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レギオノイド

れぎおのいど

レギオノイドとは、ウルトラシリーズに登場するロボット怪獣である(メイン画像は陸戦型のα)

概要

ベリアル銀河帝国の量産型メカで、惑星エスメラルダから奪った技術と資源をもとに製作したロボット兵。額にはベリアル軍のマークが描かれており、ベリアル軍の尖兵として様々な惑星に送り込まれている。

アタッチメントを装着することで陸戦型のαと宇宙戦型のβの2タイプが存在。共通武器として、眼からレギオビームを発射する。

ダークロプスと共にベリアル銀河帝国の主要メカとして活躍したが、最後は帝都要塞マレブランデスの爆発に巻き込まれ全滅した。

しかし、別宇宙に送り込まれていた別動隊はその後もしばらくは活動を続けていたらしく、映画『ウルトラマンサーガ』では、α、β共に多数の機体がベリアル軍の残党として登場する。ゼロと戦いゼロスラッガーやゼロツインシュートであっさり一掃された。

陸戦型

ドリルアタッチメントと自走用ローダーを装着する陸戦タイプ(メイン画像)

武器はレギオビームと、両腕のダブルアームドリル。

宇宙戦型

キャノンアタッチメントとブースターノズルを装着するタイプで、ブリガンデ艦隊と共に行動する。

武器は両腕のガンポッドから発射するレギオノイドガンビーム。

その後の登場

ウルトラマンゼロ外伝キラーザビートスター

ビートスターにコピーされたレギオノイドβが登場。天球内部にてゴモラと戦い超振動波で倒された。

その後、数体のレギオノイドαも登場し、改心したジャンキラーウルティメイトフォースゼロの一斉攻撃で倒され、最後はビートスターの爆発により天球や他のロボット怪獣軍団もろとも全滅した。

新ウルトラマン列伝

第104話の解説パートやOP映像(第91話 - 第105話)では、αとβが大量に登場しており、ウルティメイトフォースゼロと戦う描写がある。第150話の冒頭シーンにも登場しており、ゼロやレオと戦い最期はレオのゼロワイドショットとレオのレオビームでまたしても一掃された。ベリアル軍の残党と思われるが、あるいは完全復活を遂げたベリアルがダークネスファイブに命じて新たに大量生産させたとも推測される。

レギオノイド ダダ・カスタマイズ

ウルトラマンジード』第18話に登場した、ダダによって改修されたカスタムタイプ。ダダ本人によれば、ベリアル帝国軍から奪った一機体を改造したものであるらしい。

殺された同胞の復讐とベリアルの座を継ぐ為に伏井出ケイを狙って召喚され、ダダ自身の手によって操縦される。

なんとダダと同様の白と黒の縞模様にされたうえに、額に『ウルトラマンX第16話に登場したミクロ化機についていたのと同じダダのマーク(カタカナの「ダダ」の右側を反転させたもの)がついているという衝撃の姿になっている(カラーについては「ダズル迷彩みたいでカッコイイ」との声もある)。

両腕は指を備えた通常の手になっているが、攻撃時には右手を従来通りのアームドリルやガンポッドに任意で換装することができる。また、全身に多数のミサイルも装備している。

一歩間違えればギャグキャラの様な容姿でありながら戦闘力は非常に高く、数体まとめて破壊されることも少なくなかった通常型とは対照的に、ゼロの強化形態であるゼロビヨンドとも互角以上の戦いを繰り広げ、遂にはエネルギー切れに追い込んで勝利を収めるという量産型ベースとはとても思えないような大金星を上げた(ゼロが本調子ではなく長期戦が不利であったことを考えても、時間切れでゼロビヨンド相手に長期戦を行えたこと自体が破格である)。単純に機体のスペックが高かった以外にも、搭乗していたダダの操縦テクニックや戦いのセンスもかなりのものだったとも考えられる。

戦闘力だけでなく防御力も並外れており、ゼロやザイゴーグによって攻撃されても最後まで目立った破損は無く、大気圏に突入しても機体の不調も無く稼働している。

しかし、伏井出ケイによって呼び出されたザイゴーグには全く歯が立たず、搭乗していたダダもろとも撃破された(そのため、結局ジードとは戦わずじまいであった)。

なお、レギオノイドが地球に出現するのも、ウルトラ戦士に勝利するのも今回が初めてである。

劇中のビルの爆発の映像は『ウルトラマンギンガS』からの流用。

余談

公開前は、頭部のVの字から『ファイヤーマン』に登場したバランダーVが元ネタではないかと思われていたが、公式で否定された。

宇宙戦型に装着されているガンポッドは、後に『ウルトラマンオーブ』に登場したゼットン星人マドックの所持する光線銃に流用された。

ダダ・カスタマイズの腕はビートスターの改造。

初期名は「グランドリル」。

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