概要
【ハトホル・ファミリア】主神。豊穣の神の一柱。
モデルとなったのはエジプト神話の女神・ハトホル。
神物
適当に結わえられた黒い長髪に、顔の上半分を黒い牛を模した面で覆う少女然とした女神。
無花果の耳飾りや首飾りをアクセサリーにして身に着けている。
身長はヘスティアよりも高い155Cだが、スタイルでは劣っている。
間延びした口調で喋っており、基本的に面倒事や荒事に関しては好まない傾向にある。男神達の中での評価は良く、実は最強の『少女母性(バブみ)』を持つと言われている。
かつてはゼウス・ヘラと鎬を削ったピラミッド大好き同盟の一員だが、ハトホルはその中でも穏健派で、調停役でもあった。
『女神祭』でフレイヤにかけられた『魅了』が解除された後も、フレイヤをそれほど目の敵にもしていなければ、自身が司る豊穣もオマケみたいなものだと話している(ただし、本来は愛と美の女神である為、豊穣も含めれば司っている物はフレイヤとほぼ同じである)。
ただし、『女神同盟』の女神達によると嫉妬は抱いていたらしく、「逆ハーリア充許せねえー」とか、「本物の逆ハー見せてやるぜー」とか言っていたそうな(本人曰く「言葉の綾」)。
劇中の様相
『派閥大戦』では、フレイヤを毛嫌いする『女神同盟』に盟主として祭り上げられて、派閥連合の一角として参戦する。
『女神同盟』の盟主に持ち上げられただけあってか、『強靭な勇士(エインヘリヤル)』の攻勢でほとんどのファミリアが脱落する中でも終盤まで生き残っていた。
また、結果的に自らの派閥が参戦した事はファミリア全体にとっても大きな利となっており、元・【イシュタル・ファミリア】の戦闘娼婦(バーベラ)であったレナ・タリーやサミラはランクアップを果たす事になり、最も実力があると思われるネルナッティに至っては、第一級冒険者に認定されるLv.5へのランクアップを果たしている。
『派閥大戦』後は、Lv.5を輩出させた自身の派閥もオラリオ内で注目を浴びる事になったらしく、『都市競技祭典(オラリオピアード)』の一回戦においてもネルナッティが魔導士対決で出場するも、残念ながら『学区』側代表であるマリクに敗北してしまう。