「ふん、お高く止まったヘリだ」
「うわぁ、ひどいや。めちゃめちゃじゃないか。待ってろよピーター・サム!今助けてやるからな」
概要
『汽車のえほん』及び『きかんしゃトーマス』に登場するディーゼル機関車のキャラクターである。
タグとしては、ラスティー(きかんしゃトーマス)が既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。
『汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。
汽車のえほん
データ
概要
スカーロイとレニアスが修理でいない間にやってきた。スカーロイ鉄道初のディーゼル機関車。
主に保線作業を行っているが、必要な時には旅客輸送を担当することもある。
経歴
1936年~1942年の間にラストン&ホーンズビー社にて製造、1957年にサー・ハンデルとピーター・サムを手助けするためにオーナーのハンデル・ブラウン卿2世が購入した。
性格
ディーゼル機関車の中では珍しく親切で、蒸気機関車に対する偏見を一切持っていない。スカーロイ鉄道に到着して早々、調子が優れないサー・ハンデル(本当は仮病)の代わりにピーター・サムと共に貨車の運搬に勤しんだ。
ただ、ソドー島のキャラクターの例に漏れず、上から目線のハロルドに皮肉を言ったり、有頂天のサー・ハンデルをへこませようとスカーロイ共々画策したりしていた。また事前に忠告したにもかかわらず、事故を起こしたダンカンに腹を立て、救助に行くの渋ったこともある。(その後スカーロイの説得ですぐに動いたが。)
特徴
真っ黒な車体でバッファーがゴードンのように楕円状になっているのが特徴。実は設定上フレッドというディーゼル機関車がいるが登場していないため実質彼が唯一のディーゼル機関車である。
なお、モデルとなったタリスリン鉄道のディーゼル機関車ミッドランダーは現在、大改造の末外見が大きく変わっており、ラスティーとは似ても似つかない。
きかんしゃトーマス
データ
概要
原作と同じく、スカーロイ鉄道の5号機関車である。諸事情で塗装が黒からオレンジ色に変更された。
変遷
第4シーズンから登場。第5シーズン以降は模型の都合上故か顔が大きくなっている。
余談であるが、母国イギリスにおいてラスティーは女性キャラクターが少ないという理由でジェンダーニュートラルとして扱われていたという話がある。それが理由となってか米国版では一部のエピソードにて三人称が『she』となっていたという。
2次創作について
海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。
それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルやタリスリン鉄道のミッドランダーベースの姿をしたモデルなどがあったりする。
関連タグ
仲間たち