解説
売り手と買い手が存在し、売り手であるRMT業者は、ゲームプレイ又は一般ユーザーからの買取りでアカウントに紐付く資産(ゲーム内アイテムや通貨、あるいはアカウントそのもの)を取得し、それらを「商品」として販売する。購入者であるユーザーは、一般的なネット通販同様にWebサイト等で注文し、銀行振込やオンライン決済で代金を支払い後、「商品」を受け取る。ただし、その過程で不正アクセスや詐欺などの多様な問題点が発生するため、社会問題化している。さらにゲーム内経済が崩壊する恐れもある。
違法ではないが、殆どのゲーム会社がこの行為を禁止行為として利用規約に定めており、ペナルティなどの制限は勿論、最悪の場合アカウント停止になる。更に悪質性が高い時には、「アカウント永久停止(=死亡。二度と復活することが不可能)処分」もあり得る。
勿論、新規アカウント作成禁止、ひどい場合にはアクセス禁止なこともある。
逆に容認しているゲーム(たいていは洋ゲー)もあり、そうしたゲームではゲームシステム自体がRMTを前提として組まれている。どうしてもRMTをやりたい人はそういうゲームに行こう。
ちなみに韓国等一部の国ではRMT自体が違法なので、国によっては違法行為として処罰されるのだが、それらの国ですら堂々とRMTが行われているばかりか取引の仲介業者まで存在する。現実的に摘発は難しいと言う事だろう。欧米諸国のように諦めて公認してしまう国が多いのも仕方がないところか。
余談
その昔、DMMGAMESの一部作品ではRMTとは違うがカードのトレードが可能だった作品も存在している。現在の状況を踏まえると信じられないという声もあるが……。
トレードするにはそれ相応のゲーム内マネーを消費するので、RMTの亜種とも言えなくもない。
もしかして
イニシャルが「R」のキャラクターの「マジ天使」の略。
主に鏡音リンのほか、レムに対しても使われる。⇒リンちゃんマジ天使
関連タグ
剣と魔法のログレス:運営の従業員がRMTによって逮捕。何やってるんだ…
マネーロンダリング…裏社会等での非合法活動で獲た資金をロンダリングする為にRMTを利用しているのではないかという説が一部にある。