概要
沖縄料理の代表として名高いが、生まれたのは20世紀初頭で、ラーメンに近い製法で麺が作られていた。
沖縄県民の好みに合わせて変化し、現代の形に近くなったのは昭和に入ってからである。
戦後に米軍が小麦粉を大量に持ち込んだために普及が早まり、1972年の日本復帰後、本土でも名が知れ始める。
蕎麦粉をまったく使っていないため、一時期「そば」の名が使えなくなりかけたが、登録商標として「本場・沖縄そば」の呼称が認められ、本土にも移出されている(規格上は中華麺として区分されている)。
バリエーション
- ソーキそば:スペアリブの煮込みが乗っている。
- てびち(そば):豚足が乗っている。
- 中身そば:内臓(モツ煮)が乗っている。
- 焼きそば:具材と炒め、ケチャップやソースなどで味付け。要は本土の焼きそばと同じで、麺が沖縄そばになっているものである。
また、サイドメニューのおにぎりや稲荷寿司も店の味になっていて、そばと合わせて供せられる。