概要
『怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』に登場する漫画作品。
正式タイトルは「お前にピットイン!」
キャッチコピーは「春だけは譲らない! ●●体育大付属高校ピットボール部」。
第9話でのレイカの発言によるとアニメ化もされており、現在3期が絶賛放送中で、劇場版作品も公開されている。
作品自体は健全な少年漫画らしいが、メインターゲットとしている少年層以外にも若い女性から絶大な人気を博しており、一部の腐女子の間ではカップリング談義まで持ち上がっているなど二次創作も盛んに行われているようだ(レイカやエレキングもこの作品の大ファンであり、限定グッズを買い漁るなど熱中している)。
ちなみに、ピットボールは球技であるようだがが、如何なる競技なのかは一切が謎(芦名監督によると「ローラスケートみたいなので走りながらボールをゴールに入れるわけわかんないスポーツ」とのこと)。
扱いとしてはただの劇中劇なのだが、その微妙に語呂の良いタイトルから徐々にネタ方面での人気が高まることに。
イベント等でも出演者から度々ネタにされている上、ニコニコ動画で行われた『ウルトラマンオーブ』とのコラボ番組でも、ゲストの石黒英雄から 「実写化したいよね」「主人公は俺で、ヒロインはジャグラー(青柳尊哉)にやってもらおう」等とネタにされた。
が、この発言が原因で、おまピトがとんでもない飛躍(?)を遂げることになってしまう。
ネットスラングとしての「おまピト」
上記のように、『オーブ』とのコラボ放送で、『オーブ』側のゲストが半ば冗談めいて「自分たちをキャストに据えて実写化しよう」等と発言してしまったため、これ以降、動画サイトで『オーブ』が配信された際、ガイとジャグラーが絡むシーンで画面が「おまピト」コメントで埋め尽くされるというカオスな事態が起こるようになった。
特に顕著だったのがコラボ放送の翌日に放送された最終回であり、ガイとジャグラーが和解するというとても重要なシーンで「おまピト」コメントが溢れかえり、せっかくの感動的なシーンがドッチラケになってしまった。
他にも、このシーンほどではなかったが、同エピソードにおいて瓦礫の下に車(専用車のSSP-7)ごと生き埋めにされ、死を覚悟したSSPのシンがジェッタに対し「ねえ……ジェッタくん……」「君が…好きでした」と言うシーン(なお、ジェッタはこの言葉に対し、最終的に「「ん……」「好きだった」「俺達……良いチームだったよな……」と返答している)でもおまピトコメントが多数出現している。
その後、『オーブ』の前作である『ウルトラマンX』がニコニコ動画で配信された際にも、12話におけるエックスと大地のやりとり(後述)が、解釈の仕方によってはそっち方面の会話にも聞こえるため、「おまピト」弾幕が多数出現した。
エックス「不思議だ。前よりもずっと大地を近くに感じる」
大地「俺も、エックスを近くに感じる」
エックス「今の私たちなら、もっと…さらなる強い力でユナイトできる!!ついて来られるか?大地?」
大地「もちろん!俺たちはずっと一緒だ!!お前を離さない!!」
ちなみに、『オーブ』とは異なり、『X』は『怪獣娘』とは特に接点はない。
…こうした事情を見ると、今や「おまピト」はウルトラシリーズにおいてBLっぽい要素を連想させるシーン全般を指す代名詞として完全に定着してしまったようである。
余談
- 出演者の1人である湯浅かえでによると、ウインダムが「おまピト」を興奮気味に話している時は「ホォォマッピィヒトォホッ」と聞こえるらしい。
- 言うまでもないが、名前の由来は、ピット星人。競技に使われるボールもピット星人の頭をモチーフにしている。また、モデルになっているのは週刊少年ジャンプ連載作品の『テニスの王子様』『黒子のバスケ』『ハイキュー!!』等だと思われる。
関連項目
劇中劇 怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜 怪獣娘の力おかりします!
BL(ただし、『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』原作におけるおまピトのBL要素はあくまで「ファンによるBL二次創作」とのことである)