概要
ツェントル・プロジェクトの責任者であるミタール・ザパトが開発した動力機関。
機動兵器「TEアブゾーバー」に搭載されている動力機関であり、自然界に存在する4つの力(重力、電磁気力、強い核力、弱い核力)の次に予見された、全ての空間に存在するエネルギー「ターミナス・エナジー」を利用して稼働する。
ターミナス・エナジーを利用すれば無限のエネルギーを得られるため、事実上の永久機関として絶大な性能を発揮できるが、ターミナス・エナジーの収集や動力変換、出力調整が困難であるため、補助動力として電池が必要になるほか、TEエンジンの出力調整要員としてサブパイロットが1人必要になる。
サブパイロットはTEアブゾーバーに搭載されたマンマシンインターフェース「DFCシステム」(DFCはダイレクト・フィーリング・コントロールの略)に対応した露出度の高い「DFCスーツ」の着用が必須となる。
TEエンジンはミタールが合わせて開発した自律型金属細胞「ラズムナニウム」と相性がよく、組み合わせることでメンテナンスフリーの機体が実現できる。