マスターメガトロン
ますたーめがとろん
CV:デビッド・ケイ、トレバー・デュバル(第1話のみ)/吹替:中田譲治
『ギャラクシーフォース』に登場するメガトロン。
海外版では『Transformers Armada』(マイクロン伝説)、『Transformers Energon』(スーパーリンク)のメガトロンと同一人物だが、日本語版では異なる。某新世紀GPX風の自動車やジェット機に変形するが、地球のメカはスキャニングしていない。
主武装はデスマシンガンとデスクロー。その他背中に二基のミサイル発射管を備える。またダークライガージャックとリンクアップ(合体)し、ライガーメガトロンとなる。
その性格を一言で言うなら暴君。一番上司にしたくないメガトロン。終盤では部下全員に愛想を尽かされ離反されたことからその人望のなさがわかるだろう。
「使えるからそばに置いていた」と本人が述べており、部下達の力は認めていたが、逆に言えば利用価値があると手駒程度にしか考えておらず歴代メガトロンの中では戦闘力は最強クラスだが、人望と統率力は低い。
通常のトランスフォーマーを軽く凌駕する馬力を誇る他、通常の火器とは別に両手からの放電が得意で、各惑星のプラネットフォースに対する高い順応性(スピーディアではビークルモードのブースター、アニマトロスではデスクロー、地球ではデスマシンガン、ギガロニアでは前述のマスターガルバトロンへの転生)も兼ね備える。
中でもスピーディアとアニマトロスでは惑星を訪れただけでその恩恵を獲得、更には異空間ごと初期化されても生還した挙句その際に身に纏っていたエネルギーでライガージャックをコピーし、ダークライガージャックを創造する等、トランスフォーマーの常識では説明できない力を見せていたが、それらは物語冒頭まで幽閉されていた間に、身体が消滅して宇宙を漂っていたユニクロンのスパークの一部を体に取り込んだ影響。
彼の誕生にもユニクロンが関わっていると思われるのを考慮すると、前述の強力な放電能力もそこからきているのかもしれない。
更に言えばブラックホール発生もそれによってプライマスとユニクロンの力のバランスが崩れたためだった(DVD9巻のブックレット収録の用語解説)。
各地でチップスクエアとプラネットフォースを求め暴虐の限りを尽くすが、彼には特殊な異空間・ファイヤースペースが存在しており、座標さえ判明していればここを経由することで如何なる場所へも移動できるそのため、マップをベクタープライムから奪取していた頃はサイバトロンよりも一足早く暗躍することが多い。
その分慢心も多く、アニマトロスでビーストモードにトランスフォームするフレイムコンボイ達を見て驚いたり、ベクタープライムのタイムリバースに動揺したり、メガロコンボイに叩きのめされたりなど、とてつもなく強いが意外と苦戦や油断も見られる。思惑通りに上手く進まずイラついて放電することもあった。
第41話では前述のメガロコンボイによって瀕死になるが、執念を昂らせた結果、惑星ギガロニアのプラネットフォースの影響で銀色に輝くボディのマスターガルバトロンとして生まれ変わる。それまでも圧倒的なレベルにあった戦闘能力は更に底上げされ、転生直後には手分けして惑星を探索していたサイバトロンメンバーを次々に襲撃。各個撃破する形だったとはいえ、サイバトロン側をほぼ総崩れ状態にまで追い込んでいる。
しかしその後は奮起したギャラクシーコンボイに撃退されるわ、部下には離反されるわ、チップスクエアを手にしたと思ったらソニックコンボイ達にフルボッコにされるわ、グランドブラックホールも撃滅されるわで心身ともに打ちのめされ、平和が戻った世界の中で1人、あれだけ追い求めていた野望を諦めかけていた。
そこへ現れたスタースクリームの亡霊に煽られ、再起。
宇宙の帝王としての存在意義を果たすべく、ギャラクシーコンボイと決闘する。新技を交えつつ一進一退の攻防を繰り広げるが、最後は仲間達の絆を力に変えたギャラクシーコンボイの渾身のベクターソードによって胸部を貫かれ敗北。
憑き物が取れたのか、どこか満足げな笑みを残し、孤独な帝王は絆と信頼の司令官の前で影のように消えていくのであった。
そもそものスペックがこの世界で最強と言っても過言ではない程だが、更に多種多様な技を持つ。
特にイグニッションについては各惑星で次々発現させており、どこへ行っても新技を得て強くなるため、サイバトロン(と独自に野望を進めるスタスク)にとってはとてつもない脅威となっている。
しかし逆にそれで慢心して、新たな力を得たギャラクシーコンボイ達に返り討ちにされることもしばしば。
デスブースター
スピーディアでのニトロコンボイとのレース中に発現したビークルモード時のイグニッション。後部にチップを差し込む。
ニトロコンボイが一瞬動揺するほどの加速力を発揮したが、流石に相手が悪く結果は負けている。
デスマシンガン
背部ユニットにイグニッションして右手に装備する4連装のガトリング砲。タイヤのスポーク部分が銃口、内部フレームが銃身となる。
凄まじい連射力を誇るのみならず単発火力も高いため、総合火力は計り知れない。
地球にてエクシリオン、バックパック、ファストエイドの3人に追い詰められた際に初めて発現し、掃射して3人まとめて文字通り蜂の巣にして逆転してしまった。……が、これが逆に彼らの転生のきっかけとなってしまう。
ぶっちゃけ放電攻撃のほうが強いかもしれない。
デスキャノン
マスターガルバトロンとなった彼の秘密兵器。
ギャラクシーコンボイとの最後の決闘中に解禁、背部ユニットを前方に展開し超火力の破壊光線を放つ。
ただし発射前後で隙があるため、2発目は奮起したギャラクシーコンボイにかわされている。
デスブレード(仮名)
同じくギャラクシーコンボイとの決闘中に解禁した最終兵器。
右手から紫色のビーム刃を発振させる。
ギャラクシーコンボイに向けて一閃、ウイングを切り裂いて大ダメージを負わせたが、最後はマスターガルバトロンもろともベクタープライムのベクターソードに破壊された。
ギャラクシーコンボイとの最終決戦は勇者シリーズ1作目のオマージュ。因みに本作ではベクタープライム役の速水奨はエクスカイザーを演じており、勇者シリーズと縁の深い作品となっている。
ちなみに漫画版ではギャラクシーコンボイのパンチ一撃で倒されているせいか、作者の岩本先生も「口先だけになっているような…」とコメントしている。
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114514年振りくらいにTFの小説書いた気がする。 ■GF、メガスタ、妖怪パロ。 ググコクの信楽さんの声がマスターメガトロン様と同じだということに気付いて、「狐」の単語を言わせたかっただけの産物です。 致してはおりませんが、暗に仄めかしているので苦手な方は注意。 ■アンケート設置してます。よかったら回答してください。1,315文字pixiv小説作品