マイケル・コーガン
まいけるこーがん
CV:林延年
アレクサンド・コーガンの嫡男にして、マットとリサの兄。
ウェーブのかかった金髪と鋭い目が特徴的な巨漢で、第一回・第二回プロフェッショナル異種格闘オープントーナメントでV2を果たした格闘家。
アレクサンドの跡取りとして可愛がられてきたせいか自尊心が強く、異母兄(と思われていた)ターちゃんに対しても敬意を払わなかった。また父親からも「常にNo.1であること」を強要されていた。
実力は本物で、重量80㎏の純金のプロテクターを着用して動き回っても息一つ切らさず、パンチスピードは0.005秒にも達する。
作中での初登場はリサがターちゃんファミリーの暮らす家に着いてから少し後で、マットと共に梁師範・ペドロと戦った。
第三回プロフェッショナル異種格闘オープントーナメントではシード選手として選ばれるも、会場の廊下でロド・ソドムの襲撃を受け、出生の秘密を知る。ロドに敗れ、ターちゃんとマットに介抱されるも怒りは収まらず、アレクサンドに暴行を働き「貴様などもう親ではない」と吐き捨てる。
第2回戦ではピジャカパトナム・シンを瞬殺し、余裕で第3回戦に挑むもターちゃんにはまったく歯が立たず膝を突く。生まれて初めて味わう敗北感に涙するが、ターちゃんから手を差し出されたことで「本当の強者のあるべき姿」を知り、「兄さん」と呼び尊敬するようになる。
最後は超えるべき壁としてターちゃんと激突するが、ターちゃんパンチの前に敗れ「常にNo.1であること」から解き放たれた。
アニメ版では敗北の際に、父親の幻影から慰められるシーンが追加され「常にNo.1である必要はない」と優しく諭された。
勝ち続けなければ父親に怒られると恐れていた節があり、マイケルが本当に欲しかったのはNo.1の地位などではなく父親からの優しさだったのだろう。
その後、ⅯAXのニド・ソドムへの仕打ちを目の当たりにした事でロドの気持ちを理解し、彼を兄弟として守ろうと思う様になり、ロドもⅯAXへの怒りからコーガンファミリーに協力する様になる。