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概要

ボルガ博士とは、ナック製作のアニメ『チャージマン研!』に登場するキャラクター。

声優は佐藤昇ジュラルの魔王星君等を兼任)

本編では第35話「頭の中にダイナマイト」に登場する。

東京湾建設される海上工業都市のレセプションに参加する為に来日した西ドイツ博士

(チャー研世界は「100年後」という設定だが、チャー研が放送されていた1974年時点のドイツは東西に分裂していたんDA。チャー研世界では統一されなかったのか、その後また分裂したのか、一切のことはわかりません!)

1話限りのゲストキャラでありながら、作中の常軌を逸した扱いから視聴者に広く知られている。

作中の扱い

映画館怪獣映画を見ていた泉研バリカンたちは、お菓子の話題に夢中になりながら歩いている内に自販機の前にいたボルガ博士にぶつかってしまう。

咎める様子もなくお菓子好きかい?と優しく語りかける博士だったが、スーツを着込んだ謎の集団によって研の目の前でいずこかへ連れ去られてしまう。

後を追った研は、博士がサプレッサー付きの銃で撃たれ、で連れ去られる場面を目撃しておきながら何事もなかったかのようにスルーし、自宅でテレビのニュースを見ていた。

夕方のニュースでは何事もなく会見を開いているボルガ博士が現れる。

「連れ去られたはずなのに何故」と、疑問に思った研はレセプションの会場へと向う。

研は会場でボルガ博士は偽者と指摘するものの、誰も信じてくれない。

鏡には博士の姿が映っており、ジュラル星人が化けた姿でもなかった。

研は超感覚を駆使し、彼の頭の中に爆弾が仕掛けられている事を見抜いた。

実は博士を拉致した謎のスーツ集団こそがジュラル星人であり、ボルガ博士は既に殺害され、生前の記憶と時限爆弾を頭に仕掛けられ、レセプションに参加している日本の学者達を纏めて殺害する計画の道具にされていたのだ。

博士をスカイロッドで連れ去り、「何をする!?」と驚く彼に「ボルガ博士、あなたは殺されたんです。その頭の中に爆弾を仕掛けられて、今のあなたは人間ロボットなんだ」と衝撃の事実を告げる研。

しかし爆発まで残り僅か。博士を救う手立ては既に無く、更にジュラル星人の円盤も迫ってきていた。

そして研は非情の決断に踏み切る。

ボルガ博士、お許しください!

悲痛な叫びと共にボルガ博士をジュラルの円盤に投下する研。

そして、直後に博士の中の時限爆弾が大爆発を起こし、ジュラルの円盤は爆発に巻き込まれ破壊された。

彼の尊い犠牲により、海上都市の建設は成功した。

だが、失った命は戻ってこない。第二第三のボルガ博士の悲劇を招かないためにも、ジュラル星人から地球人類を守る決意を新たにする研であった…。

かわいそうなボルガ博士…。

これは物語の最後、博士を投下した張本人のセリフである。(そもそも研が早く博士を助けていれば、こんなことにはならなかったはずである)

全セリフ

「お菓子好きかい?」

「ほっほっほっ。そうかね」

「君たちは・・・」

「放せ!何をする!」

「うっ・・・」

「研くん・・・」

「あまり皆さんを驚かせるものじゃないな」

「何をする!?」

「うぉー」

余談

そのあまりにもブッ飛んだエピソードから、ボルガダイナマイトという曲が作成された。

また、落下していく博士が放った、最期の悲痛な叫び声は、『チャージマン研!』の音MADで多用される素材である。

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ボルガ博士
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