カナ表記は「パンサ」。
該当するキャラクターは複数存在し、pixivにおける用例はDCコミックスのパンサとダイナマイト・エンタテインメントのパンサに二分されている。
この記事ではDCのパンサ(Pantha)について記述する。
概要
原作コミック
本名ロザベル・メンデス(Rosabelle Mendez)。初出は『The New Titans #73 - Paradise Lost』(1991年)。
元はニューヨーク大学に籍を置く学生だったが、マクスウェル・ロードに誘拐され、ワイルドビースト(Wildebeest)に売り渡される。
ワイルドビーストはタイタンズと敵対しているヴィランで、その実態は多数の構成員が在籍する "Wildebeest Society" という大規模犯罪集団だが、表に出るのはメンバーの中で最も強力な者のみで、活動時には同じデザインの強化服を使用することで「一人の超人がすべて賄っている」ように見せかけている。
組織の看板となるワイルドビースト=強化服の着用者として、より強力な超人を起用するために非道な遺伝子改造実験を繰り返し、唯一の生存者となったのが「被験者X-24」ことロザベル・メンデス。
洗脳される前に組織を脱出したロザベルは豹の能力を持つ獣人・パンサとしてワイルドビーストへの復讐を開始、この時期に(こちらもワイルドビーストとは敵対していた)デスストロークとも接触しているが、ファンタズム(Phantasm)ことダニー・チェイス(Danny Chase)の紹介でタイタンズ(ニュー・ティーン・タイタンズ)に参加する。
2006年、スーパーボーイ・プライムによって殺害された。
カートゥーンネットワーク
CV:Diane Delano / 根本圭子
TVアニメーションシリーズ『ティーンタイタンズ』(2003年~2006年)では、シーズン5エピソード#11・#12で登場。
Brotherhood of Evil の標的とされた若手超人の一人で、コスチュームと戦闘スタイルは女子レスラー。
pixiv投稿作品は基本的にこちらのバージョン。
同エピソードで登場した面々と共にタイタンズの拡張メンバーとなり、ともに悪と戦う誓いを交わすも、直後にシリーズが終結してしまったので、以後は活躍の機会がほとんどなかった。
余談
MARVELのキャラクターであるX-23のデビュー作『X-Men: Evolution』は2000年スタート。「X-24」であるパンサの方が先である。