エジプシャンマウ

えじぷしゃんまう

エジプシャンマウとはネコの品種名である。

少し小さめのイエネコ。イエネコの中では珍しく斑点がある。（通常イエネコの多くは交配の結果斑点があらわれることがあるが、この品種では純エジプシャンマウだけでも斑点が見れる。）

古代エジプトの壁画にもその姿が確認されており、3000年前からほとんど姿が変わっていないとされる。

イエネコの中では最速の種とされる。後ろ足が前足より長く、腹部の皮がチーターのように伸びる。そのため一度にたくさんの距離を稼ぐ跳躍のような動きを可能にする。その移動方法はカンガルーのようだとも言われる。鳴き声も猫の中では特徴的で鳥の鳴き声に似ているらしい。

目の色は少し青みのかかった緑色をしている。額にはスカラベに似た模様、あるいはM字型の模様が見られ、背中には頭から尻尾まで続く黒い筋がある。体毛は基本的にシルバー、ブロンズ、スモークの3種だがたまにブラックやピューター（青灰色）もある。

友好的かつ忠実な性格の傾向がある。うれしくなると尻尾を振る。

イエネコの中では稀な品種といえる。純正のエジプシャンマウと認めてもらうためには身体特徴や血統のチェックやら証明書やら登録やらが必要らしい。

関連タグ

猫　エジプト　チーター　カンガルー　M