CV:藤本たかひろ
概要
おでんの父であり当時の将軍(国長)だった光月スキヤキの家臣。
反射の薄いサングラスをかけ、口元にはヒゲ、パーマのかかった前髪が特徴の侍。
SBSによると、幼少期に光月スキヤキに拾われて大変な恩を感じているとのこと。
初登場した回想の冒頭ではスキヤキに対し、彼の息子おでんがこれまで18歳になるまで起こしてきた問題行動の数々を説明していたが、息子のその破天荒さにとうとう匙を投げたスキヤキから彼宛の絶縁状を託される。その後、後世「山の神事件」と称される大猪騒動を起こした(実際は当時チンピラの錦えもんの起こした罪を肩代わりした)おでんを見つけ、絶縁状を渡した。
番三郎自身はおでんに対しても好感を抱いていたようで、TVアニメ版ではスキヤキに窘められるまで、おでんの問題の数々をかなりノリノリで語り続けており、彼の声でハッとした際には赤面していた。絶縁状を渡しに行った際も、おでんに申し訳ない気持ちを明かしつつ、スキヤキの気持ちも理解してほしいと、両者を取り持つ発言をしていた。その後、おでんが無法地帯として長年放置されていた九里を平定した報せが入った際には、目に涙を浮かべてスキヤキの下に駆けつけている。
おでんがラフテルから帰国した後は九里のおでん城に仕えており、おでんが都で処刑される日も主君の妻子らの食事の毒見役を務めていた。その後、黒炭オロチの暴挙で城に火が放たれて以降の消息は不明。