「……私はそんな風には思えません。だって私は……」
概要
『DEAD OR ALIVE 6』から新しく登場する女性キャラクター。
このシリーズでは基本的にキャラクターはフルネームが明らかになってもひらがなかカタカナが明記されるが、彼女はコードネームで表記されている。その点でも他のキャラクターとは一線を画している言えるだろう。
ヴィクトール・ドノヴァン率いるM.I.S.Tという組織に所属する研究員。若干18歳にしてあるプロジェクトの主任を務める。
マリー・ローズとほのかに並び童顔で小柄な体格(さらにはマリーに次いで非巨乳勢。ただし体格ベースで言えばNiCOもかなり大きい)だが、頭脳明晰で卓越した格闘センスを持つ。
彼女が使う格闘スタイルは東南アジアの武術『プンチャック・シラット』。更に両手に『EMF』と呼ばれるプラズマ発生装置を嵌め込んでおり、ここから電流を流したり高速移動するなど科学と武術が融合した独自のスタイルをとる。
基本的にですます口調で喋るが、上司のドノヴァンが被検体を溺愛する姿を見て「気持ち悪い」と不快感を示している。
DOAクエストでは案内人を務めているが、クリア後に辛辣な発言があったり、青春についての事で気を取り乱してしまう一面が見られている。
ちなみに好物のヨウルトルットゥはフィンランドのクリスマス向けお菓子。
プロフィール
キャッチコピー | 碧き閃光の科学者(サイバネティシャン) |
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国籍 | フィンランド |
誕生日 | 11月9日 |
年齢 | 18歳 |
血液型 | A型 |
身長 | 149cm |
体重 | 41kg |
スリーサイズ | B83/W57/H83 |
推定カップサイズ | Dカップ |
職業 | M.I.S.T研究員 |
好物 | ヨウルトルットゥ |
趣味 | 実験 |
流派 | プンチャック・シラット |
CV | 上坂すみれ |
親父さんのことを思い出してるのかい?
NICOの父親はバイオテクノロジーの優秀な研究者だったが、その研究論文の発表前に謎の失踪を遂げる。残された母は絶望し、幼いNICOをおいて愛人と駆け落ちしてしまう。父親への愛情と母親への遺恨が、NICOの幼少期の心を支配していった……。(DOA6ストーリーのLOADING画面の解説より)
DEAD OR ALIVEの世界で「愛人」と言えば、DOATEC創始者にしてエレナとこころの父である故フェイム・ダグラスが世界各国に囲っていた6人の愛人(ゴールディ、アンネ、マリア、イザベラ、美夜子、アナスタシア)であるが、「NICOの母が愛人と駆け落ちした」したのであれば、その駆け落ち相手の愛人はフェイム・ダグラスで、NICOの母はフェイムの6人の愛人の誰かという事になる(NICOの、自分と同じく母親から置き去りにされたこころに対する…
「いい母親ですね、美夜子さんは。私の母はさよならも言わずに出ていきましたから」
…という、まるで自分の母とこころの母を比べるようなセリフ…つまり美夜子と似た立場の女という事で自ずと答えは絞られてくるのだが…)。
NICOの父親は「失踪した研究者」であり明らかにフェイムとは別人である為、間違ってもNICOはこころとストーリーのラストでプラズマを喰らわせたDOATECのトップと血縁関係はない。
DOA6のDOA事典「040 NICO」の項目に…
“バイオテクノロジーの研究者だったNICOの父親は行方不明のまま時が流れた。
父と同じ研究者の道を目指して進学したNICOはMIT在学中に研究室の交流会で訪れたブルネイで、プンチャック・シラットの試合を見る。
その特異な歴史やイルム・パディの基本思想に感銘を受けた彼女は、遺伝子研究のかたわらシラットの修得に没頭してゆく。
—ある日、シラットの練習試合の会場で、NICOはとある組織に所属する人物からスカウトされる。”
…とあるが、NICO本人がストーリー上で「美夜子には世話になりました。いい仕事を紹介してもらいましたので」と言っている以上、この「とある組織に所属する人物」とは、ヴィクトール・ドノヴァンの組織M.I.S.T.(ミスト)に所属する美夜子の事である。
同じくDOA事典「015 ある作文」より…
“わたしのお父さんはけんきゅう者です。
たくさんの人をたすけるためのべんきょうをしています。
お父さんはいつも本をよんでいます。
お父さんはわたしをひざにのせてくれて、
本のせつめいをしてくれます。
本のせつめいをしてくれるお父さんはすごくかっこいいです。
わたしも大きくなったら、
お父さんみたいなけんきゅう者になりたいです。
それで、お父さんといっしょにおしごとをして—
「……お父さんを、必ず助ける!」”
性能
Pが最速9Fに当たる軽量級ファイター。
技数が比較的少なく初心者にもオオスメ出来る。技の一部にボタンを溜め押しする事によって、性能が強化されるものが存在する。
弱点は小柄が故にリーチが短い。その為、距離を取られると一気に厳しくなる。出来れば張り付いて戦っておきたい。
髪型
水色のショートヘアが特徴。赤と黄色の2色のヘアピンと元々没デザインの名残として残した外ハネから選べる。ブレイクブローを受けると強制的に隠れ目になるが、最初から選べる。
コスチューム解説
コスチューム01~03
コスチューム04~06
スクール水着のようなバトルスーツの上に白衣とスカートを着用。
コスチューム07~09
冬服を意識したコートを来ている。このコスチュームのみキャスケットの着用が可能。ただし髪型の変更なのでヘアピンの色の変更は出来ない。
デジタルデラックス特典
白のハイレグを着用。
閃光のアナライズギア(シーズンパス1購入特典)
余談
上記のように『リーチの無さ』と言う、明確な弱点があるものの、発売当初の性能は完全にブッ壊れていたものであり、「NiCO対策にはNiCOを使うしかない」と言わしめていた程。
同時期の既存キャラクターは、総じて火力が抑えられていた事、マリー・ローズに続く慎ましい体型で上記の強さだった事、コスチューム入手方法の変更等が相俟って、一部の古参ファンを激怒させた為、(濡れ衣とは言え)同作品の罪を一身に背負う羽目になってしまった。
それでも人気自体は高く、DOAXVVの未登場の本家キャラで登場させて欲しいキャラでアンケートをとったところ古参のティナを凌いで1位となったが、現在でもDOAXVVから逆輸入には至っていない。
関連タグ
ニコ(デビルメイクライ)…ニコという名前のゲームキャラ繋がり。こちらも眼鏡っ娘。
リロイ・スミス…鉄拳に登場する完全ぶっ壊れキャラつながり。こちらは、公式大会(EVOJapan2020)の決勝進出者半数以上がリロイ使いだった位。