図鑑データ
「クマー。よろしくだクマ」
概要、出撃するクマー!
史実の「球磨」をモチーフとした軽巡洋艦娘。
名前の由来となった球磨川が同じ県にあるからと言って営業部長のゆるキャラとか、San-xのキャラクターとか、某夢の国のキャラクターとかアスキーアートの熊は関係はないはずである…………が、誰かがやると思ったネタイラストがpixivにおいて確認されている。
これはこれでカワイイ。球磨ちゃん恐るべし。
ちなみに、三隈や阿武隈とは別にクマー仲間というわけではない。
容姿に移るクマー!
栗毛色の髪とバネのようなアホ毛、そして語尾に必ず「クマ」がつくのが特徴。
艤装としてモデル艦の特徴である先端の膨らんだ三本煙突(球磨型の煙突の特徴であり、妹の多摩や木曾も装備している)にアーム接続された14cm単装砲一基と水偵射出カタパルトを纏めたランドセルを背負い両足先の装甲外側に連装型魚雷発射管一基ずつ装備。
この魚雷発射管の使い方については、艦これアーケードでのポーズがあざといと一部で話題になっているようだ。
祭りだクマ~
性能面は優遇されている(後述)一方、グラフィックに関してはまったく音沙汰がなかった。
しかし2015年9月25日の更新で、念願の限定グラフィックが実装された!!
提督「誰だお前はっ?!」
その美少女っぷりに提督諸氏が度肝(とハート)を(撃ち)抜かれた。
UGUME氏の練度向上もあって、普段の球磨らしさを残しつつ数段グレードアップして帰った来た。ついでにアホ毛もパワーアップしている。
白地に赤い牡丹柄の浴衣を、緋色の帯と小金色の帯留めで着付けている。
下駄は赤い鼻緒の黒塗りで、限定グラフィックを同時実装された多摩とお揃いだ。
鉄色(暗い濃緑)のリボンがチャームポントだが、球磨の茶髪と合わさると先に浴衣姿になった二水戦隊長っぽくも見える。
背中にいつも通りに艤装を背負っている一方、右手に深海棲タコヤキ艦戦型のヨーヨー風船を持ち、左手に大きなクマの顔の綿あめを持っている。まぁ綿あめは可愛いからいいのだが、……名取の金魚といい深海連中は夜店に出稼ぎにでも来ているのだろうか?
中破時にはしゃがみこんで涙目になり、艤装も落伍している。
右脚の布地が破れ、右肩もはだけて露出しており、可愛らしさの中に色っぽさもあるという、なんとも贅沢な仕様。はだけた襟からちょっと覗く脇と北半球もポイントが高い。
なおタコヤキ艦戦ヨーヨーはというと、破れて眼が「×」になっている。……まさか生きていたのか?!
一部の提督は彼女の美少女ぶりを「一世代前のギャルゲーのメインヒロイン」と形容している。
同時に限定ボイスも実装されたのだが……
「クゥ~マ~、クマ、クマ♪」
どう聞いても鳴き声です。
運営からも「鳴き声」とはっきり言われちゃっている……。
ただ祭りに上機嫌で出かけているご様子で、その可愛らしさの中に妙な中毒性がある。
恐るべし、球磨ちゃん。
メリクリだクマ~
そして翌年の12月9日、恒例となったクリスマスmodeの一隻に新規参加!
真っ赤なサンタコスチュームに身を包んだ、愛くるしさMAXの美少女となった。
頭の帽子からは相変わらずアホ毛が大いに主張しており、肩からファーの付いたポンチョを羽織り、胸元には大きなベルと淵に金のラインが入った緑のリボンを飾っている。
足回りは茶色のロングブーツに白のストッキング、スカートとの間にはお約束の絶対領域を完備。
艤装も、檣に電飾と飾りを付けてツリー風に仕立てている。
前屈みで巨大なプレゼント袋を引っ張る姿は、まさに美少女サンタ!!
中破時には何故か満面の笑みで、こちらにプレゼントを渡してくる。
だがそれがかわいい。
恐らく「損傷はしたがプレゼントは守りきった」という、達成感からの笑顔なのかもしれない。
……が、その袋から飛びているナマモノはもしや鮭か、いわゆるSalmonなのか?
性格を選ぶとはいい選択クマ!
元気で意外と勝気。被弾すると「うお"ーっ?!」みたいな独特の鳴き声をあげる事がある。
語尾もあってコミカルな印象を受ける。大人しくて控えめな多摩とは対照的。
また、超個性派な姉妹たちを束ねる長女・「球磨おねーちゃん」として描かれることも少なくない。
なお、語尾を取ると武人肌のイケメンになるという説がある。
性能発射クマー!
マスコット的な扱いをされることが多いが、性能的には長良とともに軽巡トップクラス。その性能は銀レアの中では比較的入手しやすいものの、高レアリティ・高燃費の阿賀野型や軽巡改二勢を上回り、サービス開始当初は重巡洋艦である古鷹型さえ凌駕していた(これは当初の古鷹型のステータスが低すぎたという面もあるが)。
神通改二の登場で最強の座こそ譲ったものの、依然として入手しやすさに関わらず改二相当の性能である点に変わりはない。「意外に優秀なクマちゃん」と呼ばれているらしい(本人談)のは伊達ではない。一部からは長良ともども「やわらかい神通改二」とも呼ばれ、イベントで神通を決戦用に温存するために、戦況・戦略に応じて前半の難所を彼女に任せる提督もいる。
17年12月のアップデートで直妹の多摩に改二が実装され、球磨型でただ一人改二未実装となってしまったが、それでも実用レベルで強い。甲標的や水上機の運用能力などの特殊能力はないが、純然たる攻撃艦としては十二分に活躍できる。
序盤から手に入りやすい、それでいて高性能、そしてかわいい。
球磨……恐ろしい子!
ただし、ドロップでの入手は海域によってムラがある模様で、場所を選ばない多摩、木曾よりは多少レア度が高い。流石一番艦。
とはいえ球磨型には、よりレアな北上、それを超える大井がいるため、気になる程ではない。
なお、この能力については「ネームシップ補正」と言われることもあるが、他艦種のネームシップや、同じくネームシップ軽巡の川内(改二前)にはこれほどのアドバンテージは与えられておらず、長良と共に議論のネタになることもある。(※)
※性能調整について
- 彼女を含め、長良・名取の三隻は序盤から入手可能。
- その割に火力を中心とした性能が妙に高い。
- 諸説あるが、概ねは「初期調整が甘かったからでは?」という見解は有力視されている。
- また運営本体も、艦娘たちの性能を安易に下方修正しないことを宣言しているため、この三隻に対してテコ入れが入っていないとも考えられている。
- 通常海域では活躍の幅が狭い軽巡だが、EO海域・イベント海域の攻略では要所で必要となるため、改二軽巡のいない提督にとっての救済処置となっているところもある。
姉妹艦だクマー!
余談だクマ!
「意外に優秀な球磨ちゃんって、よく言われるクマ」というセリフがあるが、これは球磨と関わりのある人物がそれにあたる。
昭和17年11月14日に球磨の艦長となった横山一郎大佐(後に少将)。この艦長は軍に入る前はイェール大学に留学し、駐米大使館附武官となるなど、英語に精通していた。
また、大佐自身は艦長になる事を目標にしていたという。
もしかしたら、球磨も英語が得意分野なのかも……という可能性も想像に難くない。
史実を見るクマ?
詳しくは、球磨(軽巡洋艦)の記事を参照。