ストライドゲート編
すとらいどげーとへん
概要
カードファイト!!ヴァンガードGのストーリーにおいて、ギアースクライシス編の次シリーズで、ヴァンガードのアニメシリーズの通算で(無印含め)第7シリーズとなる。
今までのヴァンガードシリーズでは珍しく、半年もしない内に新シリーズ開始となる。
ただし、話数は前シリーズから通算されており、内容もそのまま継続で続いている。
前シリーズで明らかになった明神リューズ一派の野望と、それに立ち向かう新導クロノの戦いを描く。
キャラクターも殆ど継続して登場。
そしてこのシリーズから本格的に新ルール「Gガーディアン」が登場する。
正確に言うと「ギアースクライシス編」の終盤に既に出ていた。
前シリーズで登場こそしたものの、暗躍の段階にとどまっていたGシリーズの黒幕・リューズが本格的に行動を開始し、クロノたちに攻撃を仕掛けてくる。
前々シリーズおよび前シリーズから登場の東雲ショウマ、江西サトルと共に強敵としてクロノたちの前に立ちふさがる。
そして、Gの開始で離れていったファンを再び呼び戻す為か、歴代のキャラクターもまた再登場している。
旧キャラ陣にGのキャラ達が食われたりしないだろうかという不安の声もあったが、旧キャラ勢はあくまでゲスト的扱いにとどまっており今の所はその心配はあまりないと言っていいと思われる。
制作側のこの手法を評価する声もあるが、やはりGのキャラのみで進めて欲しかったという声もある。
また前シリーズに引き続き、十二支刻獣のディペンドカードが物語において大きな意味を持つ。
12枚全てのディペンドカードを覚醒させることで、ストライドゲートという門を開くことができる様子。
前期や前々期では、ごくたまにギアースで描かれるホログラムが物理的な実体を持って現れるという超常現象が発生することがあり、この現象が起こっているのは今の所クロノのみであったが、今作はギアース無しでユニットの実体化もしており、今の所クロノ以外に実体化させているキャラはラミーラビリンスやリューズのみである。
しかし、実体化にはかなり不可がかかる模様。
しかも、実体化させる場所は主に支部なので、その被害に巻き込まれ、今作は今まで以上に怪我人が出ている。
ディペンドカードを覚醒させることのできるクロノ自身の謎と合わせて、今後の展開に注目である。
今作は、惑星クレイも関わりが深く、特にクロノは、ディペンドカードを通じて惑星クレイのユニットと心を通わせる描写が増えることとなった。
今作も、各種カードの能力のプロモーションという意味合いが強かった今までのシリーズとは少し異なり、「ヴァンガード」というゲームそのものの楽しさを伝える作風が重視されており、キャラクターたちのヴァンガードに対する思いやヴァンガードを通じて広まる友情関係・人間ドラマなどが無印シリーズ以上に重要視されていると思われたが、今作はどちらかと言うとカードの能力のプロモーションという意味合いが少々強いと思われる。
しかし、超常能力的な描写は現時点では無印シリーズより抑制されており、作風としては比較的現実的で地に足がついたものとなっていると言える。
ファイト面は、無印は1回のファイトが決着までに2話に渡ることも多かったが、基本的に「1回のファイトは1話で決着をつける」が今作も重視されており見やすくなっているが、中断したファイトを場面を再び再現して再ファイトしたりする等、ヴァンガードどころかカードアニメ史上珍しい展開もある。
また、今作からベルギーから来たレミー・アルテナ、カリフォルニアから来たリサ・フェリスという海外のアイドルが初登場した。
G一期で登場した弥富サヤがラブリートライアングルとしてドラエン支部復興イベントの為に海外から助っ人として呼んできた。
今まで活動していたラミーラビリンスはリューズの件でアイドル活動どころではない為、代わりに新しいアイドルキャラが登場したと思われる。
ちなみに新アイドルの二人の声優陣は、今までラミーラビリンスが担当していたエンディングテーマを担当している。
ニコニコチャンネルでも見ることができ、毎週火曜21:00より更新され、最新話1週間無料で、1話のみ永久無料となっている。
ちなみにG一期はDVDが「月刊ブシロード」の付録として発売しており、それ以外では入手できなかったが、前期はDVDBOXが発売されていたが、今作はどうなるか不明。
そして10月から新シリーズ「カードファイト!!ヴァンガードGNEXT」が放送される事になっている。
「ストライドゲート編」も「ギアースクライシス編」同様、半年で終わる事となる。
高校生になったチームトライスリーが出るとの事なので、おそらくメインキャラは続投だと思われるが、他のキャラは不明。
ストーリー
世界で数億人ものプレイヤーを数えるこのゲームは、常に人々を熱狂させ多くの絆を育んできた。
ヴァンガード普及教会が主催した一大イベント「ジェネレーションクエスト」にて、チームトライスリーは、数々の試練を乗り越えて見事優勝を果たした。
一方「ジェネレーションクエスト」を利用してギアクロニクル「十二支刻獣」のユニットが地球上の明神リューズの元に着々と召喚されていく。
その全てがリューズの元に揃った時、リューズの恐るべき野望が実現する。
惑星クレイのユニット達との絆を守るため、その野望を阻止しようとする新導クロノ達の前に、リューズの理念と野望に賛同する謎の集団「カンパニー」が立ちはだかる。
リューズの野望である「完全な未来」とは何なのか。
各々の信念と未来を賭け、いよいよ直接対決。
登場人物
サブキャラ(旧シリーズから再登場したキャラ含む)
余談
今作初登場のアイドル、リサ・フェリスとレミー・アルテナに加え、G一期から登場している弥富サヤは原作者曰く、それぞれモチーフになった海洋生物がおり、サヤはクラゲ、リサは蟹、レミーは海老とどっかの作品の主人公達とほぼ一緒である。
それがネット上の一部でネタにされていた。
元々原作者の伊藤彰は、その作品の原作者の弟子であったので、実際その作品に関わっていた時期もあった為、その主人公達のモチーフを使ったのではと一部で噂されている。