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オーヴァーロード/テオスの編集履歴

2014-06-11 18:13:17 バージョン

オーヴァーロード/テオス

おーゔぁーろーどておす

『仮面ライダーアギト』に登場するロード怪人たちの支配者にして創造神。劇中では「闇の力」と呼ばれる。

「あなただけではない、人間という、種そのものに、私は、裏切られたようだ。もう一度、最初からやり直しましょう。」


演:羽緒レイ


概要、神話


ロード怪人たち(アンノウン)の支配者にして創造神。

神様だけに、外見上、男性とも女性ともとれる中性的な姿の青年の姿をしている。

なお、オーヴァーロードとはロードを超える者という意味であり、真名はテオスとされる。

ちなみに劇中ではその呼が明かされる事は無く、終始闇の力、あるいは闇の力の青年という名で通していた。


その正体は宇宙誕生と同時に生まれた宇宙を構成するのうち「闇」の力が具現化したそれそのものであり、世界を創った後、自らの分身であるエルロードを、その部下として天使たるロード怪人を創作し、更に世界に住まう住人としてロード怪人に似せて動物を、そして自身に似せて人間を創りだし、特に人間を自分の子供としてこよなく愛していた(ムック本ではペットのように愛したと書かれている)。


しかしその事が人類側を増長させる事となり、人類は自分たち以外の動物たちを劣っている者だとみなし、過度に虐げ始めてしまった。


この事態に怒った動物たちの元となったロード怪人=天使たちは人類に宣戦布告。人間と天使との全面戦争へと発展してしまった。


当初は圧倒的に天使軍が有利であったが、人類を不憫に思ったテオスと対を成す存在、オーヴァーロード(光の力、火のエルとも)プロメスが地上へと赴き、とある女性と交わり、産まれた子がネフィリム=ギルスとなった事で状況は大きく変わってしまう。


光の力=プロメスが人類側に干渉したことで、人類が自分が愛した子供たちでは無くなることを嫌った闇の力=テオスは直接自ら赴き、プロメスを打ち倒し、この結果、人類の敗北は決定的なものになり、戦いは天使軍の勝利に終わった。

※第35話にて水のエルが言うにはアギトとは限りなく進化する力のことらしく、その為、人類が自身と同等の存在になる事を恐れているかららしい。


そして勝利した天使たちの長であるエルロードたちは、地上の全てをリセットするため洪水をお越し、地上のあらゆるものを洗い流させた。


この事を悲しんだテオスは情けとして、全人類、全動物の中からつがいを一組ずつ方舟(ノアの方舟?)に乗せて生き残らせるという行動を起こす。

※劇中に登場するこれらの出来事を描いたと思わしきイコンにはアギトに覚醒したと思わしき人物が描かれているが詳細は不明(そもそも闇の力=テオスはアギトの力を憎んでおり、そんな人物を生き残らせるはずはないので…)。


ところが、プロメスは最後の力を振り絞り、人類に直接アギトの力を授けてしまっており、更に時空を超え、遥か未来=西暦2001年へと降臨し、その場へと偶然居合わせた人間=あかつき号の搭乗客の1人である沢木哲也(後の津上翔一)の持つアギトの力を強制的に引き出した(この時の余波に巻き込まれた他の搭乗客も強制的に力を引き出されている)。

※劇中明言されてはいないが、沢木哲也こそ、人類最初のネフィリムの子孫だった可能性が示唆されるが詳細は不明。


この予兆を察し追いかけてきたエルロードの1人、水のエルは、かつて滅ぼしたと思っていた人類が未だ健在だったことを知り、テオスに「人類はもはやあなたが創った人類ではない。あなたに逆らうネフィリムなのだから滅ぼすべきだ」と進言するも、「勝手に人類と戦争を起こして私に逆らったのはお前たちも同じだ」とそれを諌められたため、一時矛を収め、プロメスに力を覚醒された哲也を海へと叩き落とすのと同時に、「お前達もまた悪しき光を浴びた、あの男と同様やがて人ではなくなる。だがそれまでは生きられるだろう。覚醒の前兆が訪れるまでは。ただしこのことは誰にも言ってはならない。決して。忘れるな。お前達の時間は長くない。お前達に未来はないのだ!」他の乗客たちに宣戦布告をして去って行った。

水のエルから事の次第の報告を聞いたテオスは遥か未来、人類が再び繁栄し、プロメスがもたらした力であるアギトの力が覚醒した時に供え、アギトの力に覚醒した人間を抹殺させるべくエルロードたちを放ち、自身も人間の進化に伴い現世に復活できるよう自らの遺伝子情報をオーパーツに残し永い眠りについた。


劇中での主な活躍

第4話の終盤、三雲咲子が所属する研究機関により(本人たちは知らないがジャガーロード達の手伝いもあって)オーパーツが解析され、咲子がそれに収められていた遺伝子情報を元にDNAを合成して生み出された器となる肉体に宿り、現代に蘇ったテオスはアギトの根絶のため、アンノウンたちを放って遂に活動を開始する。


しかし、人類への愛は捨てきれておらず、アギトの不完全態であるギルスの力に覚醒し、苦しんでいた葦原涼を助けたり、アギトの力に覚醒しつつあったあかつき号事件の生存者の1人である三浦智子を自らの手で殺害した時は、アギトになる存在とはいえ自らの愛する人間を自身の手で殺してしまった事に大きな精神的ショックを残しており、その後悔の念から素直に警察に逮捕され、精神病患者の振りをして警察病院の病室に引きこもり、アギトの撲滅は配下の者たちに任せることを選択した。

しかしその後も、アギトの進化は留まる事を知らす、アギトと同等の力を得たはずの水のエル(強化体)が敗れた際、アギトの力が最早エルロードたちですら低負えない存在へとなり掛けている事に危機感を覚え、遂に自ら直接行動に出る決意をする。


そしてアギトギルスアナザーアギトからアギトの力を奪い、ただの人間へと戻すことに成功(しかしアギトの力を消し去ることは出来ず、想像を絶する苦痛に顔を歪ませていた)。


しかし、人々を護るため、再びアギトの力を求める翔一ら3人の奮闘や「ただの人間」だった筈の氷川誠の変身したG3-Xからの攻撃によってできた一瞬のスキにただの人間へと戻った筈の翔一に殴られ、奪い取ったアギトの力を手放してしまうという予想外の事態に陥ってしまう。


アギトの進化が止まらず、水のエルが倒されエルロードですら手に負えない存在になりかけていることに危機感を抱き、ついに直接行動を開始。

アギト、ギルス、アナザーアギトからアギトの力を奪い、ただの人間に戻してしまうものの、「ただの人間」だった筈のG3-Xの攻撃によってできた隙に翔一に殴られ、奪ったアギトの力を手放してしまう。


この出来事にショックを受けた彼は、人類そのものに失望し、アギトだけではなく人類そのものを完全に滅ぼして一から世界をやり直すという、傍若無人かつ傍迷惑気極まりない暴挙を決意!!


星座を動かしてその動かされた誕生星座の人々にドッペルゲンガーを見せ付け自殺させるという想像を絶する手段で人類を根絶させようとする。


しかし、その企みのアギト、ギルス、G3-Xの3ライダーたちの前に打ち砕かれ、天上界へと一時撤退しようとするが、アギトのシャイニングフォームの放った強化シャイニングライダーキックにより肉体を破壊され計画は失敗に終わった。


しかしは未だ健在であり、何時の頃かは定かではないが、一部の人間たちはアギトの力を恐れ、自分たちに協力していた気配を察していたらしく、天上界へと戻る前に、協力者(だと思っていた)本来の津上翔一の前に姿を現し、「私は、人間の側から、アギトを滅ぼすための使者として、あなたを、復活させた。だが、その必要はなかったようです。人間は、いずれアギトを滅ぼします。」と語るが、人間の無限の可能性を信じる本来の津上翔一に「イヤ、あなたは人間をつくりながら、人間のことを何も知らない。人はアギトを受け入れるだろう。人間の無限の可能性として。」と反論されたため、その結末を見届けると告げ、人類の前より去って行った。


余談

PS2専用ソフト「仮面ライダー 正義の系譜」に登場するラスボス邪眼は最終回にてテオスがアギトに肉体を破壊された際の余波で復活したという設定になっている。


関連タグ

仮面ライダーアギト アンノウン(怪人)

正義の系譜 邪眼

 ラスボス 旧約聖書

表記揺れ:オーヴァーロード 闇の力(仮面ライダーアギト)

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