『千の偽り、万の嘘♪』
概要
リュウタロスとほぼ同じタイミング(厳密にはリュウタロスの方が僅かに先)で良太郎に憑依した、青色のイマジン。良太郎が持つ『浦島太郎』に出てくる海亀のイメージが具現化された姿とのナオミの推測に基づき、モモタロスに命名された。
一人称は「僕」。
武器は両端に六角形の刃を備えた棒・ウラタロッド(槍ではない)。鬼ヶ島の戦艦ではゲルニュートの振り回す刀を奪い取ってチャンバラする一幕もあった。
特異点の特性を知り、それによるメリットを狙って(デメリットも承知の上で)良太郎に憑依する。
冷静沈着で頭の回転も早いが、かなりの自信家な上にキザで女好き。更に嘘をついて人を騙すことを好み、口八丁で周囲の人間を手玉に取る詐欺師のような性格。決めゼリフは「お前(達)、僕に釣られてみる?」。魚や釣りを用いた喩えが多く、相手を手玉に取ることを「釣り」と称する。相手を翻弄したり情報を引き出す術に長け、ピアノや華道など女性に受けが良さそうなことは何でもそつなくこなす器用さも持つ。
当初モモタロスとは犬猿の仲(先に良太郎に憑いていたモモタロスを「センパイ」と呼ぶが敬意はない)だったが、次第に緩和される。自分なりのプライドは持ち合わせており、デンライナーから強制降車させられかけた自身を救った良太郎には協力する。他人を手玉に取る反面、リュウタロスに対して世話を焼く等、面倒見がいい面もある。自分が他人に引き込まれる=釣られることは好まない。
良太郎以外の人物に憑依することが多く、桜井侑斗、野上幸太郎、門矢士、光夏海、次狼、仮面ライダーG3、海東大樹と2018年現在憑依人数は最多である。
なお本人の性格上、女性に憑依するのは好みじゃないそうだ。(夏海に憑依した際の台詞より)
「平成ジェネレーションズFOREVER」では良太郎に憑依した状態で登場。
助け出したアタルに対して仮面ライダーの存在を語り、「歴史とは記憶=ライダーを覚えている人がいる限り、ライダーは幻にはならない」と諭した。
そして仮面ライダージオウ電王編でも侑斗や他のイマジン共々再び登場。
しょっぱなからツクヨミに対し「おや、かわいいお嬢さん。ちょっと僕とお話ししない?」とナンパ風に話しかけていた。
余談
遊佐氏はこれ以前にもハイパーバトルビデオでにせアギトやガタックゼクターを演じているほか、後に『仮面ライダードラゴンナイト』で仮面ライダートルクを吹き替えている(最も、ドラゴンナイトの吹き替え声優は全員仮面ライダーシリーズに一度は出演しているのだが)。
関連イラスト
仮面ライダー電王ロッドフォーム
憑依体
関連タグ
仮面ライダー電王 電王 ロッドフォーム クライマックスフォーム 仮面ライダーNEW電王 イマジン
九条貴利矢- メインカラーやモチーフこそ違うが嘘で情報を引き出したり相手を翻弄する、観察眼に優れている、一度消滅したものの復活するなど共通点が多い。
仮面ライダーX - 水中戦が得意で棒術の達人という類似点がある