サイヤ人編
さいやじんへん
概要
『ドラゴンボール』のエピソードの一つ。14巻から17巻までが該当する。
エイジ761年11月から翌年のエイジ762年11月にかけての出来事。主人公である孫悟空が異星人であることが明かされ、しかも死亡してしまうと言うショッキングなエピソードから始まっており、Z戦士も多くがサイヤ人との戦いで命を落としている。また、アニメ『ドラゴンボールZ』はサイヤ人編から始まっている。
悟空の息子である孫悟飯は本エピソードで初登場。
あらすじ
悟空がマジュニア=二代目ピッコロを倒し、天下一武道会で優勝してから5年の月日が流れた。悟空はチチと結ばれ、養父の名を取り授かった息子に孫悟飯と名付け平和な日々を送っていた。
しかし、悟空が悟飯を連れカメハウスに向かった直後、地球に謎の異星人が襲来。悟空と同じ猿の尾を持つその異星人は、カメハウスに降り立つと自らが戦闘民族サイヤ人の生き残りであることを告げる。ラディッツと名乗ったそのサイヤ人は、悟空が自分の弟「カカロット」であることを告げ、共に地球を征服しようと誘うが悟空は当然拒否。それを聞いたラディッツは悟飯を攫い人質にすると無理矢理悟空に協力させようとする。
悟空は一旦ピッコロと手を組み、自らの命と引き換えにラディッツを倒す。しかし死にぎわにラディッツは、自分より強いサイヤ人二人が1年後にやって来ると言い残した。
落命し閻魔大王の下に辿り着いた悟空は、ドラゴンボールで生き返るため、閻魔大王より強いと言われる界王の下に向かい、1年後に生き返る日まで界王の下で研鑽を積むことを決意。
それを知ったピッコロは、ラディッツとの戦いの間に強力な気を放った悟飯の才能に目をつけ、悟飯をサイヤ人たちと闘わせるために特訓を課す。Z戦士たちも1年後の戦いに備え、修行に入った。