概要
4代目終売から17年もの時を経て復活した2019年発売の5代目スープラは、『GR』専売モデルとしてGRの名を冠する商品名となっている。
以下の点で1〜4代目と異なっており、歴代スープラの中でも異色の存在と言える。
- BMWとの共同開発で、エンジン・プラットフォームともにBMWのものを使用している。
- 兄弟車が存在する(BMW・Z4)
- 直列6気筒以外のエンジンのラインナップがある
- 生産工場は海外、それもマグナシュタイヤー社への委託生産
- 後部座席のない純粋な2シーターである
- 発売前から大々的にモータースポーツへの関与を喧伝している。初めて復活計画を正式に表明した時のコンセプトカーは、ル・マンのGTレース仕様であった
トランスミッションもATのみの設定という点が先代までと異なっていたが、2022年4月のマイナーチェンジでRZグレードに6MTが追加されている。
なお国土交通省への届け出車名は『トヨタ・スープラ』だが、これはスズキのスイフトスポーツが『スズキ・スイフト』、スバルのインプレッサG4やインプレッサXVが『スバル・インプレッサ』でそれぞれ届け出されているのと理屈は同じである。
その他詳細は親記事を参照のこと。