概要
ポケモンが戦闘中に発生する特殊効果。
使用したわざの追加効果、もしくは特定の特性の効果で発生する。
状態異常
ポケモンのHPが少しずつ減る・行動が封じられる等基本的には不利な状態に陥る変化。
どく(もうどく)・やけど・まひ・ねむり状態は専用のアイコン表示がある。
第2世代までは画面のサイズの都合上レベルの表示の上に上書きされる形で表示されていたが、第3世代からは別枠で表示されるようになっている。
ちなみにアイコンで表示される状態異常は重ね掛け出来ない。あえてこの仕様を利用する戦法もある。
なお、アイコンありの状態異常は交代・戦闘終了後も回復しないが、アイコン無しの状態異常は交代や戦闘終了後に回復する。
状態異常に対応した「どうぐ」や「きのみ」を使ったり(きのみに関しては持たせても効果を発揮する)、技や特性の効果で治す事が出来る。
また、特定のタイプや特性で状態異常そのものを無効にする事も出来る。
状態異常(アイコンあり)
どくタイプの技の大半・ダブルニードルによって発生する状態異常。
毎ターン最大HPの1/8(第1世代は1/16)のダメージを受ける。さらに第4世代までは戦闘終了後も4歩毎に1ダメージを受ける(第3世代まではこれでひんし状態になる可能性もある)。
どくタイプのポケモンもダブルニードルによってどく状態になることがある。
- もうどく状態
どくびし(2段階)・どくどく・どくどくのキバによって発生する状態異常。
毎ターン最大HPの(経過ターン/16)のダメージを受ける(最大15/16。交代でリセットされる)。但し戦闘終了後に通常の「どく状態」に変化する。
もうどく状態はどくタイプ・はがねタイプのポケモンには効果が無い。
また、特性・めんえきで無効にされる。
一部を除くほのおタイプの技・ねっとう・フリーズボルト・トライアタックによって発生する状態異常。
どく状態と同様のダメージに加え、物理技で与えるダメージが半減してしまう。
物理アタッカーが一番受けたくない状態異常。
ほのおタイプには効果が無い。また、特性・みずのベールで無効にされる。
一部を除くでんきタイプの技…の他、意外にも様々なタイプの技で狙える状態変化。
相手の素早さを1/4にし、さらに25%の確率で行動が出来なくなる。
速攻アタッカーが一番受けたくない状態異常だが、25%の行動不可はどのポケモンにとってもあまり嬉しい物では無い。
第6世代からはでんきタイプには効果が無い。このせいでマッギョの特性は一つ死んでいる。
また、特性・じゅうなんで無効にされる。
基本的に変化技でのみ起こる状態異常。例外はひみつのちからといにしえのうた。
ねむるで自発的に起こす事も出来る。
2~4ターン(第6世代現在)いびき・ねごと以外の技が使えなくなる。
行動の度に1ターンずつ眠りターンが消費され、0になると解除され、そのターンから行動を取れるようになる。
強力ではあるものの、持続ターンが安定しないのが悩みか。
なお、第5世代のみ交代でターンがリセットされる。
特性・ふみんとやるきで無効にされる。この特性持ちはねむるも使えない。
こおりタイプの技の大半・ひみつのちから・トライアタックによって発生する状態異常。追加効果でしか発生しない。
かえんぐるま・せいなるほのお・フレアドライブ・ねっとう・クロスフレイム以外の一切の攻撃行動が取れなくなる凶悪な状態異常。
ターン制限は無いが、毎ターン25%の確率で解除される可能性がある。つまり運が悪いと延々とこおったままである。
ちなみに初代では自発解除なしである為、事実上の「ひんし」と同義だった。
やらないと思うが、ほのお技を受けても回復する。
こおりタイプのポケモンは効果が無い。
また、特性・マグマのよろいで無効化される。さらに追加効果でしか発生しない為事実上特性・りんぷん持ちにも無効化される。
状態異常(アイコンなし)
基本的に追加効果で発生する状態異常。例外はいばる・おだてる。
1〜4ターンの間、50%の確率で威力40の攻撃を自身に対して行ってしまう状態変化。
自身の攻撃力が高く、防御力が低いほど痛い。特にデオキシスにもなるとこれだけでひんしになりかねない。
特性・マイペースで無効化される。
異性にしか効果が無いが、50%の確率で行動できなくなってしまう。仕様上、メロメロをかけたポケモンが倒れても解除される。
特性・どんかんで無効化される。
なお、あかいいとがあると両想いにできてしまう。究極のクソゲーの始まりである。
厳密な意味では他にもあるが、これに関しては該当の技を参照の事。
状態変化
相手や自分のステータスが変化する事。
技にそれぞれ-2~+6までのステータス変化効果が備わっている場合があり、これによって戦闘中のみ能力が変化する(+6ははらだいこ)。
重ね掛け可能であるが、上限は+6(4倍)・下限は-6(1/4)。