水着に着替えたことだし、張り切ってハワイを楽しむわよ、マスター。
霊基が変質したことによってクラスがバーサーカーになったけど、まあ些細なことよね。
プロフィール
真名 | ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 |
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クラス | バーサーカー |
性別 | 女性 |
身長 | 159cm |
体重 | 44kg |
出典 | 史実 |
地域 | フランス |
属性 | 混沌・夏 |
好きなもの | 漫画(読む描くを問わず) |
嫌いなもの | イルカを操る聖女 |
天敵 | 締め切り |
ILLUST | 武内崇 |
CV | 坂本真綾 |
概要
2018年の水着イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」に伴いバーサーカーにクラスチェンジしたジャンヌ・オルタ。レアリティは☆4。
ジャンヌ・オルタの配布サーヴァント化自体は、FGO実装初期から検討されていたもので、当時は1部1章のオルレアンで登場したルーラー仕様の予定だった。
それがバーサーカーへと変更されたものの、ようやく念願叶って実現したといえる。
容姿
全身の色合いは黒と赤で統一され、中心となっているのは黒で赤は刺し色に近い。
水着の上からジャケット(?)を羽織っており、水着の左胸部分とジャケットの左腕の部分には赤い炎の模様が入っている。
首には黒のチョーカーを付け、右足には赤のハイソックスを着用。
腰と左太ももには鞘を固定するためのベルトを付け、刀は左足に一本、腰に二本装着しており、足には黒のミュールを着用している。
人物
「アイツが水着になるのなら! 私も当然、水着にならなければならないのよ!」
宿敵(だと本人は思っている)であるジャンヌに対抗すべく、水着に着替えた邪ンヌ。
夏の魔力は竜の魔女さえも追い詰める。
今回の任務先がハワイであると聞いて、徹夜でガイドブックを付箋だらけにし、限られた日数で観光地をどう巡るかを考察。
お忍びでリゾート地に上陸するハリウッド女優よろしくのキメキメのコーディネートに身を包む。
最強のエージェントと化した一匹のはぐれ英霊。
彼女こそが漆黒の復讐の炎に焼かれるバーサーカーである。
……それで、クラスがアヴェンジャーからバーサーカーになったが本人的にはあまり変わりないらしい。
しかし、普段なら誰しもを刺々しい態度で遠ざけている態度が幾分か軟化しており、協力するマスター達や興行相手にも気配りや労りの情を見せている等、アヴェンジャー時よりも素直な言動が目立つようになった(たぶん本人に自覚はない)。
また、若干(かなり)趣味傾向が強くなり、フランスの者でありながらドイツ語の単語を多用するようになっている。
マスターについては相変わらずで自分と一緒にいる事、ついてくることが当たり前だと考えている節がある。とはいえ、夏騒動に関してはサークル活動に巻き込んでしまい、少しだけ後ろめたく思っているとの事。
能力
日本刀を3本装備しているが、使うのは2本までで1本は飾り。銘は「荒覇吐七十二閃」と「大黒毒竜万破(ブラックマンバ)」で、本人の弁から自作らしい。また、紫黒の炎を操る。
ブラックマンバとは実在する超危険生物(毒蛇)であるが、日本刀である事から元ネタは『キル・ビル』のほうではないかとも推測されている。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | B | D | A | B | D | EX |
スキル
シュヴァルツバルト・ファルケ(B) | ドイツ語で「黒き森の鷹」を意味するが、特に深い意味はない。名付けた理由は「なんかカッコイイから」らしい。不思議パワー。 |
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失墜の魔女(A+) | アヴェンジャー時の「竜の魔女」が変化したスキル。 |
ムール・ウ・テュ・ドワ(EX) | 正確には『Va ou tu peux,meurs ou tu dois』(ヴァ・ウ・テュ・プー、ムール・ウ・テュ・ドワ)。意味は「行くべき場所まで行って、死ぬべき場所で死ぬ」というフランス語の諺。元々、アヴェンジャーである彼女が本当は死に場所を求めて戦い続けている事を示すスキル。詳細不明。 |
狂化(EX) | バーサーカーのクラススキル。理性と引き換えに驚異的な暴力を所有者に宿す。ランクこそ規格外のEXだがアヴェンジャー時と特に大差はない。ただし漫画の読み過ぎなのか、言動が色んな意味で痛々しくなっている。 |
宝具
焼却天理・鏖殺竜(フェルカーモルト・フォイアドラッヘ)
- ランク:A+
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~5
- 最大補足:50人
炎は獣に、竜は我が手に。楔を破壊し、命の鎖を引き千切る。斬撃一殺。「焼却天理・鏖殺竜」!
ジャンヌ・ダルクに対抗するために海と言えば山。水と言えば火という発想の元に生み出されたもの。かつての竜の魔女としての力で黒竜らしきものを召喚して、災厄を撒き散らす。ドイツ語である理由はもう言うまでもない。
意味は「大量殺戮、撃て龍よ」・・・宝具の内容とは合致している。
煉獄の焔を左手に収束させ、黒く揺らめく紫炎の火球を生成。その火球から三尾の黒竜を象った火焔を発射し、敵を喰らわせる。トドメに黒竜に捕らえられた相手を、竜ごと一閃して叩き斬る。
火球の生成に時間は取るが、そこから追尾性能を持つ炎熱での拘束、身動きの取れない相手への追い討ち、生存されたとしても火傷による追加ダメージと、見かけ以上に合理的ではある。
カード種類はBusterで敵単体に超強力な攻撃&やけどの状態を付与。〈オーバーチャージで効果アップ〉。
ゲーム内における性能
カード構成はBuster3枚のバーサーカーの典型。ただしBusterが3Hit、ArtsとQuickが4Hit、エクストラアタックが5Hitとそれぞれ多いため、NPとスターは貯まる方である。
スキルは全て自己強化用。
『シュバルツバルト・ファルケ』は、3ターンの間NP獲得量をアップさせつつ、「自身に毎ターン「回避状態(1回・1ターン)」を付与する状態」を付与する。自分のターン終了後に回避が付与され、次のターン初撃のみ回避が適用される。ただし攻撃を受けなかった場合残っている回避を次のターンに持ち越すことはできないため注意。
『失墜の魔女』は、3ターンの間自身の攻撃力アップと「通常攻撃時にやけど状態を付加する」効果を持ち、「対魔力」などの耐性で防がれなければ攻撃するたびに500ポイントのダメージが3ターン続くやけど状態を相手に与える。
このやけど状態は当然ながら重複有効で、しかもエクストラアタックも通常攻撃として扱われる関係上、ブレイブチェインを決めれば対魔力などで弾かれない限り2000ポイントのスリップダメージ3ターンと、割と無視できないダメージを与えられる。
そのため、殿になると事実上毎ターンブレイブチェインが発動可能なのでスリップダメージの量もえらいことになるのだが、肝心の彼女自身は殿にはイマイチ向いていないのでややロマン。
『ムール・ウ・テュ・ドワ』は、「うたかたの夢」に似ており、1ターンBusterカード性能を引き上げNPを20増加させるが、HP1000ダウンという代償を払う必要がある。
レアリティランクが1下がった影響なのか、それとも似ているだけで本質が異なるのか、無敵効果は失われているので純粋なブーステッドスキルとなっている。
宝具性能は上記の通り。
シンプルゆえにバフを盛っただけ威力が素直に上がるうえ、バーサーカークラスでの単体攻撃なので大半のクラスに痛打を叩き込める。
火傷ダメージもOC.100%時点で3,000とかなり高めで、『失墜の魔女』での火傷の追加効果も重複する。アーチャー・インフェルノの宝具による延焼効果が合わされば、スリップダメージが加速して効果中はHPの多い敵でもじわじわと攻め続けることができる。
攻撃・回避・NP獲得といった基本要素が揃っているが、「シュバルツバルト・ファルケ」の都合上初撃しか防げないため、連続攻撃に弱い。また回復能力やガッツ状態(戦闘不能から1度だけ復活)を持たないため、粘りが効かず墜ちるときはあっさり撃墜されてしまうため、むしろ前衛向き。等倍耐性を盾にガンガン攻める空母・戦艦から、脆さを承知で一撃必中を狙う現代航空機へと戦い方も変化している。
そのためヘラクレスやクー・フーリン・オルタのような殿には不向き。
総評すれば「バリバリの宝具アタッカー」。
バーサーカー特有の大火力と脆さが混在しつつ、そこそこ場持ちする前衛向き。
味方からのサポートは必須だが素直な性能で使いやすく、環境さえ整えば凡その敵を斬焼せしめるだろう。
関連人物
自分のオリジナルが水着になった姿。サバフェスで彼女に勝つべく同人誌執筆に励む。
普段からそうではあるが、それに輪をかけてお姉さんぶることには辟易し、口では相も変わらず容赦なく罵るものの、上記の通り本来のアヴェンジャー時よりは態度が軟化している。
主人公、マシュ・キリエライト、ロビンフッド、牛若丸(水着)、茨木童子(水着)
ハワイの異変を調査に来たカルデアメンバー一同。サバフェス参戦時には、特異点解決を兼ねて彼女の同人活動のアシスタントとなった(茨木のみ途中参加)。
サバフェスのためにいろいろ世話になった面々。
サバフェス優勝候補。
反則スレスレな手段も辞さずあの手この手で必ずトップをかっさらっていく、オルタにとってサバフェスのラスボス的存在と化している。
一応の妹的存在。上記の通り軟化しているからか、日差しの悪さが身体に悪いということに気を遣ったり、先導する様な言動を取ったりと、心なしか普段より姉らしくなっている。
その他
実装が発表された大いに沸き立った一方、イベントの元凶がフォーリナーと判明した途端、「何の嫌がらせだコレは」「クラスを変えてバーサーカーで殴ればいいとは流石はオルタちゃん」「ポンコツ具合が悪化してませんかねぇ……」と、いろんな反応が返ってくることになった。
芸術センスについてだが、『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』で概念礼装「モナ・リザ」を粗っぽくもほぼ完コピしていたことからわかる通り、かなりの画力とセンスを持っている。
かつてオルタちゃんの記事に「黒髭氏に会わせてはいけない……」と言及があったが、まさかの公式となってしまった。
なお戦闘モーションや宝具演出に某霊能力バトル漫画の影響が見受けられる。因みにオルタは通常ver.時「読み書きが出来るように勉強した」と言っていたが、そのための資料が漫画だった様子。
オリジナルとなったジャンヌの史実での脳筋的な側面からバーサーカークラスでの現界を予想するマスターは結構いたが、今回、オルタの水着バージョンという形で実現した。しかし、蓋を開けてみればそこまで狂化してるというわけでもなかった。
どちらかというと姉の方がよっぽど狂化している。
関連イラスト
実装以前に投稿されたものにもタグ付けされている。