概要
「ドラゴンクエストⅧ」に登場するスカウトモンスター(NPC戦闘員)。
名前の由来は烏骨鶏からか。
ベルガラックの町から西にある橋の上で仁王立ちしており、近づくとズンズンと追いかけてくるのでプレイヤーに恐れられる。ただしその妙な味わいは当時のネラー共の感性に刺さったようで、専門スレやAAも作られるほどの人気になった。
ちなみに3DS版では普通にウロウロしており、怖いことは怖いがだいぶニワトリっぽくなった。
そんなウコッケだが肝心のスペックは大して高くなく、使える技も通常攻撃の他はカマイタチだけ。色こそ違うがバードファイターのそれ。
しかもスカウトモンスターはNPCなのでプレイヤーが行動を指示できず、初登場するくらいの時期にまあまあの戦力として期待できる程度。
なおウコッケの同族はラスダンに出てくる上位種の「チキンドラゴ」で、コイツは1ターンおきに2回行動する上、カマイタチが全体攻撃のしんくうはに進化している他、おたけびで妨害もする。対してこいつは……
というわけでプレイヤーからは元々バードファイターにする予定だったのが色だけチキンドラゴになったんじゃないかと考えられている(敵として出る通常版とは性能が違うというヤツはスカウトモンスターにも結構いる)
関連
うごくせきぞう:スカウトモンスターの「アポロン」というヤツがおり、コイツは主人公のレベルに関係なくステータスが変わらない(ウコッケは素早さだけ上がる)という類似した性質を持つ。ただしコイツは非常に頼もしいスカモンなので、育ちきっても大したことないウコッケとは雲泥の差。
烏骨鶏:うこっけい。高級食材と名高いニワトリ。
皮や肉だけでなく骨までも黒いことからこの名前がついたが、羽は茶色が多いため、一般にイメージされる白い羽の個体はあまり多くない。