ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

ラーマーヤナ」に登場する羅刹女で、羅刹の魔王ラーヴァナや、ラークシャサクンバカルナヴィビーシャナカラとは兄妹である。


あらゆるものに変化する力を持つが、正体は醜く邪悪な性格をしているという。


ラークシャサと敵対するダーナヴァの王子と結婚したが、それはダーナヴァ一族側のラーヴァナの油断させて倒すための作戦であったために、彼女の不在の際に王子はラーヴァナに殺され未亡人となった。


その後、兄カラのもとに身を寄せたが、ダンダカの森で英雄ラーマ一行に出会い、一目惚れして求婚したがシーターという妻がいることを理由に断られラクシュマナを勧められた。

するとラクシュマナも、従者の自分と結婚したら下女になってしまうからラーマと結婚するべきだと、両者とも冗談めかして断った。


それを冗談と受け取らなかったシュールパナカーはシーターを食い殺そうと襲い掛かったが、ラーマに押さえつけられた上にラクシュマナに鼻と耳を切り落とされてしまい、カラの元へ逃げて行った。


カラは1万4千の軍勢でラーマ一行を襲撃したが、返り討ちに会ってしまったため、シュールパナカーはランカー島に渡って一番の実力を持つ兄ラーヴァナにカラの戦死を報告した。

さらにラーマの妻シーターの美しさについてを語り、兄の妻としてふさわしいと思い連れ去ろうとしたところ鼻と耳を切り落とされたと嘘をついて、シーターがランカー島に攫われる原因となった。


なお、異説ではとても美しかったとされ、既婚者であることを知らずにラーマに近づき誘ったため、妻への愛から激怒され耳と鼻を切られて醜くされてしまったが、孤独の中でも心の美しさは失わずに過ごしたとされる。

関連タグ編集

インド神話 ラーマーヤナ ラークシャサ

鬼女 悪女 女怪人

関連記事

親記事

ラークシャサ らーくしゃさ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 167

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました