VRChat
ぶいあーるちゃっと
VRChatは2024年04月08日現在で「アーリーアクセス」(いわばβ版)の状態にあるソフトウェアであり、またVR自体もまだまだ一般化の途上にある技術です。
本項目の記述はあくまで「執筆時点で、かつ日本語コミュニティ」の状況を踏まえたものであり、今後大きく変化していく可能性もありますのでご注意ください。
VRChatは、VR(ヴァーチャルリアリティ)ソーシャルサービスプラットフォームであり、ユーザーはVR空間にて、ボイスチャットによる会話を主軸として、ゲーム・歌&演奏・お絵描き・書道・TRPG・ロールプレイ(なりきり遊び)等々の非常に多岐に渡るコミュニケーションを楽しむ事が出来る。
主要頒布媒体がSteamであるためかしばしば「ゲーム」と表されることがあるが、ゲームはあくまで「機能としてVRChat内で実現することも可能な要素」であり、本ソフトウェア及びサービスそのものには特にゲーム性は無い。
形態としては、「ワールド」と呼ばれるVR空間の"箱"に3Dモデルのアバターをまとったユーザーがアクセスし、そのワールド内で活動するという形式をとる。
ワールド及びアバターは公式であらかじめ準備されているものの他、ユーザーが自作したもの(アバターについてはBOOTH等で配布・販売されている物も多数ある)をアップロードして公開・使用する事も可能……というかむしろそれこそがメインであり、ワールド・アバターの機能にもよるが「何が出来るの?」と問われれば「何でも出来る」と言っても良いような個性あふれる状態となっている。(もちろん、公序良俗に反することなどは規制対象とされているが)
VRという通り、HTC Viveシリーズ・VALVE Index・Oculus Riftシリーズ並びにQuest・Windows Mixed Reality等のSteamVRに対応した各種VR機器を使用して利用することが想定されているが、「デスクトップモード」と呼ばれる、通常のデスクトップソフトウェアとしてFPS的視点の画面から操作するモードで参加することも可能。(操作方法もWASDで移動、マウスで視点操作とFPSのそれに近く、3Dゲームに馴染みのある人なら自然に手が行くような配置である)
そのほかにも、Meta QuestシリーズやPicoシリーズではPCなしでプレイが可能で、Android端末に対応したモバイル版VRChatのベータ版もリリースされており、スマートフォンでのプレイも可能。
VRモードでは機器の導入と共に接続するPCの性能(主にグラフィックボード)もそれなりの高さのものが要求されるためにいささかの資金とPC知識が必要となるが、デスクトップモードやモバイル版であればそこそこのスペックであれば普通に動作する(むしろ現在にあっては3Dグラフィックを利用するソフトとしては軽い方かもしれない)ため、参加するだけであれば実は意外にハードルは高くはない。
もっとも、気楽に参加した結果としてVR導入に始まりフルトラッキング化による没入感アップ、BlenderやUnityによるアバターやワールド制作と手を広げてVRと3DCGの沼に頭まで浸かることになった事例は枚挙に暇がないわけであるが。
みんなバーチャルにおいでよ。
また、前述したようにボイスチャットが主軸とされてはいるものの、「恋声」「Roland VT-4」等の各種ソフトウェア/ハードウェアボイスエフェクタの利用による加工音声やVOICEROIDを介したテキスト読み上げによる間接的なボイスコミュニケーションも活用されている他、そもそも声を出さない、身振り手振りやアバターに装備された各種ギミックのみによる表現であっても「無言勢」として認知されており、声についてはもはや「どんな声だろうが、そもそも出ていようが出ていまいが誰も気にしていない」状態であると言っても過言ではないだろう。
(実際、「可愛い女の子のアバターから全く素のままで喋る男性の声がする」のはVRChatでは既に「完全に普通の光景」である)
「声や喋り方に自信がない」という方でも、興味があるなら飛び込んでみるのも一興かもしれない。
みんなバーチャルにおいでよ。
pixivにおいては、有名なアバターモデルの他に自分・フレンドのアバターを題材としたものや、体験記を漫画化した作品が多く投稿されているようだ。
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見るVRっぽいチャットの片隅でのお話(台本)
※ある方とは疎遠になったので、ご自由にお使いください…… VRCで知り合ったある方に読んでもらおうかと、台本っぽいものを作ってみました。もうちょっとエッチな展開が良かった気もしますが。その方が使わないようでしたら、そのうち削除する予定です。 ※あんまりVRC詳しくないので、用語の間違いなどあったらすみません。1,121文字pixiv小説作品- 怪人喫茶の日常
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