概要
アーケードゲーム『甲虫王者ムシキング』のストーリーの一覧である。
一覧
アダー登場編(2003年~2005ファースト)
昔々、ムシたちの棲む緑豊かな森があり、森の妖精の少年・ポポとともに、平和な日々を過ごしていた。
そんなある日、遠い国から人間が連れてきたムシたちが現れ、森が荒らされてしまう。そこに現れたのは、森を追放されたばかりの妖精・アダーだった。
アダーは森を支配しようと、強いムシを操っていたのだ。アダーによって改造された外国甲虫は、赤い目となってポポの前に幾度となく襲いかかってくる。
ポポは何度も戦っていく中で、何とかアダーのアジトに辿り着くが…。
復活の森編(2005セカンド)
ポポと仲間たちに攻め込まれたアダーが起こした山火事は、雨によって消し止められ、いつしか黒い森となった。その間にも、赤い目の甲虫は未だに暴れていた。
闘いの中で、ポポは黒い森の中でアダーが新たなアジトを建てていたことを突き止める。
最大のピンチに、ムシキングが復活。仲間のムシたちの加勢もあり、森は平和を取り戻した…。
アダーの計画編(2006ファースト)
成長したポポは、仲間のムシたちと戦いながら、平和な日々を過ごしていた。
そこへまたしても赤い目の甲虫を連れてアダーが登場、さらにポポは驚きの光景を目のあたりにする。アダーは、人間が捨てたゴミを利用し、改造甲虫の工場を建てていたというのだ。アダーの息の根を止めるべく、ポポとムシキングは仲間とともに立ち向かっていく・・・。
ここまでは「スーパーコレクション」でニンテンドーDSに移植されているため、現在でも遊ぶことができる。(アダー完結編以外は「ムシキングヒストリー」としてまとめられており、使えるムシが固定されている)。
オムニバス(2006セカンド)
2006セカンドから5周年記念にかけての間(アダー完結編以前)はストーリーがほぼ進展しなかったが、その代わりゲームモードを自由に選択することができた。
また、DSソフト『甲虫王者ムシキング スーパーコレクション』(通称、スパコレ)でも同様のモードで遊ぶことができる。
対戦形式は1対1のモードとタッグマッチのモードがある。
2007ファーストで「しろいはね」と「さなぎきゅうしゅつ」が追加された。
モード | 対戦形式 | 仕掛け | 難易度 | 元となったストーリー |
---|---|---|---|---|
さばくの森 | 1対1 | 特に無し | 低い | アダーの計画編の「本当の最後のお話」のその4 |
かいぞう甲虫 | 1対1 | 終盤は羽化直後の敵との戦いとなる。羽が固まると強さが上昇し、完全体になるととんでもない強さになってしまう。 | やや高い | 復活の森編の「続きのお話」〜「最後のお話」 |
ごみの森 | 1対1 | 速攻でボタンを押さないと落下物によりダメージを受けてしまう。 | かなり高い | アダーの計画編の「最後のお話」 |
しろいはね | 1対1 | プレイヤー側の甲虫は羽化直後の状態から始まる。最初は体力が非常に低いため、危険である。 | 高い | オリジナル |
ねったいの森 | タッグマッチ | 特に無し | 低い | アダーの計画編 |
アダー工場 | タッグマッチ | 2番目の敵以降は羽化直後の敵との戦いとなる。羽が固まると強さが上昇し、完全体になるととんでもない強さになってしまう。 | やや高い | アダーの計画編 |
炎のバトル | タッグマッチ | 速攻でボタンを押さないと落下物によりダメージを受けてしまう。 | かなり高い | アダー登場編の第4話(最後の決戦) |
さなぎきゅうしゅつ | タッグマッチ | プレイヤー側の甲虫は羽化直後の状態から始まる。最初は体力が非常に低いため、危険である。 | 高い | オリジナル |
アダー完結編
長い闘いの中で、アダーの悲しい過去を知ることになったポポはある遺跡にたどり着く。そこでの決闘の中で、ポポはまた1つ本当の強さを手にするのだった。そして戦いはクライマックスへ。アダーが迎え撃つのは、底知れぬほどに強いヘルクレスエクアトリアヌスブルーだった・・・・・。