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メト

めと

メトとはノーザンレイクで飼育されている牧場猫である。(曖昧さ回避あり)
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曖昧さ回避

  • 北海道の引退馬牧場「ノーザンレイク」の牧場猫。本記事で詳述。
  • ヴィジュアル系メタルバンド「MEJIBRAY」のメンバー。

概要

引退した競走馬などを繋養する牧場ノーザンレイク」(北海道新冠郡新冠町 代表:川越靖幸)で飼われている牧場猫。


フェイスブックで名前を公募した結果、アイヌ語の猫“コ”、アイヌ語の湖“ー”の組み合わせから名付けられた。

ノーザンレイクが2020年7月15日に現在の地に移転した3日後に突然現れ、毎日ニャーニャー鳴いていたため根負けした牧場スタッフが名前を付けて飼うようになった。

人懐こく馬にも馴れた態度を取っており、馬房で馬と一緒に寝たり、登った柵から馬の背中に乗ったりもする。

試される大地たる北海道で野良として逞しく生き延びていたからか、平均的な猫よりも意外とサイズが大きめで筋肉質。牧場に辿り着いた頃には既に去勢されていたため、元は飼い猫だったと推測される。

元野良のため正確な年齢は不明だが、現在は暫定的にノーザンレイクに来た時点で1歳だったという推定が基準となっているらしく、ノーザンレイクに来て満3年が過ぎた2023年12月6日に発売されたノーザンレイクの写真集「ボス猫メトとメイショウドトウ」の中の紹介文では「推定4歳」と記されている。


なお当初は牧場猫にするつもりはなく、安全のために室内のみでの飼育を試みていたそうだが、元々野良として外の世界で生きてきたこともあってかとにかく外に出たがり、むしろ外に出られないストレスからか過剰なグルーミングを行うようになってしまい、毛繕いし過ぎた個所の体毛が禿げ掛かるほどの影響が出てしまったため、仕方なく自由に外に出られる形にしたという。以降は牧場内の休憩所や馬房など、お気に入りの場所で昼寝をしたり、気ままに牧場の敷地内を歩き回ってパトロールをしている。テレビ番組で特集された際には、休憩所玄関の引き戸を自分で開けて外に出るという器用な様子も見せていた。

牧場猫となって以降は早朝に川越氏が出勤する際にメトも一緒に車に乗って牧場に通っている。川越氏によればメトが嫌がる日は無理に連れて行かないようにしているそうだが、実際は嫌がることは殆どなく、いつも率先して車に乗り込んでいるらしい。


最初は興味を持って寄って来るメイショウドトウから逃げ回っていたが、現在は背中に長時間乗ったり放牧エリアの柵の上で猫吸いを赦すなど仲良くなっている。他の馬の背中や川越氏の背中に乗る事も多いが、中でも以前から避けていたドトウの背中にメトが乗る瞬間の動画の反響が大きかった。2024年2月現在ではメトの中で馬の背に乗ることのブームが去ってしまったようであまり見られなくなったそうだが、それでも頻繁に放牧地の柵に上ってドトウと直接戯れているらしい(牧場職員の佐々木祥恵さんの見解では「自らドットさんの前で止まったところをみると、メトもただ柵に乗りたかったわけではなく、ドットさんとの交流を望んでいたのではないかと思う」とのこと)。

また、故タイキシャトルもよく近くにいたり彼から鼻を押し付けられる等、関係は良好だった模様。そのためかタイキシャトルの逝去後にメトが空き部屋となった彼の馬房の前や中でくつろいだり、中に設置された献花台に寄り添うような姿が度々動画等で映されており、少なくともメトにとってシャトルと過ごした場所が心地よい思い出の空間となっていることはたしかなようだ。


因みにドトウの一つ下の世代であるタップダンスシチーの娘であるタッチデュール(現役時代171戦17勝)相手には自ら彼女の馬房にやってきて、猫吸いをしろと言わんばかりにデュールに絡んでいた様子が見られる。父親譲りの美貌で現役時代からファンがついていた彼女に惚れたのかナンパしていたのかもしれない。だが残念な事に当のデュールは一度はメトを吸ったものの、そこまで興味が無さそうであった。


メトの後にもノーザンレイクには2匹の猫が仲間に加わっており、現在は2022年にやってきたサビ猫の「チビ」と、2023年に加わった黒猫の「ふく」(SNSや写真集の記述によると三人称としての正確な漢字表記は「福豆」だが、二人称的な呼称として記す際にはひらがな表記で「ふく」か「ふくちゃん」が使われている模様)の2匹の妹分がいる。

この2匹はメトと異なり完全な室内飼いのためメトとあまり長い時間一緒にいることはないそうだが、チビはメトと追いかけっこやニャンプロでじゃれ合ったり、メトの餌を横取りするなどお転婆な性格だが、時々一緒に寄り添って昼寝をするなど仲良く過ごしている。その一方でふくについては2023年9月現在ではまだメトが警戒していて打ち解けていないようだが、チビとは早くも打ち解けて仲良く過ごしている。メトの方も2024年1月頃には大分慣れたようで、一緒の空間でじゃれ合うくらいにはふくと打ち解けた模様。

因みにノーザンレイクの代表関係者は引退馬も含めて女性陣が圧倒的に多く、男性陣は川越氏・ドトウ・メト、そして2023年12月3日に新たに入厩したネコパンチの4名のみとなっている。


pixivではウマ娘プリティーダービードトウと一緒に描かれたイラストが投稿されている。公式でも2023年2月15日に許可を取った上でメトと同じ柄の猫のイラストが描かれた。

また、2022年9月29日に実装されたドトウのハロウィン衣装である『Dot-o'-Lantern』で追加されたホーム会話に「夜になると猫が遊びに来てくれる」という旨のセリフがあり、おそらくこれも現実のメイショウドトウとメトのふれあいが元ネタと思われる。


アニメウマ娘三期一話ではドトウやタイキと共にメトと思われる猫が登場した。ついでにヤギも登場している。最初のカットではドトウに抱きかかえられていたが、次の場面ではドトウの頭の上に乗ってくつろいでいた。

また、二話以降から加わったオープニングアニメでも一瞬だが登場しており、ここでもドトウの頭に乗っている。またこちらではタヌキとの共演を果たしている。

そして十話ではなんと、ドトウ、タイキ、タヌキ、ヤギの、まさに「史実引退後メイショウドトウのオールスター軍団」ともいうべき顔ぶれと共に再登場。しかもこのときは多くのファンが期待し思い描いた「四つん這いになったウマ娘のドトウの背中にメトが乗る姿」が初めて公式作品の中で描かれた。しかもタヌキはドトウの足元にすり寄りながら腰を落ち着けてくつろぎ、ヤギについてはドトウの周りに数頭が群がり、そのうち1頭が彼女の髪を一房食むなど若干無礼た態度を取る一方、タイキはモデル馬がヒツジと仲が良かったことを受けてかヤギと楽しそうに戯れており、こちらも時間的には極僅かな出番であったにもかかわらず、史実のメイショウドトウやタイキシャトルの引退後の生活のエピソードを考えると極めて解像度が高い演出となり、ファンを沸かせた。さらにこの話の初放送日が上記の写真集「ボス猫メトとメイショウドトウ」の発売日翌日の12月7日だったため、こちらについても大きな話題となった。


ネオユニヴァースの育成シナリオにメトがウマ娘の世界に実在する匂わせのイベントがある。

表記ゆれ

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