概要
漢字表記は「桜鱒」。学名は Oncorhynchus masou 。
稚魚のうちは半年程度川で暮らし、海に下って回遊し、産卵のために遡上するもの(降海型)がサクラマスと呼ばれ、全長70cm程度まで成長する。
サケ科としては短命で、海に下ってから1年で帰ってくる。
種としては同一のものだが、一生を淡水で過ごすもの(河川残留型・陸封型)はヤマメと呼ばれ、こちらは全長30cm程度。
しかし中には湖やダム湖を海と間違えてサクラマス化する「陸封型のサクラマス」というのもおり、こいつは河川を遡上してくるものと違い餌をよく食べるのが特徴(サクラマスに限らず、川を遡上するものはエサをほとんど食べない)。
そのため釣りのターゲットとして釣り人たちに愛されるようだ。