概要
身長 | 163㎝ |
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誕生日 | 7月22日 |
血液型 | B型 |
CV | 夏樹リオ(コンピレーション作品) |
星の生命の循環を研究していた、元神羅科学部門のA級研究員。
かつてはヴィンセントの父である科学者グリモア・ヴァレンタイン博士の助手を務めていたが、研究中の事故でグリモア博士が亡くなってしまう。
その後はガスト博士や宝条と共にジェノバ・プロジェクト(古代種再生計画)に参加し、護衛役のヴィンセントと親しくなるも、彼の求婚を断って宝条と結婚し、自身と宝条との間に身籠った胎児(セフィロス)を実験に提出した。出産後にジェノバの影響で心身に変調をきたして死ねない体となってしまい、山中の滝の裏の祠にこもり、己が身をクリスタルの中に封印し眠り続けている。
半ば心が崩壊し眠っている状態ながら、それでも息子の身とヴィンセントの事を案じ続けている。
FF7本編ではメインシナリオには登場せず、ヴィンセント関連のサブイベントでのみ登場する。
(ゲーム中ではここでヴィンセントの最強武器と究極リミット技を入手可能である。)
コンピレーション作品「ダージュオブケルベロス」では、ルクレツィアもヴィンセントに好意を抱いていたが、『ヴィンセントの父グリモアの死の責任は自分にある』という罪悪感を抱いていたためにプロポーズを受け入れられなかった、という事情が語られた。
また、宝条を哀れむような気持ちで結婚したことや、宝条の実験により瀕死となったヴィンセントの命をカオスを宿して繋ぎ止めたことも描写され、息子と引き離され「あの子に会わせて!」と宝条に迫るシーンもある。
ロストエピソードでは彼女から誘ってヴィンセントと踊るシーンや研究ばかりしていてたまに自分を見失いそうになる時、ヴィンセントが自分の元を訪れることを感謝しているシーンがある。
「ダージュオブケルベロス」は、ヴィンセントがルクレツィア(あるいはルクレツィアの断片を持つシェルク)の導きによりカオスを制御し、ルクレツィアの研究を悪用してオメガを復活させ、星を殺し宇宙に旅立とうとする宝条を止め、星を救う物語である。
ヴィンセントは彼女について「彼女は……昔から一方的だ……。それに……思いこみも激しい」と語っている。また、「ガスト博士の助手。美しい……ルクレツィア」と説明している。「……見ているだけだった……彼女を止めなかった……そして……それが罪……だから、これは……与えられし……罰……」というヴィンセントのセリフからヴィンセントの背負う罪は彼女の悲劇が原因になっていることがわかる。