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MB-14

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えむびーじゅうよん

MB-14は、新谷かおる原作漫画「エリア88」の前半に登場した架空の旅客機である。

概要

MB-14とは、エリア88の前半に登場した架空の双発ジェットエンジン旅客機である。

メーカー:マックウェル・インターナショナル(架空の企業)

神崎悟が大和航空の社長就任の見返りに次期主力旅客機として導入する。

操縦士から操縦し易いとの反響の反面、ある欠陥を抱えていた。

問題点

MB-14の問題点とは、

  1. 材料をケチって並のエアバスより50t軽くしており、操縦し易い理由はそこにあった
  2. しかもその分の材料は安全関係の部品のみだった
  3. そもそも機体を飛ばすエンジンの耐久性に問題がある

その上に3番目のエンジンのメーカーが不明確だった為、この諸々の不安から「良くアメリカ連邦航空局が許可を出した」や「これならバスに翼を付けた方が良い」と酷評されていた。

やがてその懸念は現実の物となる。

劇中での不名誉な出番

離陸したMB-14の機体に異常を感じた操縦士が緊急着陸させ、機体を調べた結果エンジンの外壁が溶け出していたという事があったにも拘らず神崎はこの機の運航を続けさせ、案の定、MB-14は羽田沖で乗員乗客全員死亡の墜落事故を起こしてしまい、それが引き金となり、神崎の社長になるまでの汚職が暴かれ、神崎は逮捕・失脚する。

その後の去就は不明だが、少なくとも風間真が一時期大和航空のオーナーを務めていた時期には、既に全機退役していたと思われる。

OVA版ではエンジン四基となり、本編の尺の都合上、神崎が社長就任早々墜落事故を起こしてしまい、原作漫画より気の毒な有り様となった。

笑えない余談

MB-14の墜落事故のエピソードを描いたのは1980年で、その2年後の1982年2月9日に羽田空港で日航機が着陸準備のミスが原因の墜落事故が起きてしまい、違う意味でフィクションが現実になってしまった。

エリア88 欠陥機

DD54 国鉄が当時の西ドイツと共同で開発したディーゼル機関車であったが、欠陥で事故が多発し短命に終わった実在した欠陥機繋がり

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