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N-WGⅨ/V

かつてせかいをほろぼしたちから

N-WGⅨ/vとは、『アーマード・コア ヴァーディクト・デイ』に登場する未確認兵器。
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ネタバレになります!見る際には十分に注意してください。



























概要編集

Remember of Mechanized Memories

もういい、言葉など既に意味をなさない


アーマード・コア ヴァーディクト・デイ』において登場する未確認兵器の一つにして本作のストーリーミッションにおけるラスボス。登場時には航空機のような外装を持つ巨大なブースター(プレイヤーからはVOBとも呼ばれている)と接続されており、戦闘時にこれをパージし、戦闘態勢へと移行する。


財団によってタワーから持ち出された兵器の一つであり、死神部隊のリーダー「J」が搭乗し、「黒い鳥」となりえる存在として彼らに見出された主人公(=プレイヤー)を抹殺する為に用いられた。曰く、「世界を滅ぼした兵器のうちの一つ」とされる存在。UNACの戦闘データを統合したオペレーションと、Jの戦闘経験を融合させ、高い戦闘能力を発揮する。


肩にはJのエンブレムが描かれているが、機体の各所には00の番号も描かれており、部隊内においては「R.I.P.0/J」、もしくは「R.I.P.4/J」という扱いになっていると思われる


ACと比較して倍以上のサイズの巨大兵器であるが、ハイブーストと類似した高速機動を可能とし、更には特殊な粒子による防御機構と、それを転用した全周囲攻撃能力を有しており、攻防速共に高いステータスを発揮する。


更に全周囲攻撃の際、自機が近くにいる場合は発動直前にブーストチャージを仕掛けてくる場合がある。これをもらってしまうと全周囲攻撃もゼロ距離(=最大威力)で直撃するため、最悪の場合AP満タンの状態から一撃で撃破される恐れがある。しかしながらそれ以外の武装はライフルにハイスピードミサイル(共にKE属性)というオーソドックスな物に留まっている為、全周囲攻撃以外の攻撃面では決定打に欠けている。


また、全周囲攻撃後は数秒間だけ機体が硬直、更に粒子チャージのために一定時間の間、防御機構が停止する。ただし、防御力が低下しているとはいえ、CE及びTE属性に対する防御力は高く、高威力のレーザーブレードやヒートパイルであろうとも仕留める事は難しい。


一方でKE属性の攻撃に対しては極端に脆いため、瞬間火力の高いKEロケットやオートキャノンを持ち込めば硬直中に一気にAPを削ることが可能。また、いくらCE属性に強いとは言っても両手に装備した最大威力のヒートパイルを穿てば一撃でAPを8割方持っていく。速やかな攻撃ができれば初回の硬直中に全てのAPを奪い取ることも不可能ではない。


そのため全周囲攻撃の射程をあらかじめ読んでおき、相手が粒子のチャージ状態に入ったのを見計らって攻撃に移るのが最善にしてほぼ唯一の攻略法となる。おもむろに近づいてライフルを連射してきた場合は全周囲攻撃の予備動作である可能性が高い(必ずしも全周囲攻撃に入るとは限らない)。


全周囲攻撃終了後の隙を突き、的確に一撃を叩き込んでいくことでようやく撃破……















戦いは良い…私には、それが必要なんだ

『とでも言うと思ったかい? この程度、想定の範囲内だよ!』


一度APを削り切ってもなんと再起動を果たし、防御力の低下を承知で粒子を戦闘領域全体に拡散させ、一定範囲内の相手にじわじわとスリップダメージを与えて来るようになる。


全周囲攻撃をしなくなるため瞬間的な大ダメージを受けることはなくなるが、本機に近づく程に大きくなるスリップダメージにより徐々にAPを減らされる為、長期戦になるとこちらが不利になる。また、行動パターンも一定距離を保ちながら散発的に攻撃を仕掛けてくる嫌らしい物へと変化する。


そのため、前半で余計なダメージを貰わずにいかにこの形態を削り切るかが勝負のカギとなる。


この形態では先述のハイスピードミサイルが予想以上に猛威を振るうため、フィールド上にあるわずかな障害物などを利用して極力避ける必要がある。幸いにもこのミサイルは迎撃可能なため、KEロケットを諦めて肩にCIWSを積んでおくのも有効である。


また、前半では地上戦がメインだったが、ここからは空中に居座り続けるため、積極的に攻めるならばミサイルの回避と同様に、障害物を利用して空中に飛び出す必要性にも迫られる。

プレイの基本と応用をいかにして積んできたか、そこが勝負の分かれ目となるのだ。


こうしてみると隙の無さが目立つのだが、実は一対多数には隙を晒すという、通常のシングルプレイでは判明しづらい弱点を隠している。UNACや傭兵を連れているとターゲットしていない方の接近を易々と許してしまう上、どちらをロックオンするか迷って硬直することさえある。そこで上記のKE属性に対する弱点を突き、片方がタンク脚でオートキャノンを持ち、もう片方がタゲを取り誘導することで第2形態も一瞬で沈めることが可能だったりする。UNACを使う場合は、いかに前半戦の全周囲攻撃に巻き込ませないかが鍵となる。


各部にEXUSIASCAVENGERと共通の意匠や技術を持つが、そのシルエットはそれらの兵器類とは根本的に異なる物である。


余談だが、ストーリーミッションでは撃破のたびに基本報酬に加えてオーバードウェポン6種を何度でも入手できる為、弾薬費や修理費、傭兵代で報酬が多少赤字となってもOWを売却(合計1,500,000Au)する事で十分黒字とすることが出来る。KE属性に対する脆さもあって相性の良いアセンブルと十分な腕さえあれば後半の資金稼ぎに利用することもできる。


特別出撃編集

特別出撃 N-WGIX/v

ワールドモードではNEW FRONTIERのオンラインボスとして登場する。ストーリーミッションでは開幕前に即座にパージしていた巨大なブースターを接続したままの状態で戦闘が開始され、画面に捉えきれないほどの高速戦闘でプレイヤーを翻弄する(その為、作戦ファイル内で表示される行動パターンはゲームが間違っているとしか思えない内容となる)。KE属性のリニアカノンとVTF(近接信管)カノン、急降下時には即死級の威力を誇るTE属性のアサルトカノンで爆撃してくる。


一定量のダメージを与え、ブースターの破壊に成功すると粒子を戦闘領域全体に拡散させた状態で、並みのACを一撃で粉砕する強烈な威力とグライドブーストに追いつくほどのホーミング性能を備えた両手ブレード攻撃(光波有り)を仕掛けてくる。このブレードはTE属性だが、本編に登場するものとは武器の属性が異なる。


遠距離攻撃を全く行わない分、標的と定められた瞬間真っ二つにされる恐怖が対戦中は常に纏わりつく事となる。また、APはストーリーミッション時よりも大幅に増加しているが、KE属性の武装に対する弱さは変わっていない。


余談編集

  • DLCの兵士モデルとして、SD風にデフォルメされたN-WGⅨ/vが販売されている。
  • 2017年12月4日ニコニコ生放送『アーマード・コア』シリーズ20周年記念番組にて本機との戦闘の際に挿入されるBGM「Mechanized Memories」が公式より「ブラックグリントそのまんまのイメージでつくりました」という裏設定が明かされたため、N-WGⅨ/vはホワイトグリントを元にしたものだということが確定した。
  • 曲名であるMechanized Memoriesとは、“機械化された記憶”という意味で、アレンジ元であるRememberと異なり、ノイズ混じりの壊れた機械の様に落ち着きが無い感じになっている。

関連イラスト編集

全てを焼き尽くす黒い鳥この程度、想定の範囲内だよ

「好きなように生き、理不尽に死ぬ。」N-WGIX/v


関連タグ編集

ACVD 死神部隊

To-605 SCAVENGER GREY LOTUS LiV EXUSIA SPIRIT CLASS MOVING FORTRESS

ACfA ネクストAC ホワイト・グリント ジョシュア・オブライエン

銀行仲間編集

WR 法界坊


ナインボール=セラフ

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