『ウルトラマンA』第4話「3億年超獣出現!」に登場した。
古生代デボン紀(4億1600万年前から3億5920千万年前だが?)の生きた古代魚をヤプール人が超獣製造機を使って超獣化したものである(絶滅した魚の現在繁栄する人間への嫉妬をヤプールが利用した事にならなかったのが今となっては違和感がある)。魚の超獣なので水陸両用で、団扇状の手で水中を300ノットもの猛スピードで泳ぐことができる。
武器は口から吐くガランガス(「ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑」ではデボンエアガス)で、触れたものを分解し吸収する力を持つ。また角から当たった物体を自在に操るテレパシー光波を発射する。ガランガスを放つために毒ガスを好んで食する習性があり、体内でこれらをガランガスに変えて口から…ってゲロぶっかけて敵を倒してるんかい。
怪奇漫画家久里虫太郎の描く絵の通り動き回り、ガランがダメージを受けると久里もダメージを受ける一心同体である。
そのため、利き腕の右手をエースのタイマーショットで焼き切られると何もできずに倒れ、そのままパンチレーザーを浴びせられて全身がメラメラと燃え上がった末にメタリウム光線を受けて大爆発した。
派生作品
『ウルトラマン超闘士激伝』では惑星TM-27に侵攻する超獣の一体として登場。凶悪そうな面構えをしている。ヤプール大戦の終結後は丸くなり、他の超獣と共にピッコロの下で暮らす。
漫画『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』ではナックル星人と手を組んだヤプールが、敵対するペダン星人を全滅させるために送り込んだ超獣軍団の一体として登場。
エースキラーが主人公・御蔵イオの操るゴモラに破壊されたことを知ったヤプールは超獣たちをイオの元へと進撃させるが、突然現れたキール星人ヴィットリオの差し向けたEXゴモラの伸ばした尻尾でサボテンダー共々串刺しにされ死亡。
派生怪獣
アクアフィッシュ
『怪獣バスターズ』に登場する小型怪獣の一種にしてオリジナル怪獣の一体。
ノコギリザメのような角を持つガランの素体となった古生代デボン紀の生きた古代魚に酷似した姿をしており、主に緑の惑星レラトーニの地底湖や水の惑星ワッカに生息している。
普段は水中に生息しており、時々、トビウオのように飛び出して攻撃してくる。
素早い動きの為に狙いにくい上に中々こちら側から攻撃を仕掛ける事が出来ないが、 飛び出した先が地上だった場合は、しばらくその場で跳ねた後、地面を這って付近の水場へと移動するという特性を持つため、その隙を狙って攻撃を加えて倒すとよい。
マグマフィッシュ
水辺を生息地としていたアクアフィッシュと違って煮えたぎる溶岩の中を生息地としているが、基本パターンはアクアフィッシュと同じであり、また、体色が青から赤へと変わっただけに過ぎない。