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黒田官兵衛(戦国BASARA)の編集履歴

2016-11-10 00:00:04 バージョン

黒田官兵衛(戦国BASARA)

くろだかんべえ

黒田官兵衛とは、『戦国BASARA』の登場キャラクター。

プロフィール

属性
武器鉄球
防具
肩書機略重鈍(きりゃくじゅうどん)
登場時の書き文字行動
一人称小生(しょうせい)
CV小山力也

概要

かつて豊臣軍に所属し、竹中半兵衛とともに「二兵衛」と称された天才軍師で(実際には半兵衛から大して相手にされてないのだが)、類い稀な知略で豊臣軍の天下統一に貢献し、北条氏政の居城である難攻不落の小田原城を無血開城させる。

しかし秀吉の死後、その陰で天下を狙い虎視眈々と時を待つも、少々あからさまに態度に出ていたのか石田三成大谷吉継に勘付かれ、九州へと飛ばされ、さらに鉱山運営の総監督として穴倉暮らしを強要されてしまう。


あらゆる時事を見通す優れた慧眼(真理を見通す観察・洞察力)をもっているものの、人並みはずれた凶運の持ち主であり、チャンスが必ず逃げていく星巡りの下に生まれてしまっている。

その不運のせいで「自分にも不運がうつる」といわれてしまい、実力と人望が伴わない人物でもある。

その一方で部下たちには「官兵衛さん」と呼ばれるなど親しまれている節もある。

官兵衛の方も彼らには気さくに接しており、黒田軍の兵士たちが斜口を聞いても怒らない。



戦国BASARA3

自分を九州へと追いやり、手枷を嵌め苦しむ様を楽しむ大谷を恨んでおり、西軍に吸収された際にもその不仲ぶりをうかがわせる台詞が存在する。

また事あるごとに自身を扱き下ろした三成や、常に余裕綽々で物事を見ている毛利元就にも相当な恨みを抱いている。


手枷の鍵を持っている刑部にしぶしぶ従っているが、仕返しの機会を常にうかがっている。

ただこの手枷の先に付いてる鉄球は装備変更で付け替える事が出来る事から着脱可能なのかもしれない。

ちなみに第弐衣装の背中に書いている番号「陸肆伍壱」は史実の黒田官兵衛公(黒田孝高)の生まれた年(1546年)てある。


戦国BASARA3宴

新プレイヤー武将「大友宗麟」のストーリー第2章に出演しており、三成が留守中の大阪城を占拠しているところを宗麟が訪ねてくる。

3でのジョシー化(以下イメージの部分参照)は黒歴史になっている模様で、早く厄介払いをしようと「伝説のタクティシャンならザビー様に繋がる扉を作ることが出来る」という適当なことを話す…が?

また、奥州特攻目安箱にもちゃっかり投書している。


戦国BASARA4

戦国BASARA4にも続投が決定。今回は豊臣秀吉、竹中半兵衛も在命しているが、

前作と大筋は変わらず、謀反の疑いありと鉄球付き手枷を付けられ島流しにされている。

見抜いたのも大谷吉継である為こちらでも仕返しの機会をうかがっている。

尚刑部曰く「自分が見抜かなくても賢人(半兵衛)が見抜いていただろう」と言っており、

よっぽど野心を隠すのが下手だったようだ。

島流しをされた物の、部下達からは「官兵衛さん」と慕われており、

その人望から人足集をまとめあげ、黒田軍を作り上げる。

自らを穴蔵王と称し、なんと日ノ本全土に地下通路を巡らし天下統一を目論んでいる。

本人曰く(嘘か真かは不明だが)「北は蝦夷から南は西表まで」繋げた日本を縦断する大地下道らしく、

少なくとも戦闘時のセリフから伊達家、徳川家の庭には彼らが掘進んで来た穴が開いているそうで、

最低でも九州から奥州までは掘り進んでいるようだ。マジか…

その為土木技術に関してはかなりの物のようで、彼のステージである日ノ本穴道・如水線で聞ける

豊臣軍からの台詞は

秀吉「地下道とは如才ない事を考える」

三成「(穴道車に乗って)なんでこの技術を豊臣の為に使わなかった」

吉継「(穴道車に乗って)これだけのもを作れるなら我の神輿を作らせるか」

半兵衛「(穴道車に乗って)これは進軍が楽で良い」

と評判は良い模様。

戯画BASARA技で描かれるのは器から流れる水。史実の「如水」から来ている物だと思われる。


また4では元家臣の後藤又兵衛も登場しており、彼と再会した時には喜び合うのもつかの間であやうく彼に首をはねられそうになった。

※この真意については後藤又兵衛の記事を参照。


ちなみに本人のPVは大河ドラマ軍師官兵衛に合わせて、大河ドラマチックに作られている。

だが肝心のゲームオープニングには登場していない。


戦国BASARA4皇

新しくドラマルートが追加されており、4から存在する『ひたすら掘って天下取りをする「創世ルート」』と、『お決まりの枷の鍵探しを行う「ドラマルート」』に分かれている。

新ルートの方は、穴掘りの途中で偶然出会った元部下の後藤又兵衛の発言を元に枷の鍵を探すというストーリーになっている。

また、新ステージ「厳島三兵衛占拠」にも登場している。


イメージ

史実上の官兵衛の「天下を狙っていた抜け目のない知略家」としての顔を全面的にクローズアップしている。ただ九州への移封は完全に島流し扱いであり、有岡城幽閉の史実も絡めて穴倉暮らしという設定。

またその不運っぷりも、関ヶ原調略の失敗や荒木氏の裏切りでの不運を元にしているようで、

史実にかなり輪をかけて不運度が上がっている。


またキリシタン大名という経歴から、ストーリーによってザビー教の信者となっていたりもする。ちなみに洗礼名は「ジョシー黒田」(「3宴」の大友宗麟のストーリーでは思い出したくない過去になっている様だ)。


間抜けさや詰めの甘さが目立って「脳筋」のイメージが強いが、概要でも記した通り土木・建設技術に優れていたり(※)、極稀にだが知略を巡らせたりすることもあり、黒田軍兵士の「官兵衛さんは文武両道」という台詞からも多少は頭が良いことは伺える。

※3で角土竜を設計したり、4にてガトリング付きの穴道車を作っていたりする。

そのため、ボロを出さなければ策略家としての腕もあり、3では天下の取るための作戦がルートごとに異なっている場合がほとんど。(これらは黒田本人の各ルートや島津の青・緑ルート、本多緑ルートを比べると顕著である)

『必ずしも嘘とは言い切れない嘘(全くのでたらめではない嘘)』を用いることもあり、前述の本多緑ルートでは本多忠勝にこれを利用して事態をややこしくした。


これらの力の使い処を間違っていたり(家康曰く「才能の無駄遣い」)、上記のどこか憎めない性格からBASARAでの『愛すべき馬鹿達』の一員でもある。



リアルラックも最凶

実は劇場版に当初登場予定だったが、制作上の都合により無しとなった。

その時の公式は、劇場版の上映開始日2011年6月4日の数ヶ月前には東日本大震災が起きており、官兵衛が登場するシーンが角土竜を使って地震を起こすというシーンであったため、自粛で急きょ差し替えになったという事情があるといわれていた。

…が、劇場版で未使用となったシーンは2014年10月発売の「戦国BASARA公式イラスト集弐」に脚本形式で収録されており、これによれば上記にあるような『官兵衛が角土竜を使って地震を起こす』というシーンは一切存在しない。そもそも劇場公開された映画の内容からして『クライマックスでは地割れやら地表隆起やら派手に起きまくっている』演出が為されている事実に留意されたし。


映画出演が無くなったことに対する救済措置なのか、ミニBASA仕様だが劇場版『戦国BASARA-the Last Party-』のブルーレイBOXの映像特典に出演することはできた。


また、2011年に宴の発売と共に開催されたBSR48総選挙では、中間発表においてはドラマCDの出演権が与えられる(かもしれない)20位にランクインしていたにも関わらず、最終結果では19位に上がってしまい織田信長に順位と出演挑戦権を取られた。

ちなみに官兵衛を除いた10位(竹中半兵衛)、30位(まつ)、40位(最上義光)は中間発表から不動であった。その後、20位の織田さんは抽選の結果ちゃっかりドラマCDの出演権をゲットした。


ここまで来ると最早その不運さはある意味奇跡と呼んでも良いだろう。


「なぜじゃああああああああああああぁぁあああぁぁ!!」


その3年後の2014年に、めでたくアニメ第3期「戦国BASARA Judge End」に出演することが決定したが、はたしてどうなることやら…と思われていたが、第5話にて無事3~5分間ぐらい登場し、続いて第6話にも登場した(以降は「戦国BASARA Judge End」の項を参照)。




性格

慎重かつ大胆不敵、「『二兵衛』では竹中半兵衛よりも優れている」と自負するほどの自信家で、たとえどれほどの逆境や挫折が訪れようとも決して膝を屈しない不屈の闘志の持ち主。

ただ少々慢心しやすく、当人の思っている以上に感情が表に出やすい部分があり、策士としてはいかがなものかという性格をしている。


不運のせいで負けが込んでいることから少々怒りっぽく、我慢強い一方で感情の沸点はそんなに高くはない模様。

しかし、その我慢強さとポジティブシンキングさは目を見張るものがあり、恐らく豆腐メンタルが多いBASARAの世界では貴重な鋼メンタル&ギャグ要員の一人でもある。

※実際、彼のストーリー関係は(3も4も)ギャグが多い。

それでもずば抜けた慧眼を駆使した知略で相手を出し抜くことには長けており、ストーリーによってはその天才軍師ぶりをいかんなく発揮している。


かなりのうっかり屋でもあり、彼の失敗の原因は不運だけではなく本人のうっかりも原因の一つである。

その例として、一度視野が狭くなると普通は気づくことも気づかなくなってしまうことが多いため、後で後悔することが多い。

また、余計なことを話す&口が悪さが祟って失敗したり相手を怒らせることもある。

※3ではルートによって感情による視野の狭さについては毛利から、口については伊達からそれぞれ忠告されている。


しかし、ただの楽天家キャラかと思いきや、3では九州に来るまでの境遇から疑心暗鬼になって島津緑ルートでは同盟を組んだ島津と宗茂を裏切って危うく宗茂を殺しかけたり、また大谷と毛利の指示で四国を壊滅させた時は罪悪感に押し潰されて長曽我部青ルートではその件で潔く覚悟を決めて元親と戦うなど、潔すぎて何でも自分一人で背負い込む危うさも持っている。


4では又兵衛が登場した影響もあるのか、少しだけ面倒見がいい性格になっている。




容姿

ボロボロで黄土色の袖無し陣羽織を着ており、その下に防具を身につけている。

黒い長髪を後ろで一つ結びにしており、史実での黒田官兵衛が「有岡城幽閉の影響で額に醜い痣があった」とされるためか、額や目が見えない髪型にデザインされている。顎には無精ひげが生えている。


普段は前髪で見えないが、目と眉は髪の毛と同じ黒色をしており、更に二股眉になっている。

これらは3の黒田官兵衛戦国ドラマ絵巻赤ルート・緑ルートの3戦目のムービー(あるいはJudge End設定画またはアニメ第5話)にてちらりとだが確認できる。

ちなみに目つきが悪いため、素顔は悪人面に見えなくもない。

※だいたいこんな感じ


オフィシャルアートワークスでのラフ設定ではボールギャグ(口枷)に目隠しがされており、拘束がさらに激しかったが、採用は手枷・首輪・足枷の鎖のみとなった。

※「没官」で検索をすると出てくることもある。




バトルスタイル

知将を自負しているが、完全に力技のごり押し一辺倒のパワータイプ。

鉄球を振り回す、鉄球にしがみつき転げまわる、凶悪なプロレス技(見た目がまんまザンギのアルティメットアトミックバスターのバックブリーカーを除いた技<ジャーマン・スープレックス⇒スクリューパイルドライバー>)で敵を地面にめり込ませる、自分の技に巻き込まれて吹き飛ぶ、など、やはり知将の片鱗はうかがえない。

上で記したような豪快な技が多い反面一つ一つの動きが大きいため、動作と動作の間に隙(動作間の硬直)が生じる。

回避ステップを使うと隙をなくせるため、より官兵衛を使いこなすためには回避ステップの使い方を心得ておく必要がある。


キャラクターの中ではかなり足が遅いが、石田三成・大谷吉継同様に、固有奥義「災い転じて」を使用することでステージの一つ「奥州走竜戦」でUMAに乗った伊達政宗に追いつくことができる。



戦国BASARA Judge End

第1話にて1カットのみ出演しており、その後第5話にて本格的に登場。

大谷からの命で西軍への勧誘に来た長曾我部元親に「鍵のありかを知っていそうな人を知っている」とそそのかされ、最初は豊臣勢のこと(左遷と枷の件)があって嫌がっていたものの、結局「枷の鍵の手がかりを得るため」という理由で西軍入りした。

第6話にて長曾我部の紹介で鶴姫に出会う。

そして(恋患い中の)鶴姫が予言にて風魔の名前を挙げたため、勝手に風魔が鍵を持っていると思い込んで風魔が所属する東軍ではなく西軍に加入。

第9話にて関ヶ原の戦いが始まり、出撃の命令が下されるが、命令を無視して風魔探しを始める。

そして第10話にて風魔を見つけて戦うが途中で鶴姫が割って入り、占いのことについて謝る。その後カラスが鍵を持っていることを教えられ、島津が使った人間大砲を使って追いかける。

しかし、いつもの不運を発揮。最終回の第12話にて鍵が見つからなかったことが判明し更にたくさんのカラスにどこかへ連れて行かれている。


ちなみに四国壊滅の真犯人が第7話で判明しているため、第6話で長曾我部と何のわだかまりもない。



人物関係

元豊臣軍であったこともあり、豊臣軍や豊臣関係者との絡みが多い。

豊臣秀吉の左腕。黒田の行動が一々勘に障り、官兵衛の方も三成の偉そうな態度が気に入らないためお互いに不仲。


半兵衛に次ぐ豊臣軍の軍師であり、黒田に手枷を付けて九州に穴蔵送りにした張本人。

なにかと弄られたり逆らうことが出来ない存在。いじめっこといじめられっこも参照。


豊臣二兵衛のうちの一人。しかし詳しい絡みはまだないため、関係性は不明。


ザビー教の教祖。元信者(ジョシー黒田)であったために3宴において宗麟からザビーの行方を聞かれる。


小田原城の無血開城で氏政を生かすために奮闘した恩から氏政に良くされている。

それ以来は友達のような関係を築いており、お互いに仲良くしている。

詳しくは打倒豊臣連合を参照。


BASARA九州組のうちの二人。3では九州で同盟を築いた仲。

島津青ルートと緑ルートで信頼し合う経緯が異なる。


3では四国壊滅の実行犯であったことから国主長曾我部に罪悪感を抱いている。

パラレル世界である4でも四国壊滅はないが、「碇にちょうどいい」と言われるなどあまりいい印象ではなさそうな感じになっている。


元部下(黒田八虎の一人)。又兵衛が己の復讐を果たすために流浪の旅に出たため、逃げられる。


番外編(三英傑)

史実を反映してか、三英傑にあたる人物達からもそれなりに評価されている。

4では土木技術を買われており、対武将時の台詞にて「我の城を作れ」と言う。

3の欲界の魔王状態では、「野心が小さい」と言ったため、3の信長は黒田の野望と天下を取りたい理由を知っている可能性が高い。


元主君。野望にひたむきに挑む姿勢のみは高評価されている。


面白いけれど敵に回すと恐ろしい男と思われている。太陽とお星様も参照。



pixivでの扱い

  • ファン間のあだ名は「クロカン
  • アップロードされる作品の大半は不幸設定が存分にいかされたものとなっている
  • 基本的に前髪で顔が隠れているため、イラストにおいて目と眉は捏造と正解が入り混じっているという現象が起きている。※正解は容姿のところでも記したとおり。
  • 一部カッコイイ官兵衛というものも存在する(ほぼ絶滅危惧種)


余談

  • 現在は鉄球を付けた枷をしているが、枷が付けられる前の武器は「刀」である可能性が高い。(3モブ兵及び官兵衛の戦闘中のセリフから。)
  • 穴掘りや土木・建設技術に優れているという設定は、史実で築城に優れていて大阪城の設計に携わったところからきていると思われる。
  • 初期設定では、年齢が24歳という設定があった(現在もこの設定が生きているかどうかは不明)ため、実は見た目よりも若い可能性がある。
  • 他の武将に対して、あだ名や官名などで呼ぶことが多い。家康に対しては「権現」、元親に対して「西海」など。

関連イラスト


関連タグ

個別タグ

黒田官兵衛(史実)


戦国BASARAシリーズ 戦国BASARA3 戦国BASARA3宴 戦国BASARA4 戦国BASARA4皇

戦国BASARA登場キャラクター一覧

ジョシー黒田 クロカン 安心の官兵衛の扱い かっこいい官兵衛(ほぼ絶滅危惧種)

奥州杯(理由はリンク先参照)


グループタグ

西軍 豊臣軍 ザビー教 九州組

二兵衛 黒田主従 前髪コンビ いじめっこといじめられっこ 知性派コンビ 太陽とお星様 打倒豊臣連合 穴熊と風切羽 穴蔵コンビ

豊トリオ 三兵衛 小田原トリオ 三軍師


関連キャラクター

大谷吉継 北条氏政 島津義弘 大友宗麟 立花宗茂

後藤又兵衛

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