紫=メリー説
ゆかりいこーるめりーせつ
『東方Project』のキャラクター八雲紫とマエリベリー・ハーンの関係についてのタグ。
紫=メリー説とは、『東方Project』のキャラクター八雲紫とマエリベリー・ハーンが、同一人物として示されているイラストにつけられるタグ。
八雲紫とマエリベリー・ハーンの共通点
- 外見が類似している。
- 類似する固有能力(八雲紫は「境界を操る程度の能力」。メリーは「境界を見る程度の能力」)
- 「八雲」と「ハーン」という名前(ラフカディオ・ハーンに由来。後述)
- 「マエリベリー」という名前(マルベリー=桑の実。成熟すると紫色になる)
現時点では両者の共通点の多さから立てられたファンの仮説に過ぎないが、
八雲とハーンの共通点
ラフカディオ・ハーン(=小泉八雲)は日本文化に強い興味があったとされ(「惚れ込んだ」と言われるほどに。ちなみに日本人女性の小泉セツを娶る)、特に古い風俗や民話などの論説やそれらに基づいた怪談、怪奇小説などを多く残している。有名なものでは『耳なし芳一』、『雪女』がある。
こういった点も「紫=メリー説」を膨らませる部分である。
(ただし紫とメリーにとって「八雲」と「ハーン」は苗字であるが、ラフカディオ・ハーン(=小泉八雲)にとっては「八雲」は名前で「ハーン」は苗字である。)
パトリック・ラフカディオ・ハーン(Patrick Lafcadio Hearn)
ギリシャ生まれ、アイルランド育ちの作家・日本研究家。1850年誕生~1904年死去。
大英帝国の最盛期であるヴィクトリア朝時代、および大日本帝国の始まりである明治時代の人物。
母親は、貴族の末裔であるギリシャの名家(祖先にアラブ人の血統が混じっているといわれる家系)の娘ローザ。父親はアイルランド人(祖先にケルト人やジプシーの血統が混じっているといわれる家系)で、イギリス軍所属の軍医。
ハーンはアイルランドやフランスの学校で学び中退、ロンドンを放浪しアメリカに渡り、新聞記者となる。
カリブ海・メキシコ湾近辺の西インド諸島へ赴き、風俗・民話・ブードゥー教・ゾンビ等の怪談を取材し研究した。
来日後は英語教師・研究者・大学教授として日本に定住。後に帰化し「小泉八雲」となる。
死後、東京の雑司ヶ谷霊園に墓を建てられた。戒名は正覚院殿浄華八雲居士。
これらの情報から、「八雲」と「ハーン」の間に共通点が見出される。