概要を説明せねばなるまい!
1976年の「タイムボカン」から始まった、ギャグバトルアニメのシリーズ。男女コンビもしくは単独の正義のヒーローと、女性をリーダーとする三悪が対決するという流れが基本。
SFテイストを入れたり戦闘ロボットが多数登場するが、デザインはギャグテイストが濃い。
また「イタダキマン」までは殆ど三悪の女性リーダーがお色気担当となっており、服を破られてパンティ一枚になったり、パンモロを披露することもよくあった。但し「きらめきマン」以降は時代的に自主規制が厳しくなったためお色気成分は抑えられている。
昭和時代は「イタダキマン」まで7作が作られ、その後インターバルを置きつつ新作やリメイク作、実写作品が作られている。
シリーズ一覧を説明せねばなるまい!
1976年の「タイムボカン」
シリーズ第1作。1976年~77年まで放送。シリーズの基礎を作った作品。一作目という事もあり、唯一ヒーローが活躍するアニメではない(どちらかというと冒険アニメ)。
シリーズ第2作。1977年~79年まで放送。ここからタイトルに「タイムボカンシリーズ」の名が冠された。
シリーズの代表作であり、現在も人気が高い。
シリーズ第3作。1979年~80年まで放送。この作品から主題歌や劇判の作曲を担当した山本正之が声優として参加。
シリーズ第4作。1980年~81年まで放送。正式タイトルは「タイムパトロール隊オタスケマン」。
それまでよりストーリー展開に比重が置かれるようになり、キャラクターの深みが増した作品。シリーズのターニングポイントとなった。
シリーズ第5作。1981年~82年まで放送。この作品から善玉が男女2人組から男一人になり、巨大ロボット「大巨神」が初登場。
シリーズ第6作。1982年~83年まで放送。後半になるにつれて、ストーリーがかなりシリアスになって行き、さらには悪玉が初めて勝つといった話まで登場するなどでシリーズ最高傑作との声が高い。
シリーズ第7作。1983年に放送。時間帯や路線の変更などが裏目に出てしまいシリーズごと打ち切られた不遇な作品。
この作品を最後に、シリーズはフジテレビを離れる。
OVA作品。1993年に発売。シリーズの悪玉トリオが共演するなどファンは必見の作品。
・平成タイムボカン
ラジオドラマ作品。のちにCDで発売。1995年に放送。主役はドロンボー三人組。
シリーズ第8作。2000年に放送。正式タイトルは「タイムボカン2000 怪盗きらめきマン」。善悪が逆転しているのが本作の特徴。
ファンの復活要望の声が大きいながらもイタダキマン19話打ち切りがスポンサー獲得を困難にしていた同シリーズにあって、玩具メーカースポンサーなしの強行発車、テレビ東京での低空飛行ながらも26話完走を実現。シリーズの域をつないだ。
・ヤッターマン(新)
事実上のシリーズ第9作。2008年~09年まで放送。リメイクであるためかタイトルに「タイムボカンシリーズ」が冠されていない。
制作局はよみうりテレビでキーステーションは日本テレビ。放送休止がかなり多かった事で有名。
また、放映期間中にアニメ映画や実写版映画も(また違ったストーリーラインで)公開された。
タツノコプロ50周年記念OVA(2012年)。監督笹川ひろし&メカデザイナー大河原邦男の最強タッグが、タツノコらしい世界観で彩ります。
2015年冬アニメ。遠い未来の世界はなんとヤッターマンに支配された『ディストピア』だった!そんな中ドロンボー一味たちの子孫が反旗を翻す!
本日のびっくりどっきり関連作品~!
・戦国武将列伝 爆風童子ヒッサツマン
ボカンシリーズのスタッフが制作したOVA作品。
タツノコプロ制作のテレビアニメ。脚本はシリーズを手掛けた小山高生氏。
同じくタツノコプロ制作のテレビアニメ。脚本は小山高生氏の弟子であるあかほりさとる氏。
あかほりさとる氏が脚本を担当したテレビアニメ。コミカルなノリは本作と共通している。
あかほりさとる氏が脚本を担当。あかほり氏いわく「シリーズ第7.5作」。
敵キャラの中の人が完全に三悪であるシューティングゲーム。
タイムボカンシリーズの中でヤッターマンと逆転イッパツマンが参戦。
・嵐
実写映画『ヤッターマン』で櫻井翔がヤッターマン1号を演じ、主題歌に「Believe」が使用されたことで、曲のプロモーション映像の中で、他のメンバーも大野智がタイムボカンの丹平くん、相葉雅紀がオタスケマン1号、二宮和也がヤットデタマン、松本潤がゼンダマン1号にそれぞれ変身してドロンボー3人組と闘うアニメが作られた。
関連タグだコロン
ロケット団(アニメの3人組は三悪のオマージュ)