バッカじゃないの!? 不確かで脆いから、いいんじゃない!!
だから、心が通じ合った時にあったかくなれるのよ!!
もしも、それがガチガチで鉄板な都合のいい物だったら…あったかくなれないっつーの!
概要
CV:松井菜桜子
帝丹高校2年生。ヒロインの毛利蘭とはクラスメイトであり大親友。
また、新一と蘭は保育園時代から幼なじみの関係で、一緒に過ごしてきた時間は長い。
クラス公認である二人の仲をたびたびからかっては楽しんでいる。
日本屈指な大財閥である鈴木財閥の令嬢だが、本人は庶民的で気さくな性格で、蘭同様女性語をほとんど使わない。恋に恋するところがあり、かつてはいい男探しに奮闘するも、事件が絡んだりとハズレを引くことが多かった。
現在は、空手の強者・京極真と遠距離恋愛中のようだが、やはりいい男には目がない模様。
特に、怪盗キッドの大ファンで、対面出来るのを常に夢見ており、「怪盗キッドVS京極真」にてその願いが成就されている。その際にも、本命としてはあくまで真一筋である素振りを見せたが、かつてキッドについては『別腹』と断言したことも併せて、その後も陰ながら協力しようとすることもあり、どっちつかずの恋する乙女を地でいく様子は健在である。
主人公の江戸川コナンに探偵役として眠らされることも多く、毛利小五郎と並ぶお調子者である。ただし、本人も正義感は強く、権力による口封じや隠蔽を嫌う。
コナンの活躍で園子も名推理ができるため、「推理クイーン園子」と自ら名乗っている。
近年は世良真純や安室透の登場によって時計型麻酔銃を使う必要がなくなり、園子で推理ショーを行う機会は以前よりは減ってきている。
お調子者ではあるが、蘭との友情は紛れもなく本物であり蘭と新一の仲をからかいつつも見守っていて、劇場版第4作『瞳の中の暗殺者』で蘭が記憶喪失になった際は「たとえ記憶が戻らなくても、アタシは一生友達だから」と涙を流したり、蘭が記憶喪失になっても姿を見せない新一に憤りを覚えていた。劇場版第17作『絶海の探偵』でもXによって蘭が海に落とされて行方不明になったときは大粒の涙を流して悲しんでいた。また、『黒きドレスのアリバイ』では、友情のもつれが原因で罪を犯した犯人を一喝したこともある(見出しの台詞はこの時のものである)。
また、大財閥の令嬢の身分に似合わず、割引キャンペーン中の店や人気店の行列並びに出向いたりと言動が行動が庶民的であることも多く予約してあったフレンチのディナーをキャンセルしてまで蘭や世良とラーメンを食べにいったこともある。
他の多くの女子キャラと違い、得意な格闘技が無い。事件絡みで殺されかけたことも数回あるが、周辺には蘭(空手)、世良(截拳道)、和葉(合気道)、英理(一本背負い)、佐藤(関節技と射撃)、コナン=新一(サッカー鍛錬応用の戦闘力)、小五郎(柔道)、平次(剣道)、と恐ろしいメンツが揃っており、さらに彼女には最終兵器の彼氏として京極真がいるので、今後誰かに狙われても安心である。
コナンや少年探偵団のメンバーにからかわれたりすることも多いが、なんやかんやで仲は良く友人として大事に思っているようで面倒見も良い。劇場版第14作『天空の難破船』で灰原哀を殴った女テロリストに対して「子供を殴るなんて最低!」と啖呵を切ったり、劇場版第15作『沈黙の15分』では雪崩に巻き込まれたコナンを蘭達と必死に探したり、劇場版第18作『異次元の狙撃手』では東都タワーを貸し切りにしたり、劇場版第20作『純黒の悪夢』では東都水族館の観覧車を探偵団からの頼みでVIP待遇で乗れるようにしてあげたりしている。
劇場版には何気に皆勤賞であるが、チョイ役同然の出番の作品も少なくない。しかし、劇場版第11作『紺碧の棺』では蘭と共に主役を張る事になった。