アレクサンド・コーガン
あれくさんどこーがん
CV:中村秀利
『新ジャングルの王者ターちゃん』アメリカ編以降に登場する人物。
どことなくターちゃんに似た顔の男性で、パンピングホテルのオーナーを務める大富豪。コーガンファミリーの当主で、マイケル、マット、リサの三兄妹を溺愛している。
コーガンは妻の苗字で、本来はアラブの王国の騎士団長だった。しかし王妃と恋に落ちた挙句に妊娠させてしまい、王の怒りを買って投獄されてしまう。王妃のことを裏切るわけにはいかないと脱獄を諦めていたが、番兵が漏らした「王妃はコーガンのことをもう愛していない」という噂を聞き失望、鉄格子をひん曲げて脱走する。その後手枷を付けた状態にもかかわらず、銃で武装した衛兵3000人をボコボコにして脱獄を完遂し、アメリカへと逃走した。
金もなくアメリカの下町で大道芸人をやって日銭を稼いでいた(アニメ版では下ネタがかなりカットされている)のだが、配下の空手チャンピオンを蹴り倒してしまったことで暗黒格闘団体「MAX」からスカウトを受ける。一躍スター選手に上り詰めたアレクサンドだったが、残虐すぎるファイトルールに愛想を尽かし、組織を抜けたいと懇願する。その代償に彼の優秀な精子をMAXに譲り渡すことになってしまう。
MAX引退後は今の妻(先立たれている?)と結婚し、三子に恵まれパンピングホテルのオーナーとなった。しかし、その三兄妹を抹殺せんとかつてMAXに残した子であるロド・ソドムが現れ、ターちゃんを自分の息子(王妃との間に生まれた赤ちゃん)だと思ったアレクサンドは、「ターちゃんを息子として迎え入れる」とリサを騙し、ターちゃんをアメリカに連れてきてロド・ソドムと戦わせる為アフリカに送った。
トーナメントの一回戦でターちゃんとロドを戦わせ、ターちゃんが勝ったらいくばくかの金を与えてアフリカに送り返そうと目論んだが、真相を知ったリサの裏切りでターちゃんは別の相手と戦う事になった。
更にロドが自らの出生の秘密をマイケルとマットに暴露したため、コーガンファミリーの誇りを傷つけたとしてマイケルにボコボコにされてしまった。マイケルはロドと決着をつけるべくトーナメントを操作したが、ひそかにリサによってターちゃんと戦うよう変更された。
ターちゃんとの試合でマイケルが一方的にやられる様を見て逆上し、ライフルでターちゃんを狙撃しようとするが、マットに阻止された。
そして、マイケルに常にナンバー1であることを強要してきた教育がマイケルを傲慢な性格にしていった事、ターちゃんはマイケルの歪んだプライドを糺そうとしている事を諭され、ようやく自分の過ちを悟った。
全てが終わった後ターちゃんおよびロドと和解し、ロドを自分の息子として正式にコーガンファミリーに迎え入れた。