ジャポニズム
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じゃぽにずむ
19世紀のヨーロッパで流行した日本趣味。
フランス語「japonisme(ジャポニスム)」、英語「japonism(ジャポニズム)」。
フランスが中心となったため、美術関係では「ジャポニスム」と呼ぶが、専門外では英語読みに近い「ジャポニズム」と呼ぶ事が多く、pixivでも百科事典項目作成時点(2014年6月)では「ジャポニスム」タグの付いた作品が無かったため、項目も「ジャポニズム」で立てている。
19世紀中頃、ヨーロッパに浮世絵をはじめとする日本の芸術や文化の文物がもたらされていた。開国によって日本と欧米との交流が始まるとさらに活発になり、19世紀後半に国際展覧会(後の万博)に日本代表が芸術品を出品したことでさらに日本芸術が知られ、日本への憧れや趣味とする風潮が流行し、様々な芸術家が影響を受けた芸術品を生み出した。
とくにゴッホやルノワール、モネといった印象派画家は葛飾北斎や東洲斎写楽、喜多川歌麿、歌川広重などの浮世絵から強い影響を受け、浮世絵を写生したり、浮世絵のタッチを真似て描いた絵画、日本にまつわる描写などを描いた。
またルイ・ヴィトンの商品に描かれた模様にも日本の市松模様や家紋の影響を受けているといわれる。
日本文化の西洋化で独自性が次第に喪失され、アール・ヌーヴォーやアール・デコにおいて、単なるイメージの借り物に留まらず吸収された結果、ジャポニズムの流行は収束した。
だが20世紀後半になって日本の漫画やアニメ、ゲームといったサブカルチャーの世界的に人気が高まり、新たなジャポニズムと化している。
日本文化“風”ではなく、日本文化そのまんまの作品もあったりする。
ジャパニズム・サイバーバンク平賀源内by横濱kabitan何か違うジャポニズムのイメージ。
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