概要
東京都町田市の鉄道駅。だが、神奈川県相模原市南区との境界、つまり東京都と神奈川県の県境がこの駅のすぐ近くにある。元々、JR東日本は原町田駅として開業し、小田急との乗り換えが不便だったが、駅前再開発によって移転し現在の町田駅となった。
駅周辺の町は谷と坂が多い影響からか、ペデストリアンデッキと歩道橋が入り混じる構造となっている。
その影響で町の衰退が著しく2008年(平成20年)以降、利用者が減少傾向にある。
但し、多摩モノレールが当駅まで延伸する計画がある。
駅周辺には小田急百貨店とマルイ及びマルイ系列のモディ(有隣堂などが入居)、東急ツィンズ(東急ハンズや東急ストアなどが入居)、ルミネ(ブックファーストなどが入居)等があり、少し離れた場所にジーンズショップのマルカワやアニメイトがある。
ヨドバシカメラはJR駅の南側の相模原市の境にあり、所在地も実質的には相模原市となっている。
小田急駅から西側にはサトウ電子(但し、火曜日は休業)という電子パーツ屋も存在する。
駅構造
小田急電鉄
ホームは島式2面4線。小田原寄りは高架である一方、新宿寄りは地上で、駅のすぐそばに踏切が存在。新宿寄りの踏切は開かずの踏切として有名である。
また、新宿寄りに引き上げ線があるが、最大6両編成まで。江ノ島線からの列車を中心に当駅で折り返す列車が設定されている。
JR東日本
島式2面4線の地上駅で、この構造は横浜線単独駅では唯一。八王子方面の列車については、快速・普通の緩急接続が日中時間帯に行われる。改札口はルミネ側とミーナ側の2か所に設置されている。
利用状況
近況
小田急電鉄
- 2016年(平成28年)度の1日平均乗降人員は、292,579人である。
JR東日本
- 2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は、112,710人である。
利用状況比較表
事業者名 | 小田急電鉄 | JR東日本 | |
---|---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 291,952人 | 108,214人 | 216,428人 |
2009年(平成21年)度 | 289,622人 | 107,799人 | 215,598人 |
2010年(平成22年)度 | 290,621人 | 109,077人 | 218,154人 |
2011年(平成23年)度 | 288,884人 | 109,042人 | 218,084人 |
2012年(平成24年)度 | 291,678人 | 110,543人 | 221,086人 |
2013年(平成25年)度 | 292,779人 | 110,940人 | 221,880人 |
2014年(平成26年)度 | 289,013人 | 110,233人 | 220,466人 |
2015年(平成27年)度 | 291,911人 | 112,161人 | 224,322人 |
2016年(平成28年)度 | 291,802人 | 112,447人 | 224,894人 |
2017年(平成29年)度 | 292,579人 | 112,710人 | 225,420人 |