ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

vroid

ぶいろいど

VRoidとは、人型アバター(キャラクター)の3Dモデルを作成できるフリーのモデリングソフト。厳密にはVRoidプロジェクトの略称である。
目次 [非表示]

pixivが提供する、フリーの3Dモデリングソフトとして多くの人には認知されている。

PC版ソフトウェアとしての正式名称は「VRoidStudio」だが単純にVRoidと呼ばれていることが多い。


概要編集

人型アバター(キャラクター)の制作に特化したアプリケーションである。

素体が最初から用意されており、あとは紙の上に絵を描くのと同じ感覚で直感的に髪の毛を生やしたり衣装に模様を描いたりといったことができるのが最大の特徴である。

制作したアバターは他の3D関連ツールで使用することが可能。


「VR/AR空間上で他者とコミュニケーションしたい」「バーチャルYouTuberとして活動したい」など、キャラクターの3Dモデルを必要とする人は増えています。一方で、VR/AR空間で自分の分身として利用するキャラクターを1から作れる人はごく少数に限られてしまっています。また、3Dモデリング特有の知識や各ソフト上での複雑な操作を覚える必要があるため、平面上でイラストを描くことに長けているクリエイターでも、思い描いた通りに立体化できず、長い制作時間をかけてしまっているのが現状です。


VRoid Studioは、こうした課題を解決し、簡単な操作で理想のキャラクターをモデリングできるキャラクターメイカーです。

――公式サイトより


現在は既に正式版が公開されているが、ベータ版も継続して配布されている。

共通する点として以下のようにできることに制限があることや、3Dモデリングソフトである以上一定のパソコンのスペックが要求される点は注意。

  • 服装はプリセットの改造で行うが種類が少なく、新規に作成できない
  • 髪飾りや眼鏡はまだ付けられない(前者は頭髪を飾りに見立てればある程度代替できる。眼鏡は正式版で使用可能になった)

また、現在windows版は64bit用しか用意されていない。


2020年現在では、数多くの服、3Dモデルが売り出されており、VRoidに対応した3Dモデルであれば、気軽に着せ替えをすることも可能。

VRoidのコラボレーション事業として生まれたAVATAR2.0では巻乃もなかなどのVTuberが服を気軽に変えて楽しんでいる。この年からsteamでも配信開始された。


正式版リリース編集

2021年10月31日に遂に正式版としてリリース、VRoidモバイルを踏襲しパーツ選択が可能になり、そこから更にスライダーで詳細を決められる。

ベータ版で作成したモデルは一応コンバート可能だが、技術的に完全なコンバートは出来ない場合もある。正式版ではzip配布は行われなくなり、インストーラー配布およびsteamからのDLに絞られた。

正式版公開後しばらくは3Dプリント機能が使えなかったが、Ver1.3.0にて復活。


iPad版編集

2023年9月7日にiPadでの動作に対応したVRoid Studio iPad版(v1.23.0)が公開された。保存される.vroidファイルにはPC版と完全互換性があり、iPad版で寝転がりながら制作を進め、仕上げをPC版で行う、といったこともできる。


iPad版リリースと同時にPC版にも追加された機能として、「テクスチャ表示解像度を下げてメモリを節約する機能」があり、これによってiPadでも安定して動作するようになっていると思われる。重ね着が多かったりレイヤーの数が多かったりするとクラッシュすることがあるが、編集内容はある程度自動保存されているためアプリを再起動すれば制作に復帰することができる。(事前に直ぐに探せるよう念のためメモ帳ソフトでファイル名をメモしておこう)


頻繁にクラッシュする場合はバックグラウンドで動作するアプリをできるだけ減らしたり、外部ソフトでレイヤーを統合したり、重ね着の数を減らす工夫をすると改善することがある。

最新の対応デバイスは、PC版と同様に公式サイトの動作環境一覧から確認することができる。


着せ替え機能編集

好きなフルスクラッチモデルの着替えが可能になる新機能。

フルスクラッチの衣装データをUnity上で独自フォーマットにすることで、VRoid Studioへの読み込みを可能にしている。

2024年11月22日現在、オープンベータとしてSteamからのみ利用することができる。


VRoidモバイル編集

Android・iOSの双方で公開。作成できるモデルデータはPC版ほどの自由度はなくあらかじめ形状が決まっているが、その分作りやすいとも言える。パーツは有償で購入するものもある。

アプリ内で製作したVRMデータはPixivIDでログインする事でVRoid Hubにアップロード可能。以前はVRoidモバイルで製作したデータの改変が禁止されていたが、後に『他者のデータを使わず、尚且つアプリ内収録の無料パーツに限る』条件で改変可能となった。


関連イラスト編集

センシティブな作品


外部リンク編集

VRoidプロジェクト公式サイト:https://vroid.pixiv.net/

ダウンロード(PC版):https://vroid.pixiv.net/download.html

twitter:https://twitter.com/vroid_pixiv

steam版:https://store.steampowered.com/app/1486350/VRoid_Studio_v1260/?l=japanese

関連タグ編集

3DCGソフトウェア VRChat カスタムキャスト REALITY

関連記事

親記事

3DCGソフトウェア すりーでぃーしーじーそふとうぇあ

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 12542467

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました