダメージを軽減される装甲持ちの敵には弱いという事。
命中も同様にAR全体で下位であり高回避持ちに若干弱い。
次にその圧倒的な射速値に掛ける射速バフが腐りやすいという点だろう、+23%を超えると射速上限に達してしまう為、超えないように陣形バフを考慮すると良い。
余談だが、WikiによるDPSシミュレーターによると追いつけるキャラクターはネゲヴのみ→参考リンク
もっとも30秒以上戦う場面がありマシンガン種はリロードを挟んだ間はダメージが出せない為、持続的に撃ち続けるアサルトライフル種とは差が出来る事に変わりはない。
MODについて
大陸版では、2020年8月の大型イベントと同時にMODが実装されている。
また2021年12月31日に、日本でも実装される事が決定した。
彼女にMODが実装された事により、404小隊の全員にMODの実装が完了した。
デールに頼んで強化してもらった。
G-boxと言うジュース自販機の様な車輪付きの外付けバッテリーを持参している。
これは先述での問題を解決する為に、外部電源を増やしてエネルギーを確保する事にしたのだ。…どこかで見たような飲み物の缶が見えるのだが、ツッコんではいけない。翼は授かれない。
だがその影響か別人のように性格も変わっており、更には常に掃除したりする様に成った。
その姿を見た416は絶句した程である。
能力的には陣形バフの範囲が拡張される為、使い勝手が向上。
元々強力だった第1スキルに加え、第2スキルで同一ターゲットに3回攻撃する度にターゲットのHPに対し、一定割合の追加ダメージが出る(最大で自分の火力値の3倍まで)。
装甲の影響を受けるため装甲のある敵は苦手だが、装甲が無く高HPの相手には絶大なダメージをたたき出せる。
更に、この追加ダメージは会心こそ出ないが、地味に必中だったりする。
H&K社が開発した「薬莢の出ないケースレス弾薬を使用する自動小銃」
ケースレス弾薬は携行弾薬数の向上や軽量化等の利点があるだけでなく戦場では銃器から当たり前の様に吐き出される空薬莢が足元を不安定にさせ最悪転倒に繋がったり、排出される熱を帯びた空薬莢が射撃手は周囲の隊員に当たり危険である事の解消に繋がるとされた。
このコンセプトは技術的には成功したが運用が始まると問題が表面化し始めた。
先ず薬莢の本来の役目である「内部火薬の保護」がケースレス弾薬では極端に弱く、発射時の熱による暴発や湿気の多い場所では不発弾が大量に出てしまった事。
次に銃本体の特殊な機構による信頼性と生産性に難があり、また使用におけるリロード方法も「前からマガジンを挿入し、ダイヤルを回す」というかなり手間取る事が懸念された。
この様な欠点に加え配備される頃には冷戦が集結してしまった事による予算削減で生産数もたった「256丁」のみと少数に留まることになる。
また使用するケースレス弾薬は専用弾と成る為、使い回しが利かず生産数が少なくコストの高い弾薬に成ってしまった。
※どれぐらい高いのか
G11マガジン1本に50発装填で約5万円(1発約1000円)、主流であった5.56mm弾の10倍以上の値段
ここまで悪い点を書いたが良い点もあった。
それはバースト射撃による発射速度が2000発/分と非常に早く、2点バーストで有名な「アバカン」こと「AN-94」のバースト射撃でもたどり着けない発射速度である。
また4.73mmケースレス弾薬は後にMP7の使用弾「4.6×30mm弾」の開発に生かされた。
404小隊の中では一番身長が低く、416と並べると親子レベルである事が公式で明らかにされており、416とはよく一緒に描かれてる事が多いが大体扱いは雑である。
何というか、こうやって見ると口うるさいオカンと悪ガキに見える・・・・
また、公式資料集ではイラストレーターのコメントが他と違い、「双葉杏が欲しい」んだとか。
もしかしたらG11のものぐさな性格は彼女に由来しているのかも(彼女の中身は別人だけど、他の人形の声で双葉杏の中の人は出ていたりする)…
ショートアニメ「癒し篇」では本人が登場する以外に、「見せられないよ!」枠としても使われていたりする。大陸版では規制ないのに。
ちなみに「癒し篇」では専ら寝ている事が多くあまりセリフは無い。
416を抱き枕にして寝ていたり、M4のカオスな夢の中にも登場する。
ただ第2話では夢のようなものを見ていた模様(M4A1以外の戦術人形は夢を見ないはずだが・・・?)
「狂乱篇」では第2話以降登場。
文字通り、「闘志満々」になっていたり、グータラしていたり、辛辣なツッコミを入れたりと意外と活躍するシーンは多い。
G36「G11ぃぃぃ!!」
…何が起こったのかは本編を見られたし。
「癒し篇2」ではどういうわけか超能力を持つようになっており(本人曰く目が覚めたら)、また寝不足の人を安眠させる眠り教の教祖となっている。また窮地に立った404小隊を助けたりと意外な活躍を見せている。
「癒し篇」ではあまり喋らなかったが「癒し篇2」ではちゃんと喋っている。
以下、ネタバレ注意!!
彼女の出自は所有者にぞんざいに扱われ、捨てられてしまった普通の民生用人形である。
自分の元の名前は本人曰く分からないらしい。
その後、違法人形密売を行っているチンピラに見つかってしまい、痛めつけられ売られそうに成っていた所を、一部始終を見ていた416が介入。
しかしその416自身も同じ違法人形状態だった事から、絶体絶命の所を(当時、既にレナから45の妹分と成っていた)UMP9がスリングショットで制圧し、難を逃れる事が出来た。
その後、45から416に「自分達の仲間に成ること、自分の指揮下に入ること」と交換条件で416は戦闘能力を取り戻し、更に彼女を修理して貰う事が出来た。
ちなみに彼女が戦術人形と成ったのは45の提案。
保護した416が責任を持つと言ったものの、丸腰の民生用人形を連れ回すのは危険であり負担にしかならない。
それならば彼女にも戦闘能力を持たせれば自衛能力を得られる(戦力としても役に立つ)、という案を416が了承した為。
彼女を修理したデール曰わく、メンタルに保存されていたデータの大半はそんなに良い思い出ではなかったとのこと。
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