概要
『ジャングルの王者ターちゃん』に登場する格闘家。
身長192cm、体重120kg。金髪碧眼の持ち主で髪型はオールバック。
アレクサンド・コーガンが暗黒格闘団体「MAX」を抜ける際に作らされた子供で、双子の弟ニド・ソドムと共にMAXで悪役レスラーとして育てられた。地獄のような鍛錬を弟と共に耐え抜き、父・アレクサンドの活躍を新聞で読むことだけを心の支えとしてきたが、青年時代にマスクマンとして活躍していたニドと殺し合いを強いられ、その手に掛けてしまったことからMAXに絶望し、MAXを抜け出して自分たち兄弟を売り渡し、なんの不自由もなく幸せに暮らしているコーガンファミリーに復しゅう(誤記ではない)するためにアレクサンド主催の全米異種格闘技オープントーナメントに参加する。
普段は非常に心優しい性格であり、観客としてロドと知り合っていたターちゃんやヂェーンはその計画の全貌を知り「あんなにやさしいロド君が」とまで言っていた。
活躍
トーナメントでは圧倒的な実力で予選を突破し、1回戦で試合に乱入し復しゅうを止めようとした異母妹のリサ・コーガンに壮絶な過去を激白して戦意を失わせる。
さらに廊下を移動していたマイケル・コーガンに暴行を加え、自らの素性を全て明かし「リングの上で葬り去ってやる」と吐き捨てる。
しかし、トーナメントに「アポロニア仮面」として死んだはずのニドが参加していることを知り、MAXのミスターQからニドが改造人間になり記憶をすべて失った生体兵器に成り下がったことに涙を流し、彼を「人間として」死なせるために戦うことを決意する。
2回戦でコーガン兄弟は敗退し、ロドはビルの屋上にニドを誘い出して決闘を申し込むも、全く相手にならず屋上から突き落とされてしまう。なんとかマイケルに助けられたロドはMAXとの戦いを通してコーガンファミリーとも和解し、トーナメントではどっかのバカの呪術により体調を崩し2回戦不戦敗となった。
アポロニア仮面=ニドが決勝でターちゃんに敗れた後、病院で眠っているターちゃんを殺すためにミスターQが改造人間を連れて向かっていることを知ると、これを迎え撃つべく全身に爆弾を巻いてミスターQ一派の前に立ちはだかる。
Qはニドに殺せと命令するが、ニドは動こうとしなかった。
ターちゃんに倒されたときに、ニドは全ての記憶を取り戻していたのだから。
ニドは改造人間とミスターQをあっという間に倒し、兄の元へと駆け寄った。
ミスターQが死に、細胞固定剤が無くなったことは、改造人間の機能停止を意味していた____。
「ああ、ニド。 これからは兄さんが一緒だ、ずっとな…!」
全てが終わった後は、コーガンファミリーの長男として迎え入られ、パンピングアイアンホテルの重役に就任することとなった。