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PM1910

ぺーえむいちきゅういちぜろ

ロシア帝国で開発された重機関銃。第一次世界大戦から大祖国戦争、そして2022年ウクライナ・ロシア戦争において活躍している。

解説編集

PM1910( 7.62 станковый Пулемет системы Максима образца 1910 года :1910年

型マキシム式7.62mm機関銃)はロシア帝国で開発された重機関銃


イギリスマキシム機関銃をコピーした「M1905」を再設計したものである。

銃身の冷却は水冷式。冷却水の確保が出来ない場合は使用が難しかったが一方で、冷却水を入れるバレルジャケットの蓋が改良されて「冬になったらいくらでもある雪や氷をぶち込んで射撃を続ける」事ができるようになった。

使用弾薬は、当時のロシア帝国の主力であった7.62×54mmR弾。重量は64kgと重く、防盾と牽引用の車輪がついていた。


兵士からは堅牢な機関銃として大いに歓迎され、第一次世界大戦ロシア革命に伴う内戦、大祖国戦争で使用された。


しかしながら、水冷式機関銃の宿命である「水の確保」という問題から避けることが出来ず、1943年には空冷式のSG-43重機関銃が開発された。

当時は、血を血で洗う凄惨な戦いが続いた独ソ戦の真っ盛りであり、優秀な後輩が誕生しても大祖国戦争終結まで第一線で火を噴き続けた。


…………時は大きく流れて77年後、2022年ウクライナ侵攻においてロシアウクライナ両軍が引っ張り出して運用している

弾丸は現用のPKM機関銃でも使われている他、アメリカでもモシン・ナガン愛好家のために(雷管をアメリカで主流なものに変更したものが)生産されている。


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機関銃

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