――――――さあ。進め、賽は投げられた
プロフィール
同じような言葉を三度続ける癖がある
概要
『Fate/GrandOrder』に登場するセイバーのサーヴァント。レアリティは☆3。
メインシナリオでは、第1部第二章「永続狂気帝国セプテム」にて登場。
ネロと敵対する連合ローマ帝国側の皇帝の1人。連合ローマ帝国の在り方に歪んだものを感じながらも、自身の願いのために戦う。ガリアを占領し、ネロや主人公らと激突した。
真名
古代ローマ最大の英雄の1人。英名では「ジュリアス・シーザー」とも。
ガリア戦争やブリタニア遠征などで名を馳せた将軍にして優れた統治者。
女神ヴィーナスの末裔にして、人ならぬ妖精との間にも子を成したと言われる色男。
史実では痩せ型体型だったそうだが、なぜか恰幅の良いデブになってしまっている。昔は痩せていたらしいが、トリスタンからは「ストレス太りでは?」と推測されている。どうしてこうなった。それでも敏捷はBと体型の割に早い。動けるデブということか。
そもそも彼の本分は指揮であって武芸ではないため、セイバーとして召喚されて剣を振るわなければならないことには不満を感じている。
しかし下記のステータスを見てもわかる通り、サーヴァントとして十分な戦闘力は備えている。デブなのに。
聖杯への願いは「クレオパトラと再会して、彼女と息子カエサリオンを認知する」ことである。
もう陰謀とかいいから。息子抱かせて、息子。
そして、ハロウィンイベントにて再会が叶ったのだが、彼女は愛した人が丸々と太っているのを見て気絶してしまったのだった。
人物
食えない男。野心家で、権謀術数に長ける。
大きな野望と恐るべき知性を備えた男であり、知略と弁舌の名手。扇動の天才。
数多の戦場を勝利に導いた優れた優秀な頭脳は軍略スキルの高ランク保持として現れている。
女好き。
ローマも好き。
当然ネロのことも好き。
世界が好き。
クレオパトラのことも好き。
マスターに対しては不敵な言動を示すが、基本的には裏切ることはない。嫌味混じりに述べる言葉も、本心からの忠告。
クレオパトラ登場前のイベントでは「何かあったら黒幕(カエサル)」と関連付けられるほどに変なトラブルを起こすことがわりと多い。しかもその内容が「特に意味も理由も解っていないのに何か切っ掛けがあったら自分のやりたいように事を引っ掻き回して事を大事にする」というもの。
その結果、パラケルスス共々、何か小さなトラブルを題材にしたイベントでは大概何かやらかしているため、カルデアメンバーからも問題児扱いされており、特に「しゃべらせたらダメ」と言われるほどに強引に自分を正当化できるだけの話術を有するために一層始末に負えない。
なお、同じく厄介者扱いされやすい言動で知られるシェイクスピア曰く、「カエサルは死んでからが本番」とのこと。
能力
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
FGO主人公 | A | B | B | D | C | B+ |
保有スキル
軍略(B) | 多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。生前に数多の戦いを勝利に導いたカエサルの知略と軍功がスキル化したもの。 |
---|---|
カリスマ(C) | 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。ローマ市民の熱狂的支持を受け、将軍としてもガリア戦争で活躍してみせたカエサルのカリスマ性の有無は言うまでもない。 |
扇動(EX) | カエサルの固有スキル。数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りの習得。特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働くきわめて強力なもの。 |
対魔力(C) | セイバーのクラススキル。魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。 |
騎乗(B) | セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。Bランクで魔獣・聖獣ランク以外を乗りこなすことが出来る。 |
神性(D) | 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。女神ヴィーナスの末裔であり、死後に神格化されたカエサルは低ランクながら神霊適性を有している。 |
宝具
黄の死(クロケア・モース)
- ランク:B+
- 種別:対人宝具
- レンジ:1〜2
- 最大捕捉:1人
私は来た! 私は見た! ならば次は勝つだけのこと。
史実において保有していたとされる黄金の剣。
真名解放すれば自動的に命中する初撃の後、幸運の判定を「失敗するまで」行い、連続成功した回数だけ追加攻撃を与えることが可能になる。
こと近接戦闘に於いてはまさしく見敵必勝の威力を有するが、本人は剣を抜きたがらない。
生前、うっかり敵の盾に刺さったまま紛失しかけてしまったのが忘れられないらしい。
セリフはカエサルの名言「来た、見た、勝った」【Veni, vidi, vici】の引用。
抜いたが最後、相手が微塵になるまで金色の猛撃で切り刻む。
キャラクター性能
体型ばかりで無く、性能でも独特の存在感を放つ。
まず、カードの配分が《Quick:2/Arts:1/Buster:2》のランサー形式で、宝具と合わせてQuickチェインが組める。
ステータスも同格のセイバーでは、ベディヴィエール実装までは最高のATK値を持ち、現在も次いで2位の高さを誇る。HPはその分低く、ベディヴィエールと並んで最低値だが、それでも最高9500を超え、フォウくんでの補強を見込めば10,000は超えてくれる。
NP回収が苦手な一方、クリティカルスター関連にはサポート力がある。「軍略(B)」(宝具威力UP)「カリスマ( C)」(味方全体の攻撃力UP)の使い勝手の良さから、見てくれ以上に戦術性の高いサーヴァントに仕上がっている。…しかし、初期キャラに共通する攻撃スペックの貧弱さから自前での星稼ぎは宝具しかできず、ひいては時間や仲間の力添えが必要。さすがは指揮官が本分と訴えるだけはある。
第三霊基解放は「無間の歯車」を7つ要求されるためハードルが高いが、Lv50からステータスの上昇値が頭打ちするため、「扇動(EX)」に未練が無いならここで育成を一旦打ち切るのも一考。
なお、現在実装されているローマ皇帝サーヴァントの中では唯一『皇帝特権』を持たないが最愛の妻が持っている。
宝具の効果は【敵単体に超強力な攻撃+スター獲得】。
沖田総司が登場するまでは、唯一のセイバーの単体攻撃宝具であり、ランサークラスのボス敵に対して痛打を通せる。☆3なので宝具レベルも上げやすく、なかなかの高火力を叩き出す。
宝具を絡めたQuick&Braveチェインでの四連撃でかなりのスターを稼ぎだすため、スターを利用した支援も可能。「扇動」を習得しているなら、防御DOWNのデメリットも考慮しつつ、スターを集中させる味方に付与してやるのもいい。特にスターを日常的に稼げるおき太とのかみ合わせは高い。
また、「サーヴァント強化クエスト第5弾」に抜擢され、クエストをクリアする事で「扇動(EX)」に【3ターンの間スター発生率増加】の効果が加わる。
強化倍率が高いため、スターを量産できるサーヴァントに対して使用すれば、強烈なクリティカル連打を浴びせられる。
弱点はHPの低さから来る耐久性の低さ。
そして、まさかのノッブが天敵。「弓>剣」の相性差、ノッブのスキル「天下布武」での〔神性特攻〕、さらに宝具「三千世界(さんだんうち)」の〔騎乗特攻〕と、いじめと言いたいぐらい相性が悪い。『ぐだぐだ本能寺』イベントで登場した際はこの点を突かれ、Wノッブで蜂の巣の刑に処される羽目に……。
ちなみに、別のゲームでも仲間としては最初はノッブの下位互換だったりした(なお、徐々に差別化されているので最近では下位互換ではなく別の運用法がある)。
関連人物
最愛の相手。彼女を妻として広く宣言し、息子カエサリオンを実子として認めるという約束を果たすことなく死んだ事を悔いてる。死した今でも彼女を深く愛してる。
尊敬するローマ神祖。彼なくしてローマ世界は存在しない。
後世のローマ皇帝の1人。弟を見るような感覚。
月の女神ももうちょっとこう、手心というものを……。
お月見イベントでは、体型について「ド直球」に絶叫される。
超可愛い子孫。大好き。孫の様なもの。
フランスの武勲詩では、彼女との間にオベロンをもうけたとされている。これがfate世界でも事実ならばモーさんにとってカエサルは義父のようなものか。
関連イラスト
関連タグ
Fate/GrandOrder サーヴァント セイバー(Fate)
痩せカエサル:クレオパトラが語っていた様な「痩せているカエサル」を描いた作品用のタグ。
エクストラクラス:カエサルは本来であれば指揮官のクラスに適性を持つサーヴァント。