マーフォークの王国へ侵入した者は、すぐに彼等の暖かい歓迎を受ける。
概要
DM-10『聖拳編』から登場した水文明の種族。名前の由来は「半魚人」や「人魚」を意味する同音の英単語から。また、デュエマの兄弟作品である『MTG』にも、同名のクリーチャー・タイプ(種族)が存在する
pixivに投稿されている作品では、タグには「マーフォーク」が使われているので、検索する際は「マーフォーク デュエル・マスターズ」と検索した方が良い。
サイバーロードたちとは異なる文化基盤に存在する、水棲の半魚人族。ほとんどが下半身が魚、あるいは軟体動物の姿をしており、貝殻や魚の骨を利用した武器を持ち、鎖やベルトなどを身にまとうことが多い。
命名のルールは、「○○・△△」。全てカタカナで表記されており、△△の部分には「ウィザード」や「パイレーツ」等のファンタジー作品を想起させる単語が入る。が、それ以外は特に明確な命名ルールは存在していない。
多種族カードでの冠詞は「電影」、進化クリーチャーの場合は「海族」。
マーフォークとしての進化クリーチャーは《パシフィック・チャンピオン》1体のみ。キマイラとの進化Vクリーチャーに《蛇魂王ナーガ》が存在する。
DM22-RP1『ゴッド・オブ・アビス編』では「マジック」カテゴリーに属するマジック・マーフォークが登場。
命名ルールはマーフォークと同じく「○○・△△」。ただしこちらは、○○の部分には実在の歌人や詩人の名前をカナ表記にしたものが入り、△△の部分には音楽や俳句を思わせる単語が入る。
また、服装も和服とパンクファッションを合わせたものに変わっており、GoA世界の他の「マジック」種族同様、全体的に和風の要素が強くなっている。
続くDM23-RP2『アビス・レボリューション編 第2弾 忍邪乱武』では、新たに女性型のマジック・マーメイドが登場。
あくまで人魚型の半魚人という姿だったマーフォークと比べて人外みは薄れ、下半身が魚であること以外はヒューマノイドやスノーフェアリーに近い姿になっているのが特徴。
背景ストーリー
知識と探求を重要視し、科学や魔術を用いた知略戦を主とする水文明の人型種族では珍しく、ラフな肉弾戦を得意とする異端児。
海賊を生業としているようで、水文明にはサイバーロードの海底都市とは別に、マーフォークの王国が存在する模様。
その実力を危険視したサイバーロードによって、本来の力を封じる枷を填められており、多くのマーフォークが身につけている鎖やベルトは、進化を封じる拘束具としての機能を持っているらしい。
ゴッド・オブ・アビス
GoA世界の水文明は歌や言葉に宿る言霊の研究を行っており、その最も粋な運用形態であるハイクが魔術体系としてだけではなく、娯楽としても流行している。
それに伴い、武器を使った肉弾戦を得意としていた従来のマーフォークと違って、マジック・マーフォークには楽器や短冊を用いた言霊魔術に長けている者が多い。
その他
同じ半魚人型の種族にムートピアが存在する。人魚型のマーフォークに対して、あちらは主に二足歩行の魚人型で占められている。
また、似た姿をしているクリーチャーに《月明かりに沈むニンギョ》と《星空に浮かぶニンギョ》が存在するが、2体とも闇文明であり、前者の種族はデビルマスク、後者はマフィ・ギャングである。