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SCP-1248-JP

しりとりだいすきえれべーたー

SCP-1248-JPとは、SCP財団(日本支部)に登録されているオブジェクト(怪異)の一つである。
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概要

オブジェクトクラスはSafe(安全または収容が容易)。一度Keter(危険または収容不能)になっているが、再びSafeに戻されている。

これは何かというと、熊本県のどこかにあるビルのエレベーターである。
見た目は普通のエレベーターだが、階層の表示がビルの高さを越えて高くなったり低くなったりする(×10の何乗で表されるのは序の口、数学上の概念として存在する最大・最低の数になることすらある)、乗った人間が消失する等といった異常性質がある。

このオブジェクトの最大の特徴は、内部になにかモノを入れると勝手にドアが閉まり、ある階まで移動したあと戻ってきて、入れたモノとは違うなにかを排出するということ。
乗客が消えていたのはこれが原因だった。

実験

実験結果から抜粋すると、ライター(らいたあ)を入れるとエレベーターからは(消えた乗客のものらしい)が出て来た。財団が足を出して今度は新聞紙を入れると、エレベーターからはシカ(の死体)が。財団は次にこのエレベーターの「解説書」を入れてみたのだが、どうやらこれはという扱いになったようで、エレベーターからはみかんが。

……おわかりいただけただろうか
要するに、入れたものと出て来るものの名前がしりとりになっているのだ。財団とエレベーターでしりとりをしている形になる。立派な実験ですが何か?

またある実験の時、今度はあえて「ん」で終わるラーメンを入れてみると、エレベーターの中からはトレイに「わざと負けちゃだめだよ」と書かれた蕎麦が。
そう、このエレベーター、なんと知性があったのである。

このことに気付いた財団は、入れるものに文字を書くことによってエレベーターと会話を試みる。

財団(バスケットボール):すまない。君のことをもっとよく知りたくてね。
エレベーター(ルビー):ぼくに聞いてくれればいいのに。

この際、ルビーにどうやって文字を書いたかというと、なんと個室一杯にルビーを詰め込んで(年間採掘量をはるかに上回り、これを盗ろうとしたDクラスが終了された。現在財団で収容中)その中に混じった別の宝石で文字を書くと言う物。
どうやら出て来るものに制限がないらしいことを悟った財団は、を加工し、色々用意するのもお互い大変だろうからということで、ここから先はお互い色紙(しきし)に字を書いて話す提案をすると、エレベーターは「頭いいなあ!」と快諾。本来しりとりでは同じ言葉を繰り返すと負けだが、そのくらいの融通はきくらしい。
ここから本格的なインタビューが始まった。

Q.君の名前は?
A.エレベーターに名前なんてあるの?すきに呼んでよ。

Q.分かった、じゃあSCP-1248-JPと呼ぼう。君はなぜしりとりをするんだ?
A.あはは、やっぱり頭よくないなあ。エレベーターだからに決まってるじゃん。

Q.我々の身近にあるエレベーターはしりとりなんてしないんだが……
A.へ~、しりとりしないエレベーターもいるんだ。なんのために生きてるのかな?

Q.そもそもエレベーターはしりとりしないし、生きてもいないだろう。
A.そっか、じゃ、世界にエレベーターは二つしかないのか……

Q.我々はエレベーターじゃない、人間だ。
Q.え?しりとりするのに人間なの?

A.寧ろ人間以外はしりとりはしないと思うぞ。
Q.しりとりするのに人間なの?

.大丈夫か?

.しりとりされる側に戻ってね。





















事案

上記の会話が書かれた色紙を排出した後、エレベーターは何かを入れる前に勝手に閉じた。
この直後、エレベーターの周囲から色が消えるという事態が発生。考えられないことだが、どうやらエレベーターが色素を持って行ったようだ。

あきらかな敵意が見られるということで機動隊が呼ばれたが、十分な対策が立てられる前に今度はエレベーターの中からソニックブームが発生。エレベーター周囲のサイトの一部が損壊した。
急に知能が上がってないか……?

間髪入れず扉が閉まるが、今度は何かが消えた様子はなし。
おそらくはを持って行った(と、言う事にしておいて何も取らずに一旦引っ込んだ)と思われる。

エレベーターがひとりしりとりを始めた!
この緊急事態に財団はエレベーターの周囲を真空状態にし、選べるものをなるべく減らすことで対策する。が、暫く間をおいて再び扉が開くが、この際監視カメラでエレベーターを見ていた職員の知能が低下。イヤァァァ‼ 認識災害だァァァ‼
財団はこれをエレベーターの内部から無知蒙昧が排出されたものと推測する。概念まで扱えるとか、もう打つ手がないのでは……

財団がまごまごしている間にエレベーターは今度はを奪う。エレベーターの周囲の建物が一斉に消えた。どういう図か想像できないがビル自体も消えてエレベーターだけが残っている。
が、この際財団は無力化プロトコルを用意しており、五十音すべてで始まって「み」で終わる五十通りの物体がエレベーターの周りに用意された。

次にエレベーターが繰り出してきたのはSCP-■■6(三桁で末尾が6で終わる何らかのSCPオブジェクト)。ついに仲間を呼びやがった。
が、エレベーターがSCiPを出してくることはあらかじめ予想はされていたようで、被害は最小限に抑えられたとのこと。最小限……?

即座にくるみがエレベーター内部に直撃‼

……エレベーターの中からはみかんが出て来た。

これにて「しりとり」は終了、SCP-1248-JPは鎮圧され、現在は防護壁で囲まれて人が近づけないようにしてある。人騒がせなエレベーターだったなもう……

関連タグ

SCPオブジェクト エレベーター





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