南北軍事境界線、その地下30mにある秘密の地下要塞
そこに集まった13人の傭兵集団
作戦は10分で終わる………はずだった。
概要
PMC「ブラックリザード」に所属するエイハブと彼のチームは、
CIAの依頼により軍事境界線の地下にある要塞から北朝鮮の大臣を確保する任務を請け負う。
しかし、実際にはそこに北朝鮮の最高指導者KINGが居た。
彼らはKINGを確保することをCIAに提案し、許可される。
確保は難なく成功。しかし、その直後中国に雇われた別のPMCが
最高指導者を取り返すために要塞を襲撃。圧倒的重武装をした
敵PMCの前に、エイハブのチームは次々とやられ、劣勢に立たされる。
エイハブは最高指導者の側近であるユン医師に負傷した指導者の救助を
協力してもらったことをきっかけに彼と共闘し、この状況を乗り切ろうとする。
「チェイサー」で有名なハ・ジョンウが主演の作品。
2020年現在時点でほぼ唯一無二の民間軍事会社を題材とした映画。
韓国映画ではあるが本編の半分以上は主人公たちは英語で話す。
また、韓国人以外の外国人俳優にはバイオハザードV リトリビューションにて
バリー・バートン役を演じたケヴィン・デュラントも出演している。
主な登場銃器
ハーフシルバーのモデルをハ・ジョンウ演じるエイハブがほぼ全編通して所持。
銃身下部にレーザーサイトが装着されている。
(なぜリーダーが拳銃しか持ってないのとかツッコンじゃいけない。)
CZスコーピオンEVO3A1
ケヴィン・デュラント演じるマーカスが使用。
ドットサイトとライトが装着されている。
ローガン、ペトロ、ホセ他、ファーストサービスの傭兵も使用。
ローガンが使用しているモデルは比較的シンプルでフォアグリップしか装着していない。
ペトロが使用するモデルはタンカラーのCTRストックやマガジン、
FDEカラーのEXP3ホロサイト、そしてTroy TRX BattleRailハンドガードを装着。
ホセが使用しているモデルはオープン式のドットサイト、レーザーサイト等が装着されている。
ジェラルドが使用。
フォアグリップとEOTechホロサイトが装着されている。
ホセとバオが使用。
EOTechホロサイトとフォアグリップが装着されている。
Czech Small Arms SA vz. 58 Compact
マルセルが使用。
EOTechホロサイトとフラッシュライト、伸縮ストックが装着されている。
また、上からタンの塗装がなされている。
ディミトリとサミルが使用。
ディミトリのモデルにはACOG、サミルのモデルにはEOTechホロサイトが装着されている。
ネルソンが使用。EOTechホロサイトとフォアグリップ装着。
ブラックリザード救出部隊が使用。
モダンカスタムが施されており、EOTechホロサイトと
フォアグリップが装着されている。
中国に雇われたPMC、ファーストサービスが全編通して使用。
98-2式自動歩槍
北朝鮮のヘリカルマガジンのAK。
主に北朝鮮の兵士が所持していた。
外見がオリジナルとかなり違うのでおそらくモックアップ。
登場する部隊
ブラックリザード
不法移民を雇用するPMCで人種も様々。
作中では主に元韓国特殊部隊のエイハブがリーダーのラプター16が登場。
CIAが用意したスイートルームをエイハブは「一生かけても泊まれない。」
と言っていた為金払いはあまり良い方ではないようだ。
終盤にはブラックリザード救出チーム、「アリゲーター47」が登場した。
ちなみになぜかロシア風な装備をしている。(監督の趣味?)
ファーストサービス
元々ロシアの企業だったが中国に買収された。
中国の意向で北朝鮮の指導者の奪還を図る。
全編通して戦う相手の一つ。
傭兵達は黒ずくめのボディアーマーという姿で人種は不明。
(体格や英語の訛りから察するに大半は中国や南北朝鮮などのアジア系と思われる)
資金力は非常に豊富(中国政府のバックもあるから?)で機関砲や戦車も動員する。
イベント
この映画の公開時、シネマート心斎橋とシネマート新宿にて
劇中に登場した銃の無可動実銃を触れるイベントがあった。
しかし、感染症騒ぎで中止になり、撮影のみとなった。